BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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BOOM IT UP
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 早上がりした釣りの帰りに、
 ちょい寄り道の良い眺め。

 「おじいさん、クララが立った!」

 少女の、
 そんな歓声がこだましてきそうですね。

 こんな景色が、
 近所にごろごろ転がってる季節。

 浮き立ってます。


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 ミドリカワゲラの翅の色と質感を指して、
 「タバコのケムリのような色」
 と表したのは島崎憲司郎さん。

 本題とは関係ない余談ですが……、
 みたいにサラリと流すようにおっしゃっていたけど、
 「ほんとうまいこというな~」と脱帽。

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 きょうはニンフしかしない、
 と決めてドライフライなど他のボックスは家に置いてきた。

 なのであいにく、
 ミドリカワゲラを模したフライの持ち合せがなかったけれど……、

 ニンフボックスの片隅にコレがあったのじゃ。
 マンモスラッキーなのじゃ。

 10年くらいまえに富士山の麓の湧水の里川にて、
 シマトビケラの仲間の流下のときにつかっていたスパークルピューパ16番の残党。

 バンク際の筋に定位して、
 ずっと浮きっぱなしで、
 右に左にノリノリでライズを繰り返している、
 もう明らかにミドリカワゲラしか眼中になくなっているのだろう状態のニジマスに、
 けっこう確信を持ってスパークルピューパ16番をソッとおとどけ。
 
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 やや逆光気味の角度でフライを見てみれば、

 細身のアンダーボディを、
 スッカスカでフワッとくるんだスパークルヤーンの透明感。

 もともとはカディス・ピューパの脱皮殻の皮膜を表現して巻いたけれど、
 ここではそれを流れに揉まれたミドリカワゲラのクシャとつぶれたウイングとして……見ていただけますか?
 
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 超予感的中超一撃超会心。

 水面におちょぼ口突き出して、
 カプンッなんつって甘~い捕食音たまらんでホンマ。

 ギィーンとリールが鳴って、
 釣り気分がスカッと抜けた。

 透明感って奥が深いな。

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 風がとまって、
 波ひとつなくなった夕暮れの湖面に、
 無数で、
 いや無限に浮かぶユスリカ。

 足元からはるか沖まで、
 もうそこらじゅうでライズ。

 お察しのとおり、
 これがなんともかんともどうにもならない。

 本物が湖面をびっしり覆うように浮いてるときに、
 フライなんか糸がついてるだけで、
 ものすごい違和感。

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 もう意地ですよ。

 あのテこのテでナニして、
 ようやく三日目にして、
 弾かれてばかりで全然フッキングしないんだけど、
 それはそれでイライラするけど、
 昨日までのアタリもカスリもってかんじから一転、
 生命反応ビンビンになってきて、
 「お、ビゼンさん、きょうすごいアタッてるじゃないですか」
 なんつって、
 横で立ち込んで釣っていた、
 この状況をよく知る友に言われてメチャうれしかった。

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 っても、
 ライズの主はみんなオチャッピーなヤング手のひら大。

 ユスリカ呆けしているこの子たちを、
 コンスタントにいじめれるようになるのは至難の業だ、
 が、
 ようやく狙って釣れるかんじになってきてやや溜飲が下がったら、

 つぎはところでキミらのパパやママはどこにおるねん?

 ってなるやん。

 ここからの試行錯誤がまたえらい長かったんやわ。

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 満を持してダディおでまし。

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 6.5X のティペットと18番のフックで、
 重戦車ファイトのダディを2メートル以上の水深からひっぱりあげるのは、
 なかなかのスリリング。

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 たてつづけに超スリリング。
 バシバシッと連続して当たって色めき立つワタシ。

 よっしゃこれでわかった!
 パパもママも一網打尽やでえ、
 とめちゃくちゃエキサイトしたけれど……、

 なぜだか後がつづかない。

 この湖はほんとに甘くない。

 ダカラスキ。

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 ピーコックボディの隙間から、
 オストリッチのフワフワのファイバーがハックルみたいにツンツンしてるのが特徴です。

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 触手ユラユラゆらめくウニみたい。

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 底光り感はまんまヒゲナガのラーバの深緑光輝色そのもの。

