BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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Big Bad Moth




  山田さん…アタマになんかついてますよ…



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 カビの生えたウインナーとちゃうねんで。






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 ブーン……





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 嗚呼マスターピース



 
quill wings of coq de leon
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 ちょっと模様の変わったコック・デ・レオンのルースター・クイル。
 コンプリートウイングの状態で見ると、
 マダラ模様も不鮮明でパッとしないし、
 なによりも例によってクイルの状態が乱れに乱れてグッチャグチャ。

 残念ながら破棄決定、
 だったんだけど、

 ……この子は磨けばきっと光るタマになる……

 ウイングをぜんぶバラして一枚づつ蒸気を当てて、
 なんとか使えそうな部分だけ補修選別して、

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 Great Sedge Variation #4

 みにくいマダラの子が、
 アンダーソン・フェザントのフランクフェザーをつかったスロートハックルとのコラボによって、
 まるで雪ヒョウのようなエレガント・マダラ模様のヒゲナガ・フライに変身です。



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 ねじりボディを胴体にキリリと巻いて……、
 ワシミミズクのプライマリークイルと金色のオーバルティンセルのツイストボディ。

 あれだけやり倒したというのに、
 飽きるどころか……、

 モフモフやろ?
 これが濡れるとさあ、
 この繊毛がフワ~ッとボディ全体を覆って、
 その下から金色がチラチラ~ッて覗いて、
 ボディの体節がくっきり浮きあがる。

 官能的だ。

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  March Brown style #6
 
 レオンのルースター・セカンダリークイルの典型的な色柄のひとつ、
 明るめのマダラ模様をウイングに据えたマーチブラウン風。

 スロートハックルとテイルにも、
 クイルウイングとおなじコンプリートウイングに生えている、
 ウイングカバーの部分をソフトハックル化させて巻いてある。

 かつてテンカラ毛バリの世界で珍重された「キジの剣ハネ」の威力と特性を彷彿する、
 フライフイッシング的ソフトハックル素材にはこれまであるようでなかった、
 新感覚のハックル素材になりえる可能性を秘めているっちゅうか……、

 これヤバイっしょマジで。

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 とまあ、
 これまで時間がなくて脳内で密かにあたためているばかりだったイメージやヴィジョンを、
 ここにきてようやくシンプルなウエットフライに具現化しながら、
 連夜「ヤバイヤバイまじでヤバイこ~れはヤバイまじイケル」などと連呼、
 言葉足らずのアホの子状態ナウ。

 なんだけど、
 オレ的にマジヤバイのはさあ、
 聞いてくれる?

 ウエットフライってさあ、
 いつものリビングするとさあ、
 なんちゅうかフライのテイストがやっぱ洋風な印象に映んの、
 どうしたって……。

 でもさあ、
 リビングしないでボディ巻いて……、
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 これまで自分ではイメージすらしなかった、
 あるいみ自然な見映えからすれば抵抗感すらかんじる色の組み合わせでボディ巻いてハックリングして、
 そんなキテレツな色柄のボディとスロートハックルにやねえ、
 逆に自然界にあまた存在する生命の模様の象徴みたいなレオンのマダラ模様を合体させると……、

 ヤッバイわコレ浮世絵ちっく。
 と、
 かんじるのはワタシだけでもかまいません。

 でもさあ、
 やっぱウエットフライっつ~からにはリビング的ヒカリモノほしいじゃん?
 ヒカリモノないとなんかしまらないじゃん?
 でさあ、
 ダビングボディの下側もしくは内側から規則的なかんじでヒカリモノが覗いている、
 みたいなボディに細工したわけ、

 きらびやかというよりも、
 洗練からはほど遠くだらしない間の抜けた遊び人風イモ臭い着物で流してまっけど、
 サラシのしたにギラッとドスしのばせてまっせ……みたいな。

 嗚呼、
 浮世のことなんかみ~んな無視して
 ホンマモンの「巻き狂人」になれたらどんなにこの世は極楽浄土でしょう。

 スイマセン分不相応にも程がある。
 出過ぎたことを言いました、
 かの葛飾北斎にひたすら陳謝。

 あ、
 ちなみにコッチのフライズには、
 ルースター・レオンの艶っぽく黒光りしているマダラ模様の暗色系クイルをウイングに巻いてみた。
 ので、
 先の明るめ系マーチブラウンと比較してみるのも一興なり。
おじゃましまん~にゃわ。
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 本日のタイイング机。
 酉年さいしょに巻き倒すコケコッコはやはり!なんといってもこのマダラ模様の羽根ですね。




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 90年代初めの20代のころ、
 レゲエのレコード屋をやっていたとき、
 次から次へとレゲエのアーティストが来日しては公演をやっていて、
 そりゃあもう賑やかなもんだったんだけど、
 ちょうどそのころそんなアーティストたちにインタヴューさせてもらって、
 音楽雑誌にインタヴュー記事を寄稿する仕事もさせてもらったりしていた。

