BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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無題
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 しかしここんとこ……、
 いっこも晴れへんやんけワレどないなっとんねんエエ加減にしてんかどんならんで。



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 そんなわけで、

 きのうの夜っていうか早朝、
 もう寝よかってときに、
 なんとな〜くたわむれに巻いた、
 おやすみまえ癒しの2本です。

 まずは、

 ブルージェイの肩羽根をハックリングしたソフトハックル。
 名前は「カケスお染金シャチ」……いま考えてんけど。

 それから、

 スレッド以外はボディもなにもかも全部コック・デレオンのハックルで巻いたスピナー。
 名前は「レオパード・パティキュラ」……もちろんいま命名。

 全体のサイズと色調から、
 フタオカゲロウの類のダンやスピナーを問わず、
 スペント状態で流下する様を暗示したドライフライです。

 ……な〜んちゃって、
 そんな効能書きも、
 たったいまこじつけてみた。

 あくまでも、
 ぜんぶレオンの羽根で巻いたってところで悦に入ってるので、
 虫がどうとかこうとかは……二の次。

 そんな、
 お戯れフライズを気の向くままに巻く時間っていうのも、
 いろんな夢想が頭の中で羽ばたいて、
 なかなかオツなもんです。 

 夏の青空切望しています。
 なにとぞよろしくおねがいします。


Himarayan Gitana
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 この写真を撮ってから、
 しばらくフライを眺めて、
 エイッとヘッドのところにカッターナイフの刃を当てた。

 爪先で、
 ささくれたヘッドからスレッドを引っぱり出して、
 それをそのままビ〜ッとひっぱると、
 まずはチークやサイドに使った、
 マグニフィセント・リッフルバードや、
 ヴァリチェリナ・ギニア、
 グレイピーコック・フェザントの羽根が次々にポロポロッと外れていく……、

 ボディのシルクの残骸は忍びないけれど……、

 高価なプレミアムフック、
 貴重なレア羽根……、
 トッピングもテールも、
 こんなにキレイでリッチなのはなかなか見つからない。

 このフライに使った大小の羽根、
 どれもこれも、
 一枚たりとも無駄にはできない。

 だから、

 ……ココんところをこう巻けばよかったなあ……、
 ……やっぱアッチの羽根使うべきだったなあ……、

 などと、
 眺めるたびに、
 改善の余地と反省点が膨らんでくる……そんなフライは、
 機が熟したときに思い切って解体する。
 
 そんなときは、
 こうなんていうか……気持ちと指先が、
 こうしたレア羽根のムードでギンギンに高まっているとき。 

 というわけで、
 このフライを解体して、
 その羽根の一部をつかって……、
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 紫がかった濃厚な青、
 玉虫色の濃緑、
 まさしく銅色、
 に輝くニジキジの羽根三種そろいぶみ。

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 ヘッドのオーストリッチも、
 さっきのフライのバット部分に使っていたもの。

 なんでか誰も話題にしないけど、
 ほんとに真っ黒で、
 濃密な毛羽立ちのオーストリッチって、
 ここんとこ見つけたことがない。
 
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 フルフェザーウイングの花道、
 Major Traherneの代表作のひとつ「Gitana」のフォルムを土台にして、
 ヒマラヤの宝石ニジキジの羽根を縛りまくった私的ヴァリエイション。

 光のあたる角度によって、
 ムラサキからブルーに変化しながら、
 妖艶に輝くニジキジの肩羽根をメインウイングに据えて、
 グレイピーコック・フェザントの目玉模様をチラッと覗かせてから、
 とどめにゴールデン・フェザントのティペットを5枚!
 これでもかと縛りつけてある。
 
 ストーク部分の暴れん坊ぶりでは、
 反抗期まっただ中で定評のあるティペット・フェザー。
 ちょっとやそっとでは言うことをきいてくれない……、

 まさに、
 一日一枚くくりつけるのがようやっと……、
 イラッと挫けそうな気持ちと、
 なにがなんでも……の狭間で格闘した五日間。

 それにしても、
 タラハーンのフルフェザーウイングのサーモンフライは、
 どれもこれも、
 どうしてこんなにも非現実的作業を要求するのか?……。

 しかし、
 そんなフライたちに共通する、
 その過度な華美を目指した独特のスタイルと雰囲気は、
 ニジキジの妖艶な輝きに、
 なんともいえず調和しているように思えてならない。