 エグイ生命感です。

 いま、
 このスタイルばっか巻きたがって使いたがってるマイブームなボディ造作を、
 シンプルなニンフで巻いたみた作例サイズ12番。

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 コレはさっきのニンフのボディに、
 トッピングでいろいろ盛り付けた作例ウエットフック6番エクステンドボディ。

 いわば、
 「1800年代WC.スチュワートのスパイダーと、
 平成ニッポンのマシュマロ・エクステンションと、
 伝統のテンカラ毛バリ・スタイルが、
 オホーツクの川辺で出会ったあ、
 そして合体……」
 みたいな。

 ワタクシ的に、
 いろんなオマージュこもってるフライなんやで。

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 マジよ~釣れる。

 ともすれば調子こきそうになるけれど、
 調子こいたら釣り運がソッコー逃げるので戒めてます。


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 トロ瀬をドンブラ流れるセミに、
 いきなりダダダダダンッ!と水しぶき蹴散らし激しくもんどりうってヘッド&テイルで躍りかかった。

 いつ見てもアドレナリン噴射のこの光景を、
 ワタシは……白昼の奇跡……と密かに呼んでいる。

 そんな昼間のセミの釣りの余韻に浸りながら、
 友と河原にすわってイブニングライズをぼ~っと待っていたとき、
 いきなり唐突に、
 「ヤツは、まるで大海のホホジロサメのようにオレのセミに襲いかかったのだった…ちゅ~かんじやったやんな?さっき」
 とあらたまった文学調で語ると、
 なぜかすごくウケたのでうれしかった。

 セミの釣りはアゲアゲになるよねど~しても。

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 そんなオレ様のハルゼミ2018年度版。
 

 はああんもう、
 やりたいこと試したいことありすぎて……ものすごく切な愉しい。


虹色吐息
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 この仙人ちっくな木彫りは、
 いつ、
 どこで、
 どのようないわれで、
 どなたが彫られたものかはまったくわからない。

 齢20代前半のころに購入したので、
 かれこれもう30年にもわたって、
 ずっと我が家におられる。

 そのあいだ、
 何回も引っ越しした。
 そのたびに、
 この仙人サマはかなりぞんざいに梱包されて、
 ワタシと共に各地を転々と流浪してきた。
 
 そして、
 あたらしい住居に移り住むたびに、
 スピーカーのうえとか、
 アンプのうえとか、
 レコード棚のうえとか、
 我が家の中心となる場所に置かれて、
 ずっとワタシを見下ろしてこられた。

 とはいえ、
 とくにありがたがるわけでもなく、
 それほど大切にもせず、
 なんとな~く。

 30年間というと、
 そりゃあもう人並みに、
 いやむしろ自分からすすんで、
 いろいろアレコレさまざまあったわけだが、
 この仙人サマはそのすべてを見てこられた。

 これからもワタクシの喜怒哀楽、
 なにもかもすべてを見ていただくことになるのでございましょう。

 仙人サマを購入したのは、
 忘れもしない日光中禅寺湖のほとりにあったお土産屋さんだ。

 大学を卒業して、
 東京で働きはじめて2年目くらいだったか、
 なんしかヤング超フレッシュ。

 Red Dragon - Hol A Fresh あのころアホなラガマフィンぼくらの青春アンセムチューンその1

 当時は釣りより華のお江戸でとにかく仕事に夢中80年代後半バブル真っ盛り。
 その年の春、
 ものすごい久々に学生時代の友人と再会して、
 いっしょに中禅寺湖に釣りに行ったけれどなにも釣れず、
 その帰りに立ち寄った土産物屋さん。

 このテのいろんな木彫りがズラッと並んでいる一角があった。
 どれもこれもあまりなジャンクっぷり。
 逆に興味がわいて、
 「こんなん、誰が買うんやろ?」
 などと友人と話しながら眺めていると、

 どこからともなく小柄なご老人がスーッとぼくらの横にやって来た。
 そして、
 思惑ありげに我々にむかって無言でニッタアとほほ笑み、
 棚に並んでいた木彫りたちのなかからこの仙人サマをおもむろに掴むと、