 旬なアーティストから大御所からポッと出の新人を問わず、
 ほんとにたくさんのアーティストたちに話を聞いた。
 もはや20年以上も経ってしまっては記憶も定かではないくらい。

 なんだけど、
 今もなお記憶に残っていて、
 折りに触れどうかしたときに鮮烈に思い出す一幕もまたたくさんある。

 アイニカモーゼという不思議な名前のシンガーもそのひとり。
 ちょうど彼が来日してインタヴューさせてもらったとき、
 当時のダンスホール・レゲエ好きなら誰もがよく耳にした、
 「HOT STEPPER」という曲がジャマイカでロングラン大ヒットになっていて、
 まさに「時の人」感があった。

 こういうとき、
 ジャマイカ人は良くも悪くも調子こきまくる。
 で、
 そこをうまくヨイショすると、
 かならずそのインタヴューは盛り上がりまくる。

 んだけど、
 アイニカモーゼはあれだけのヒット曲を抱えて初来日したにもかかわらず、
 そんな話題はどこか他人事で、
 ものすごく冷静にヒットした要因を分析して語ったりして、
 それがとても印象的だった。

 よい意味でいえば、
 そんな世俗の浮き沈みよりも、
 世の中の不条理を歌うメッセンジャーとしての襟持ちこそ……、
 といったゴリゴリに肩肘張った反体制社会派シンガー。

 あえて悪く言えば生真面目すぎて融通が効かないタイプ。
 ジャマイカン気質としては珍しい、
 ノリで話すのではなく知性で本音を語るアーティストだった。
 
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 たとえば、
 日本での空前のレゲエ・ブームの渦中だった当時、
 ジャパニーズな日本人自称アーティストが各地のクラブやなんかでたくさん活躍していた時代。

 そんな若きニッポン人レゲエ・アーティストをどう思うか?
 みたいな話題になったとき、
 ほとんどのアーティストは大歓迎ムードで好意的に語るんだけど、

 アイニカモーゼだけは、
 「私はジャマイカ人だから日本の歌は歌えない。なぜなら環境も文化もまるでちがうからだ。
 おなじように、ジャマイカの文化のなかで生まれ育った音楽を日本人が本当に理解して歌えるとおもえない」
 というような本音と本質を、
 真面目な顔で言いきってしまった。

 それを言ったらおしまいよ…ってことなんだけど。

 で、
 そんな発言に気を悪くしたかというと、
 個人的にはまったくその逆で、
 どんな質問にも真面目に向き合ってくれて真摯に語ってくれる彼の個性と姿勢に触れて、
 ますますアイニカモーゼのことが好きになった。

 そしてさあ、
 インタヴューもよい感じでほぐれてきて、
 かのボブ・マーリーはじめ歴代の大御所社会派シンガーの系譜というか列伝なんかも話題になったりして、
 「貴方もそんな流れのおひとりですよね、やはりそうしたメッセージを発信できるアーティストこそが尊敬されるべき人物ですね」
 なんてことを言うと、

 「いや、ちがうよ」
 と一刀両断。

 めんくらって、
 「それじゃあジャマイカで民衆からリスペクトされるべき存在って誰だとおもいますか?」
 
 するとさあ、
 「オリバー・サミュエルとか、老若男女問わず人々を笑わせることのできるお笑い芸人たちだよ」
 って、
 当時のジャマイカで国民的支持を得ていた喜劇役者の名前を挙げて即答されたんだよね。

 そして、
 「ジャマイカのゲットーで暮らす人たちは、みんな誰もが深刻な問題とトラブルを抱えている。
 未来の見えないハードな毎日と闘いながら暮らしている。
 おかしくって笑い転げるっていうのは、そんな厳しい現実を、たとえ一瞬であっても忘れさせてくれるものだ。
 ほんのひと時であったとしても、凍りついている気持ちをあたたかく溶かしてくれるものだ。
 そして、笑いは誰にとっても平等だ。
 そんな尊い行為を人に伝えられる喜劇役者たちこそ、尊敬されなければいけない存在だとおもう」

 って熱弁ふるったんだよね。

 生まれ育った文化も環境も考え方もちがうんだけど、
 心の深いところで共鳴できる、
 よい話聞かせてもらったなあっておもった。

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 昨年、
 個人的にとてもショックだったことがふたつある。

 ひとつは、
 10月に吉本新喜劇の井上竜夫さんが亡くなったこと。
 そしてもうひとつ、
 12月にはおなじく吉本新喜劇の島木譲二さんが亡くなられたことだ。

 面識などなにもない芸能人の訃報に恥ずかしながら涙するのははじめてのことだ。

 お二方ともに、
 じぶんにとってはもはや抜きがたい影響を受けた。

 自分が物心ついたころにはすでに舞台で活躍されておられた。
 というよりも、
 自分が物心をつくキッカケを与えてくれた方々だった。

 まだ自分がランドセルを背負っていたころ、
 どこにでもいるようなごく普通に見えるオッちゃんが舞台から出てきて、
 「おじゃましまん~にゃわ」
 と言っただけで、
 なんでこんなにオモロイのや?
 