 また気分が高まったら、
 タラハーンフライズmeetsニジキジ……挑戦したいです。

 この自己満足作文を綴りながら、
 目の前に置いてあるこのフライをそっと摘まんでみる……。

 蛍光灯の光を、
 さまざまな角度に当てながら、
 ニジキジの羽根の輝きが刻々変化する様子を、
 飽きるのを忘れて眺めていると、
 胸にあふれる蜜の味は、
 いつもどこか切なくさえある。

 もうこの羽根と一緒に、
 どこまでも堕ちていきたい……なんて……、

 ぼく、
 あぶないでしょうか?。
ハッピーサマー・ウルフ
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 ピシピシとスポットを叩いたり、
 アッチコッチにバシバシ打ち込んだり、
 とかくビシバシ打ち返す釣りの場面で、
 いま使っているウルフ系ドライフライのスタイルというかフォルムがこんな感じ。

 ウイングの角度とハックリングが、
 なによりのキモになります。

 写真のは、
 TMC900BLの8番に、
 コリンズのナチュ黒ネックのハックル。

 …ピーコック&ブラックのテレストリアル黄金タッグ素材に、
 紫とか青のワンポイントの組み合わせって、
 なんか効く気がしてしかたがない…。

 という、
 過去の実績に頼る根拠のない思い込みや、
 信じる者は救われる的なところをこじつけつつも、
 やっぱ本音はウケ狙い。

 もう全面的に「これで釣りたい…」気分最優先のフライ。

 真っ青な夏空のした、
 キラキラに輝く軽やかな瀬を、
 スカイブルーなウイングが、
 ドンブラコッコと流れてくると思わず笑っちゃう。

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 「おまえ、ホンマかわいいやっちゃなあ……おおきに」

 ふだんなら、
 バババババッと寄せて、
 フックつまんでクイッと放すようなサイズでも、
 こんなフライで釣れるとずっと忘れないサカナになる……のもたのしい。

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 若草色のウイングは、
 シルバーバジャーのハックルで飾ってみました。

 話しは変わるけど、
 カーフテールの先っちょ部分って、
 スパースに巻きたいヘアウイングのストリーマーやサーモンフライに使うと、
 あのちじれっ毛具合と透明感がなかなかでっせ……、

 なんて、

 「アンタ、なんでこんな色のカーフテール買ったのよ?」
 という疑問にお答えしつつ、
 さりげなくお役立ち情報みたいなのも盛り込んどいて、
 あほ丸出し記事のフォローにしつつ、

 今夜はこれでおしまいです……おやすみなさい。 

 
残暑だ孔雀だ底光り祭り ウエットフライ編
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 ピーコックボディのスタンダードウエットフライ定番のひとつ「ガバナー」。

 の、
 私家版バリエイション。

 ボディ後端の赤のシルクスレッドは、
 マーカーで着色したスレッドで代用、
 それをバットというよりもタグ状に、
 みじかくこじんまりまとめてみた。

 そのさきっちょに、
 金印がほんとにチラッとのぞいている。
 パッと見はわからないくらい。
 しかし、
 晴れた日の水中では、
 意外なほど印象的に映るアクセント。

 ウイング→ヘン・モナルフェザント…ニジキジの雌のセカンダリー・クイル。

 ハックル→茶色染めブラックレースのヘンネックひと巻き。

 ピーコックのボディは、
 シャンクに巻きつけるというより、
 ダビングに近い作業で巻いてある。

 ので、
 少ない本数でほど良いバルキーボディ、
 そしてほつれにくい。

 でも、
 こういうのはオリジナルとは言わないよ……、
 バリエイションもしくは私家版アレンジってところ。
 この感覚をはき違えると……なんか軽いし野暮だな〜って感じがするねんな。

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 「ガバナー」私家版バリエイションもいっちょ。

 昨夜取り上げた、
 コック・デ・レオンのルースターとダン色ヘンのセカンダリー・クイルを使ったスタイル。

 左の男の子は、
 オリジナル指定の赤バットに、
 マジェンタ染めのレオン・ヘンネックのハックルまるっと全開巻き。

 右の灰色熟女は、
 ターコイズ・ブルーのバットに、
 淡いダンがかったレオンのヘンネックぱらっと全開巻き。

 これらのレオンのクイル材は、
 「これ、アイツにプレゼントしといてくれない?」
 との博士のご好意で、
 チキラーの灼熱のニワトリ男が、
 「あのさ、この羽根どう思う?」の打診も添えて、
 ことずかってきてくれたもの。