 軍手をはめた手で、
 仙人サマの長~いオデコをにぎるやいなや、
 いきなり猛然とシコシコシコシコシコシコシコ上下に擦りはじめた。

 お爺さんは、
 なにも言わず、
 ただ恍惚とした微笑みをうかべて、
 オデコをシコシコシコシコシコシコシコシコこすった。
 そして、
 その様子を見て、
 (……うおおおおおおおおおなにすんねん?……)
 唖然とするワタシを、
 上目づかいにゆっくり見上げると、
 お爺さんははじめて口を開いた。

 「これ、すっごくイイんだよぉ」 

 そしてお爺さんはまたニッタアと微笑んだ。

 その瞬間、
 ビビーとなにか外部から発せられた電流が脳に直接突き刺さった、
 みたいなかんじがして、

 「ボク、それ買います」

 そのとき、
 横にいた友人がおもわず、

 「えっっ?うそっ、買うのっっ???」

 と言った。

 お爺さんはそんな失礼を意にも介さず、
 仙人サマをレジに持っていって紙袋に包んだ。

 そして、
 「ときどきフキンで拭いてやってね、そうするとピカピカになるから」
 と言った。 

 こうして、
 仙人サマはワタシのところにやって来られた。


 その日、
 東京に帰る高速道路にて、
 友人が運転するクルマの助手席にすわって、
 紙袋からこの仙人サマを取り出してしみじみ眺めながら、
 まるで、
 催眠術から覚めたような、
 術がとけた、
 みたいな気分になって、

 「オレ、なんでコレ買ったん?」

 と、
 友人に問うた。

 「しらね~よ」

 と、
 友人は笑った。

 お爺さんの術も込み込みで、
 仙人サマを購入したことにまったく後悔はないし、
 いまは気に入っている……。

 ご縁だったんですね。

  Super Black - Deh Wid You (Jammys)
 horse Tonic admiral bailey

 ちなみに、
 その友人は学生時代「アザラシの子供」と呼ばれていた。
 命名したやつのセンス秀逸やとおもった。

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 というわけで、
 ここんとこ「一世一代見てくれオレの生き様ここにあり」とでも言いたいヘビー級フライがつづいておりましたので、
 今回は、
 スキップスキップランランラン♪夢見るファンシー姉妹フライズでえすキャハ。



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 このまえ、
 テレビで観てんけど、
 いま、
 ナウなイケてるヤングのあいだで、
 ヴィヴィッドでラブリーな虹色レインボー・カラーなオシャレが最先端ひっぱりだこなんやて?



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 オッチャンなんかなあ、
 もうず~~~~っとまえから、
 こんなんばっかよ~けこしらえてんねんぞ。

 色とりどりのお花たちが今を盛りに咲き乱れる季節、
 晩春の雨上がり、
 大自然のお花畑の天空にかかる虹ってイメージでえすシャランラー♪ from オホーツク地方。

 スイマセンちょっと調子に乗りました。

 ご自愛ください。
 Sanchez - Loneliness

Sir Moses の十戒
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 やればやるほど、
 あとからあとから色んな課題がでてくるフルドレス・サーモンフライの製作工程のなかで、
 もっとも難しいとおもうのは、
 もうなにをさておき、
 じぶんにとっては幅広なメタルのフラット・ティンセルをビシーッと隙間なく均一に巻くところ。

 一見なんのことはない作業にみえるけど、
 微妙なテーパーをかけたボディを太くすればするほどに、
 その難易度数は飛躍的にアップ。

 が、
 葉巻のように丸々としたボディ全体を、
 金のティンセルでくまなく覆うことができれば……、

 その存在感たるや、
 まるで金の延べ棒のよう。
 
 そしてそのうえに、
 フワッと柔らかな、
 自然の神秘を凝縮したような美しく可憐な小羽根を、
 一枚づつ慈しみながら、
 いくつもいくつも重ねていくと、
 このようなボディが出来あがる。

 たまらんもんがある。

 ああんもう大上段でゴメンねここは自画自賛させてネ。

 そしてそんなボディのうえに、
 でっかいグリーンマコウの肩羽根をドンと据えて、
 白黒マダラ模様が鮮烈なマンダリン・ダックを重ね、
 厳選に厳選を重ねたピンピンの特大コティンガをチークに添えて、
 ドキッとするほど長くて色濃いトッピングとホーンを巻き止めた。