 顔や行動がオモシロイ人が面白いのはわかるけど、
 なんでこんな普通の人がオモロイのや?

 人間って不思議や……。

 まだ自分のチンコに毛が生える気配もないころ、
 ものすごい強面のおっとろしい顔したヤクザみたいなひとが、
 いきなりモロ肌脱いで、
 「どうやどうや」と言いながら両手でパチパチ胸をたたくだけで、
 なんでオレは笑ってしまうのか?

 怖い顔してワーワー叫んではるのに、
 そこから伝わってくるものは、
 なんでこないにあったかいというか、
 やさしいのや?

 この感覚はどういうことなんや?

 子供のころ、
 その妙なギャップが不思議だった。
 しかしその感覚は自分にとってすごく心地よくて深く馴染めるものだった。

 人間というものは、
 ひとつの顔だけやないんや!
 自分もまたそうなんや!

 そんな、
 自分にとっての人格形成期まっただなかでの「気づき」はまた、
 掘り下げてとらえれば、
 「自分らしく生きてよいのだ、これでいいのだ」
 という、
 「生きるうえでの世紀の大発見」
 にまでつながった。

 大げさではなく。

 そんな発見と気づきは、
 全身これ劣等感の塊だった幼少の自分にとってまさに「革命」だった。

 ぜんぜん大げさではない。

 そしてあれから時は流れまくり、
 自分も大人になりすぎてしまった近年にいたるまで、
 変わることなくご活躍されたお二方の妙技を拝見するたび、
 面識などなにもないのに、
 もはや他人とはおもえない気持ちの寄り添った安心感を感じながら、
 「継続こそ真の力なり」の本当の意味を学ばせていただいた。

 さいごのさいごまで、
 笑わせていただいた。

 最大限の敬愛と尊敬の念を込めて、
 心よりご冥福をお祈りさせていただきたい。





 それにしても、
 嗚呼新年早々またも勢い余ってハズイこと書いてしもたやんけホンマどないしてくれるねん。

 しまったしまったシマクラチヨコ…う~んゴメリンコ。

2017年 酉年
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  あけましておめでとうございます。

  To all Hackle addicts & feather lovers,
  酉年ですよ!

  さあレッツ・ハックリング!


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 淡い小麦色のホワッホワ粉雪ボディに、
 濃厚な蜂蜜色の艶ハックルをあしらったダーク・ケイヒル 2Xロング8番。


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 ごまだら模様が鮮烈なコック・デ・レオンのルースター・セカンダリークイルをウイングに据えて、
 たわわに実った麦の穂のような黄金色ジンジャーをボディに段巻き、
 フロント・ハックルにはルースター・レオンの翼の根元に生えているマダラ・ジンジャーを一回転。

 なんとなく大型マダラカゲロウ脱皮寸前風味のクィーン・オヴ・ザ・ウォーター・ヴァリエイション 8番



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 この恐竜の爪の化石のような鉤状のものは、
 元祖オリジナル・ヒーバートの鶏の爪です。

 いまから23年前、
 かつてミシガン州にあったヒーバート農場を訪問したとき、
 総帥テッド・ヒーバートさんから「コレ、厄除けのおまじないだから…」と頂いたものです。

 酉年を記念して、
 皆さまとその御利益を共有させていただきたく……、

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ダンケルド浪漫
 ほんのつい今さっき、
 マーべリックの勝俣さんから電話。
 年の瀬のご挨拶やろかとおもったら、

 「いや~、いまさあ、やっと年内の仕事がひと段落したんで、事務所でハックルいろいろ見てるんだけどさ、
 そしたらなんかこう、たまんなくなって電話しちゃったんだけど、いま忙しかった?」

 「酉年をまえにして盛り上がってはるわけやね?」

 「そ~なの!」

 そしてウハハと笑っているワタシの目の前にもまた、
 アレコレのハックルたちが山と積まれて鎮座しており……、

 そりゃ~もちろん生活していればアレコレイロイロあるわけですが、
 本年もまたこうしていつものように羽根まみれの年がしずかに暮れていくわけで、
 かんがえてみれば、
 それはじつにじつ~にシアワセなことですね。
 
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 ご存じダンケルド・ウエットフライ6番。

 19世紀末の英国はダンケルド地区にて、
 もともとは銘川ディー・リバーのアトランティック・サーモンのために考案されたダンケルド。
 その土地の名前を冠して愛されたダンケルドは、
 もとは大型の絢爛豪華なフルドレス・サーモンフライでした。
 で、
 そんなフルドレス・ダンケルドはまた、
 時代ごとの変遷に応じてすこしづつフォルムや素材を変えながら伝承されていきました。