 あ、
 チキラーっていうのは、
 文字通りニワトリ羽根・ラブな人々ってことね……。

 というのはおいといて、 

 これらの羽根が我が家に来たのはちょっとまえ、
 いや、
 だいぶまえの話しになるねんけど……、

 チンタラチンタラこんなのとか巻きながら、
 アッチコッチでことあるごとに投げながら……、
 さんざん遊んで五つ星認定してから……、

 「アレええわ〜、ええよ〜、めちゃおもろい!
 だ・か・ら〜…お・ね・が・い・ね……博士にもくれぐれも言っといてね」

 囁いときました。 
 …ハートマークばりっと全開丸投げで…なので期待しときましょうね。

 
 というわけで、
 今夜の孔雀とレオンな気分でお別れのフライは……、

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 シルク地に、
 ピーコックの段巻きボディがオシャレな「ハーディズ・フェイバリット」

 の、
 私家版アレンジを5態。

 上から順に、
 スインフォウ・フェザント雄のウイングに、
 赤シルクもじゃ巻き毛羽立ち仕様。

 その下が、
 ターキーの赤グース・ファイバー1本入れウイングに、
 スカイブルーのボディ。

 そして、
 レオンのオス、
 メス、
 灰色メス、
 の各セカンダリー・クイルのウイング。

 フックはTMC760SPの10番〜12番。
 
 左側においた孔雀の濃緑ヒマワリ、
 フライの大きさとくらべてみて……かいらしいやろ?。
 
コック・デ・レオン クイルウイング材アラカルト
 というわけで、
 昨夜のつづきを……。

 コック・デ・レオンのウイング材を2種類ご紹介。

 本邦初公開ですぞ。
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 左がヘン・レオンのダン色のウイング。

 右がオス。
 ルースター・ウイングとなる。

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 ダン色ヘンのセカンダリー・クイルのアップ。
 ファイバー先端部を中心に、
 霜降り状の濃淡が入り混じっている複雑なダン色。

 バギー・アピアランスですな。

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 ルースターのセカンダリー・クイル。
 濃緑にテカる黒褐色とマダラの調和。

 底光りの魅力。

 現在出回っているヘン・レオンのマダラ模様同様に、
 これらも個体差が激しいのは確実だが、
 大筋での特徴は共通しているはず……。

 で、
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 三羽レオン見参。

 左からそれぞれ、
 ルースター、
 ヘン、
 ダン色のヘン、
 のセカンダリー・クイルをウイングに使ったフライ。

 三本とも、
 タグの部分のほんの小さな金色以外は、
 ボディも含めてすべてレオンの羽根で巻いてあるシンプルなウエットフライ。

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 このタイプのフックをウエットフライに使うのは、
 まずはなにをさておきカッコイイから。

 また、
 ローウォーター気味に巻くと、
 より雰囲気が盛りあがるだけでなく、
 サカナからフックを外しやすい……、

 という、
 ジョーダンのようで本気な本音も語りつつ、
 
 ダウンクロスでスイングさせる方法で、
 このフックを使うことはほとんどない。

 たとえば、
 一般的な山岳渓流の平瀬を、
 アップやクロスで張らず緩めず……、

 もしくは、
 小さな落ち込み岩の陰スポットなんかで、
 ツツツ……としながら、
 モワンッと水面下でフライに出た魚体が翻るのがよく見える……、

 といった、
 リーダーもティペットもラインも、
 たるんでいるけど、
 余裕をもってアタリを感知、
 そしてアワセられる状況だと、
 このフックに巻いたフライの気分。

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 ルースターのセカンダリーを、
 バーチカル状のウイングにしたスペイ風6番。

 ボディはピーコック青光り添え。
 ハックルはルースター・サドル。
 スロートはブラックフランコリン。

 スペイ風だけどウエイテッド。

 岩盤キワッキワのエグレに、
 上流に向かって投げて流れに乗せ、
 フワ〜〜ッと自然な感じで流し込みたいフライ。

 エグレの奥にひそむ岩窟王魚に、
 心からの下心をこめてお届けです……。

 かしこ
 
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