 どれもこれも、
 このときのために大切に保管していた羽根たち。

 完成した姿を一刻も早く見たくて逸る気持ちをグッと抑えながら、
 ことさら慎重に進めてきた作業も、
 とうとう最後の工程となった。

 あとは黒のオストリッチをヘッドに巻いて、
 ウイングの余りのストークをカットしたら完成。

 なんだけど、
 ここで巻く手が止まってしまった。
 
 あんなに「はよ出来あがったところが見たい」と思っていたくせに、
 二日間このままの状態でひたすら眺めた。

 もしどこかやり直すならこれが最後のチャンス。
 ヘッドを巻いてしまうと、
 もう修正できない。
 これでよしとおもえるかどうか、
 何度も自問自答。
 
 そしてなにより、
 完成してしまうのが惜しいとおもった。

 だって、
 これから先、
 そっくりそのままコレと同じフライを巻けるときが来るとは思えないんだもの。

 あえて、
 一世一代のフライと言わせてください。

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 Sir Moses a.k.a Phoebus

 トラディショナルなフルフェザー・ウイングのサーモンフライのなかでは、
 個人的にフォルムも色調もネーミングも、
 なにもかも別格におもっている、
 チャテラーと並ぶタラハーン・コレクションの傑作。

 サイズはパートリッジのフック8/0よりもひとまわり大きく、
 かつロングシャンク。
 規格外かつ迫力満点の巨大さだ。

 一世一代なんて仰々しい大げさを言ったのは、
 この古典に指定されている激レア希少素材を、
 これから先、
 このサイズとこのクオリティのもので入手できるとは、
 時代的にも世情的にも、
 そして愉しみだからこそ公明正大でありたい自分の心情としても、
 またさらに下世話なことをいえば経済的にも、
 今後もうないだろうとおもうからだ。

 という、
 「いつか期が熟したら…」とずっと大切に仕舞いこんでいた、
 まさにあとがない貴重な素材を惜しげもなくズビズバつかっただけでなく……、

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 ゴールデンフェザントのトッピングとともに、
 フルドレス・サーモンフライにはぜったいに欠かすことのできない黒いオストリッチ。

 野暮丸出しでオストリッチに失礼なこというけど、
 はっきりゆうて、
 このフライにつかった他の素材からくらべたら、
 入手はきわめて容易かつ、
 どんだけお財布にやさしいことでしょう。 
 桁がひとつふたつ少ないですよ。

 写真のオストリッチにいたっては、
 大昔にお店を閉められたとあるプロショップのオーナーさんが、
 「コレ、もういらないから、たのむから在庫ひきとってくれ」って、
 どっさ~と束にして半ば強引に送りつけてきてくれたなかの一本。
 ぜんぶで何本あったか忘れたけど、
 色とりどりもてあますくらい大量。

 どれくらいの量かというと、
 友人にサンバ踊るお姉ちゃんがいたらプレゼントしたいくらい。
 宝塚歌劇団に寄付しよかとおもったくらい。
 そんなオストリッチの束のなかに紛れていた一本。

 で、
 ちょっと聞いてくれる?
 この一本を、
 15年くらいまえのフルドレス・サーモンフライ・タイイング超シロート駆け出し修行時代に、
 「あ、これ練習用にちょうどいいや」ものすごい軽い気持ちで気楽につかっておったわけです。
 バッツンバッツン切り刻んで無駄つかいしながら……。

 んで!
 バンバン巻いてガンガン練習して、
 片側のいいとこぜんぶつかいきって、
 反対側もガンガンつかって、
 なんだかさびしいかんじになってきて、
 ちょっと惜しいなって気分で、
 「ここらでちょっとほかのオストリッチもつかお」
 ここでようやくほかの黒いオストリッチを引っ張り出してみたところ……、

 当時、
 数十本はあった我が家の黒いオストリッチの仔細を見てみれば、
 ない、
 まったくない、
 ぜんぜんない、
 ないったらない!
 このオストリッチに匹敵するクオリティのやつが……ない。

 こんなのいっくらでもあるとおもっていたのに、
 なんとしてもない。

 「ひょっとしてボク、えらいことしてしもたんとちゃうやろか?」

 無知ほど恐ろしいものはない。

 そしてはじまった、
 理想の黒いオストリッチを探し求める終わりなき旅。

 業者さんが「これ最高品質だから」と自信満々でおっしゃったのも大人買いした。
 たしかにすごく良いお品でした。
 これまで国内外問わず立ち寄ったショップに良さげなのがあれば、
 それも大人買いしました。
 それもたしかにそこそこ良いお品だった。