 と、
 その歴史の渦中にあって、
 そんなフルドレス仕様なダンケルドはまた、
 小型サイズのフックに巻かれてフォルムも大幅に簡略化された、
 ウエットフライ仕様のヴァリエイションも生まれました。
 で、
 そんなチビッ子ダンケルドはかの地にてシー・トラウトの夜釣り必殺フライとして名を馳せたわけですが、
 しかし、
 それはもはやむかしむかしの英国ローカル物語。

 フライフイッシングを世界の目でひろく眺めて渡してみれば、
 ダンケルドはいつしか本場でさえも過去の遺物として歴史の彼方に埋もれてしまった。

 もはやとっくに忘れ去られたフォーゴットン・フライ筆頭格。

 しかし、
 そんな全盛時代からかるく100年以上の時を経て、
 英国からは遠い遠い極東の我が国に伝えられたダンケルド。

 ぼくらはみんな知っているけれど、
 英国ダンケルド地区がこの事実を知っているのか知らないのか、
 それはわからないけれど、
 
 我が国ではこのダンケルド、
 いまだ現役バリバリというよりも、
 もはやカリスマ的ウエットフライとして不動の地位。

 ウエットフライ好きなら誰もが「いつかは巻き方をマスターしたい、避けては通れない登竜門」
 超人気トラディショナル・ウエットフライ筆頭格の大物キラーとして君臨。

 しかも、
 英国にはもちろんいないヒゲナガ、
 真っ白な下翅をひろげて川面飛び交い水面を走る、
 あのヒゲナガが乱舞する晩春~初夏の夕暮れ時の必殺として、
 我が国ならではの活躍の場を舞台に、
 ご存じのように幾多の伝説と物語を残しつづけるダンケルド……。

 世界ひろしといえども、
 現在もこのフライがここまで現役かつ人気なのは、
 我が国をおいて他にないでありましょう。

 とまあ、
 このような視線でこのフライを見ると、
 またさらに浪漫もひとしおですね。

 もっといえば、
 我が国で販売されているブロンズ・マラードは、
 もはやこのフライのためにこそ売られていると言っても過言ではないのではないか?

 もはや、
 ブロンズ・マラード~と叫べば、
 ダンケルド~とこだまがかえってきそうな……。

 んが!
 ここが問題で、
 「ダンケルドはウエットフライのなかでもキレイに巻くのが特A級にむずかしい」
 と敬遠?あるいは敷居が高い?とされるのは、
 ぶっちゃけダンケルドがむずかしいんじゃなくて、
 ウイング素材となるブロンズ・マラードの扱いが数あるクイル素材のなかでもとくにムズイわけで……、

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 と、
 そんなブロンズ・マラードをウエットフライのウイングとして巻き止めるための、
 ちょっとしたテクのひとつを再度ご紹介です。

 これは、
 たしか3年前の冬くらいのフライフイッシャー誌の記事にて詳解させてもらって、
 さらに、
 その翌年の春くらいに刊行された不肖ワタシのウエットフライ・タイイングDVDでもご紹介させていただいた、
 扱いにくいブロンズ・マラードをいかに簡潔かつ機能的にウエットフライのウイングに巻き止めるか……、
 といった命題へのアイディアとご提案のひとつ。

 まずは、
 レオンのセカンダリークイルやターキークイルなどの、
 ブロンズ・マラードの色合いと調和するような質感色調で、
 かつ非常に扱いやすいクイル素材を通常通りにウイングとして巻き止める。

 ちなみにここでは、
 サイズ6番のフックにレオンのルースター・セカンダリークイルをつかった。

 で、
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 そうやって先に巻き止めておいたクイル・ウイングに、
 ブロンズ・マラードを片側づつおさえつけるというか、
 寄り添わせるようなかんじでウイングの左右に巻き止めるとアラ快感。

 あれほどアッちゅうまにバラバラとファイバーがバラけてにっちもさっちも、
 といったヤンチャなブロンズ・マラードが、
 慣れてしまえばいとも簡単にスムーズに巻き止められる、
 という寸法。

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 コツというかキモのひとつは、
 写真のようにブロンズ・マラードのクイルをストークごとカットしておくこと。
 こうすると、
 いったん失敗しても何度もやり直しが効く。

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 で、
 この方法をさらに発展応用させると、
 フライのヴァリエイション的にも、
 また機能的にも、
 いろ~んなことが出来る。

 そんな作例のいくつかが、
 この記事のまえのエントリーで並べた個人的アレンジ・ウエットフライ群というわけです。

 ブロンズ・マラードおそれるなかれ。
 
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