 きっと、
 なにも知らなければこれらのオストリッチで充分満足していたことでしょう。

 でも、
 知識も経験もほとんど白紙のスタート時点で、
 あろうことか「ぶっちぎりの最高クオリティ」を知ってしまった、
 というのはある意味とっても不幸。

 いまだ、
 最初の第一歩でつかったオストリッチを越えるどころか、
 肩を並べられるクオリティのものには出会えない。

 そんな稀有なオストリッチを、
 そうとは知らずぞんざいにバンバカ使い倒してしまったこの無念。

 この痛恨の想いなんとしよう……。

 深夜、
 このオストリッチのファイバーをそっとつまんで、
 いっぽ~ん、
 にほ~ん、
 さんぼ~ん、
 と女々しく数える切なくも恨めしい夜をいったい何度過ごしたことでしょう。
 無知な自分への怨念ひとしお。
 四谷怪談の番長皿屋敷のお岩さんもドン引きです。

 嗚呼無情、
 あっちゅうまに数えられちゃって、
 もうこんだけしかあらへんがな……。

 と、
 そんなオストリッチを「あまりに惜しくてもうつかえない」と封印してしまったのが、
 忘れもしない12年前のことでございました。

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 いま、
 封印を解いた。

 な、
 真っ黒やろ?
 ものすごい真っ黒やねん超ブラック。

 で、
 むっちゃ密度こゆいねんワッサワサ。
 しかもオストリッチのフリューにコシが感じられるねん。

 ほんで、
 グルグルっと巻くと、
 濡らしてもないのにフリューが勝手に後方になびいてビッシーッと整然と並んで、
 ビタッと逆三角形の理想形になるねん。

 だもんで、
 特大のコティンガやインディアンクロウやトウキャンの羽根が、
 ただでさえすんごい存在感やのに、
 さらにグワッと立体的に浮き出て迫ってくるように見えるねん。
 しかも、
 金色のボディがひときわビッカーッと引き立つねん。
 まさに相乗効果。

 そんなオストリッチつかうんやから、
 気合の入れ方も尋常やなくて、
 ウイング根元の下に巻き止めたインディアンクロウが、
 ありがちな体裁でウイングに覆われて隠れてしまうのではなく、
 この部分もはっきりくっきり見えるように腐心した。

 たかがオストリッチ、
 されどオストリッチ、
 最高のオストリッチ求めて三千里。

 希少エキゾチック・レア羽根素材探索の旅は、
 じぶんのなかではもう落ち着いた感がある。
 それよりも、
 いま我が家にある羽根たちを随時ぜんぶカタチにしていきたい、
 という焦燥感にも似た気持ち。

 な・ん・だ・け・ど、
 オストリッチ探索の旅はまだ終わってないのです。

 なぜなら、
 クラシック・スタンダードを巻くにせよ、
 フリー・スタイルではじけるにせよ、
 これがないとはじまらないからだ。

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 と、
 このオストリッチをバッサバサ気楽にカットしていたあのころ、
 フルドレス・タイイングにハマッたばかりのころ、
 まさかこんなのが自分でも作れるなんて夢にも思わんかった。
 
 そしてその緊張感や達成感を、
 ぞんぶんに愉しんだ。

 ドリームズ・カム・トゥルー。

 ボディ末端からヘッドの先っちょまで、
 深く満足。

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 グリーンマコウのメインウイングにのせた、
 マンダリンの黒いバーがあまりに鮮やかで鮮烈で、
 脳がクラックラする。

 見つめていると吸い込まれていきそうブラックホールみたい。

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 今年の早春から晩春にかけて、
 ずっとやりたかったことが存分にやりまくれて、
 ほんとに満たされ充実していた。
 いつも気持ちのどこかが高揚しているようだった。

 と、
 そんなおり、
 南国土佐からいつもの嬉しい春の便りが届きました。

 そろそろ、
 アドレナリンどばどばの引きこもりから気分をかえて、
 バカ長履いて、
 お外にでかけて、
 こんどは水辺でアドレナリンぶっぱなしたいところです。

 ひさびさの晴天に、
 釣りごころ疼き気持ちが逸る本日でした。

 これから風呂入ってニシン焼いてトマト食ってリールに新しいフライライン巻いて、
 そんでもって黒いオストリッチをふんだんにボディに巻いたでっかいヘビーウエイト・ニンフ巻くで~。

 なんちゅうても、
 諸事情により黒のオストリッチの大中小いずれも在庫ハンパないので使い放題です。
フライフイッシャー誌春号のオホーツク通信補足版とか…
 2月から3月にかけて、
 東京やら大阪やら内地巡業から帰宅してから最近まで、
 ひたすらにフルドレス・サーモンフライ製作に没頭しておったわけですが、
 それと並行して、
 このブログをはじめた12年前くらいからたまりにたまった写真を整理するというか、
 いちから見直しております。
 
 内地にていろんな方々とお会いしてお話したりなんかしてすっかり感化され、
 このまま寂寞と日々の流れにナチュラルドリフトするままではいかがなものかと、
 ここらでいっちょフラッタリング逆引きリトリーブ、
 ちょっとはジタバタ羽ばたこうとしないと、
 きっとのちのち後悔するんとちゃうやろか?

 ヨッシャやったるデまずは手始めに写真の整理と見直しからはじめよう。

 などとおもって、
 ガラにもなく重い腰をようやくあげて一念発起してみたわけですが、

 ハッキリゆうて、
 写真の見直しなんか2~3日あれば余裕のヨっちゃん、
 かと思いきや……、

 その膨大な量に圧倒されて、
 もはや5秒でアタマがカオス。

 思い出は重いで。

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 12年まえ、
 このブログをはじめたころに、
 ブログに載せようとおもって撮ったけど載せなかった写真。
 
 ちょうどこのころ、
 かのアメリカ中西部フライフイッシング・シーンの重鎮中の重鎮でもあり、
 フライタイイング界の発明王であらせられる、
 かのフランク・マタレリ御大とご縁があって、
 お手紙などやりとりさせていただいて、
 ある日突然サンフランシスコから送られてきた小包を開けてみればアラ狂喜乱舞みつぐ超ハッピー。

 プライベート・カスタムメイドなタイイング・ツールの詰め合わせセットやらドッサリ。
 しかもひとつひとつ自筆の解説付き。
 夢なら覚めないで状態だった。

 そりゃ~嬉々として写真に撮るがな、
 ぜひともブログに載せたいと思うやん、
 でもたしかいろいろあって載せなかったんだよな。

 オトナの事情という表現はキライだが、
 まあそんなとこ。

 でもまあ、
 12年も経てばそんな事情はもうど~~~でもよくて、
 ふと考えてみれば、
 これらのツールたちは、
 いつのまにか、
 じぶんが毎日の食事につかっているお箸とおなじくらい日々の日常で指に触れている道具たちになっている。
 ということにあらためて気がついて、
 この写真を今見ると当時が思い出されてじつに感慨深い。

 そんなツールたちの脇に添えたフライもまた懐かしいというかなんというか。
 レオンのクイルをウイングにつかったウエットフライに、
 ヒグマの毛をアンダーウイングにしたマドラーミノー。

 レオンのクイルもヒグマの毛も、
 この当時すでに自分にとってはもはや欠かせない素材だったわけだ。
 このころ、
 このようなアンユージュアルなマニアック素材は、
 まだだ~れもなんにも言ってなかったけど……。

 いまじゃすっかりお馴染みで。

 12年の月日はとてもみじかい。

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 写真左のフライは、
 ウエスタン・カウボーイ・フライフイッシングの元祖ジャック・ホーナーが原案者となる「ホーナーズ・ディアヘア」
 いわずもがな「ハンピー」の原型。
 ということは、
 このフライこそがウエスタン・ドライフライの出発点のひとつだったと言っても過言ではない。

 なんでも、
 ジャック・ホーナーとフランク・マタレリは大の親友でもあり唯一無二の釣友だったんだけど、
 そのくせジャックはフランクの世紀の大発明ウイップ・フィニッシャーを頑なに使わないで、
 ず~っと指でスレッドをハーフヒッチしていたんだって。

 この頑固者め~。

 きっとご本人はまったく意識しておられないだろうけど、
 フライフイッシングの歴史をひもとけば、
 世界のあちこちの釣り場で歴史の礎を築き、
 その地方独自のフライ文化を豊かに花開かせてくれた陰の立役者さんたちは、
 誰も彼もみ~んなヘンコで頑固。

 そして、
 皆さん揃いもそろってソロバン片手の金勘定には縁遠く、
 フライロッドとボビンを片手に水辺とバイスのまえを寡黙に行ったり来たり。

 とっても素敵です。
 お慕い申しあげます。


 話しかわって、
 右のフライはキャル・バード考案の「バーズ・ストーンフライ」
 このお方もまた、
 そんな尊敬すべき頑固者のおひとりだった。
 そして、
 彼の巨大なカワゲラ・ニンフのダビング・ボディを迅速かつ強固にダビングするために、
 フランク・マタレリが考案したのが、
 写真のシンプルな鉤型ダビング・ツイスターだった。

 現在もはやあたりまえになっているダビング・ボディ・テクニックの発展は、
 アメリカ西部の川にどでかいカワゲラがウヨウヨいて、
 それをマスがガバガバ貪り食っていて、
 それを模したフライを巻こうとしたチャレンジャーな釣り人がいたからだ、
 と言っても過言ではない。

 12年まえ、
 このツイスターはほかのと比べてややつかいにくいかも、
 なんて、
 ロクにつかってもないくせにクッソ生意気をのたまってフランク・マタレリさんを苦笑させた当時のワタシ。
 とってもイタイぞ恥ずかしいゾ自分。
 そのくせ、
 いまじゃコレなしのダビングなんてもうかんがえられない。
 というよりも、
 各種ファーをたんにダビングするだけでなく、
 そこからさらに飛躍していろんな素材をねじったりひねったり、
 現在のじぶんのボディ成形テクの進化と発展は、
 つねにこのカギ棒とともにあった、
 と言っても過言ではない。

 12年の月日はとても長い。



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 若葉の季節に巻くグリーン・ハイランダー。
 オツですね。

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 ボクのグリーン・ハイランダーのチーク見てくれはる?

 インディアン・クロウの発色あざやかでしょ?
 バビーンと色が浮き立ってまっしゃろ?

 このようにインディアン・クロウをチークなどにつかうと、
 この羽根をほかの羽根のうえに重ねたとき、
 下地の羽根に色調が透けて馴染んでしまって、
 せっかくのきれいな朱色の色合いが色褪せてくすんでしまうのが常々とても残念だった。

 じぶんとしては、
 ここのパーツをこそフライ全体でもっとも鮮明に鮮烈に印象深く見せたいのに……。

 いろんな雑事仕事がようやくひと段落して、
 ほんのちょっとだけ気持ちに余裕ができて、
 この二カ月はとにかく自分がず~っとやりたかったことを優先してやりまくるゾと決心して臨んだ、
 昼となく夜とない至福の瞑想フルドレス・タイイング・タイム……、

 その高揚した気分のなか、
 このフライを巻いていてアッと思いついてチョコチョコッと試してみたら……ワクワクドキドキの大成功大満足。

 ワタクシにとって、
 今回の集中巻き倒し月間サイコーの裏ワザ・テク大発見のひとつとなりました。

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 フライフイッシャー誌2018年春号の連載記事に、
 このフライをデデンとでっかく載せてもらいたかったけど、
 えらいちっこい写真になっていたので、
 ここでデデ~~ンとでっかく載せます。

 さっきのスタンダードなグリーン・ハイランダーとそっくりそのまんままったく同じ素材で巻いたけど、
 なんしかこれでもかと盛りまくりで巻いた私的フリースタイル・ハイランダーのキテレツ版。

 じぶんでも、
 出来上がるまでどのようなフォルムになるのか全くわかりません「ラリってるんとちゃうん?トリップ・スタイル」

 クラシック・スタンダードなフルドレスは、
 全体のフォルムが見せどころなわけじゃないですか。
 なので、
 巻くときはフライ全体を注視しつつ常にバランス確認しながら巻くんだけど、
 ここでは、
 あえてそれをしないで、
 素材を巻き止める部分のピンポイントばかり凝視しながら、
 そこに限界までゴッテゴテに素材を巻きつけまくる、
 という無謀を意識しながら一心不乱に巻いてみた。

 そして出来あがったらこんなんになった。

 完成したとき、
 バイスにとまっているフライを眺めながら、
 まるで夢から覚めたように、
 「コレ、ほんまに自分が巻いたんやろか?」
 みたいな。
 そんな感覚が新鮮だった。

 いまも目の前にこのフライを置いて、
 パソコンのキーボードかちゃかちゃしてるんやけど、
 フライを眺めだしたらボ~ッと見入ってしまってどんどん時間が経っていく。

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 フロリカン・バスタードの見慣れたいつもの茶褐色のダンダラ模様サイコーやけど、
 ウイングの最上段にのっている、
 こんなかんじのフロリカン・バスタードの模様と色調も大好き。
 墨絵のようなグラデーションがかっていて摩訶不思議なムードだ。
 

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 でもフライの反対側は、
 お馴染みの見慣れたフロリカン模様の羽根を据えた。

 チークやサイドの仕様も素材は同じやけど、
 配置はガラリと変えた。

 左右非対称が好き。
 性格でるよねこのテのフライってとくに。

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 と、
 テメーの現時点でのスキルを最大限誇示しつつ、
 人に見せて愉しんでもらいたいフライは盛り盛りで巻いたりもするけど、

 実戦用の釣りにつかうグリーン・ハイランダーは、
 もうウイングもハックルもスッカスカのパラッパラ。
 ウイングはフリーファイバーで各種ファイバーをバラけさせて、
 かつ膨らませて巻き止めてあるけど、
 濡れると糸のようになってスイングさせるとファイバーが振動する。
 そしてボディはがっつり補強しまくり。

 このグリーン・ハイランダーを長めのリーダーに結んでフローティングラインで軽快にスイングさせる季節まで、
 北の果ての当地ではまだもうすこしかかりそう。

 それにしてもここんとこ毎日天気悪くてウンザリ。

 スカッと青空がつづいて、
 はやく川の水量が安定してほしいナ。

 って、
 いつからかこの時期、
 毎年おなじこと言ってる気がするんですけど。

 ご自愛くださいませ。
 
カスタム・ウエットフライ・セット&額装サーモンフライ販売のお知らせ
 完売いたしました。
 本当にありがとうございました。

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 おそるおそる、
 ひさしぶりに、
 カスタム仕様なウエットフライ・アラカルト詰め合わせと、
 額装サーモンフライ販売のお知らせです。

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 オリジナル・クラシックなアレキサンドラから、

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 私的チューンアップしまくりの私家版アレキサンドラとか……、

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 ミックスド・ウイング搭載の実弾実践用クラシック・フルドレスサーモン風やら、
 ブルージェイのスロートハックルが小粋なカネマラブラック御三家とか、

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 もちろんマダラ模様も各種各サイズとりまとめて、

 とにかく自分がハマッていて、
 自分がコレで釣りたい熱烈マイブーム中の私的カスタム・ウエットフライズ大中小各サイズを、
 ぜんぶで23本ひとまとめにしてみました。

 また、
 各フライの詳細などは、
 現在出ているフライフイッシャー誌の連載記事にて、
 クドクドクドクドこれでもかってかんじで解説させていただいております。

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 SOLD OUT

 
 
 そして、
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 東洋の神秘、
 アジアの至宝の輝き、
 玉虫色に光るニジキジの背羽根と、
 ピーコックのブルーネック・ハックルを組み合わせ……、

 真っ赤なヘッドを透明なガラス玉のように細工して……、

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 真紅に染められたゴールデンフェザントの羽根のうえに着飾らせた私的フリースタイル・サーモンフライ瞑想系。

 サイズはノーマルシャンク6/0。

 さらに、
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 フライの襟元でギラリと妖しく輝くニジキジのネックフェザーと、
 各色のファイバーのあいだでギラリと光るピーコック・スゥオードのウイングが印象的な、
 ミックスド・ウイング私的サーモンフライを組み合わせて……、

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 タイトルは「エメラルド・レッドの小箱」 SOLD OUT
 
 スポットライトを当てていただきますと、
 まるで羽根に生命が宿ったかのように刻々と輝きがナマナマしく変化します。

 これぞナチュラル・ミスティック。


 
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