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BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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unfinished flies
 ひ・さ・し・ぶ・り

 もちろん、
 釣りに行ってました……。

 北海道のいろんなとこに。

 ああ、
 生きるって、
 いろいろとハズカシイ。


 そしてお知らせです。

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 台風一過から数日後、
 川の水量がようやく落ち着いた先週のある日、
 この場所で、

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 これを拾いました。
 岸辺ちかくの水際で、
 砂に埋もれておりました。

 心当たりのある方はご連絡ください。
 送ります。

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 ぶっちゃけ、
 「ええもんひらってラッキー」的に、
 なんの疑いもなくネコババするつもりやってんけど、

 このテの「十徳ナイフ」的なものは、
 自分で購入することはまったくなくて、
 プレゼント的な頂き物のほうが多いわけやん?
 想い入れとか人生模様のストーリーありますよ的な……。

 持ち帰ってキレイに洗っていじくるにつけ、
 これとってもイイですね。
 手と気持ちに馴染むかんじの愛着系的な……。
 デザインも秀逸。

 じぶんがメッチャ気に入った的な……。

 そんなわけで、
 なんとなく気になって「いかにも誠実なオトナ」的にお知らせいたしました。





 
 

 
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 ここ最近のうちのパソコンの壁紙です。

 愛すべき同志諸氏に捧ぐ。

 刈りたくなる?







 
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 そしてオーガスタス・パブロ。

 Augustus Pablo/unfinished melody
 アルバム「イースト・オヴ・ザ・リバーナイル」に収録された、
 ブラック・アーク産ロッカーズ・サウンド三部作のなかの一曲。
 エンジニアはもちろんリー・ペリー。

 ユーチューブのコメントにクスッとしました。
 「グッドモーニング・サンシャイン」
 言い得て妙。


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 そしてロッカーズのプレ・シングル版。
 Augustus Pablo: Unfinished Melody / Dub (Custom Disco)
 
 発表する作品のフォーマットと配給先によって、
 ひとつの曲をまったくちがうミックスとアレンジでしあげるマジカル・ワークス。

 こうしたレゲエ文化に琴線のところで慣れ親しみ、
 それをこそ醍醐味に感じているワタシですが、

 今月号に出るフライフイッシャー誌より、
 新連載「月刊フライフイッシング生活」がスタートです。
 どうぞよろしくお願いいたします。

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 古典では「ニーキャップ・ハックル」
 現在では「アメリカン・ハックルのナチュラル茶色ブラックレースのヘンネック」

 でハックリングした、
 「キャッツキル・ドライフライ最初期」スタイル的な?…ライト・ケイヒル風。

 ボディんとこ、
 特に後半部分にかけて、
 黄土色の下地に金色の透明な皮膜がかかってるようにも見える特製のスペシャルです。

 また、
 人恋しい季節になったら、
 こういうイタズラの作り方情報やらなんやら、
 ナニしたいなあと思ってますが、
 なにぶん更新をほったらかしっぱなしで、
 ほんと不義理いたしております。


 が、

 あっというまに秋、
 紅葉も深まるばかりです……。
 ちょっとセンチなかんじで、


 またしばらく行って来ます。

 ご注文メールなどで、
 待てど暮らせどメールの返信がないやんけと、
 たびたびご迷惑おかけしております。
 が、
 帰宅後ただちにお返事させていただきます。
 くれぐれもご心配なく、
 またご理解をよろしくおねがいいたします。

3月14日
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 サソリに朝ご飯もくれてやったし、

 さ~今日もがんばろか~

 
Rest in peace - Dick Talleur
 2011年2月18日、
 「ディック・タルーア」が、
 うっ血性心不全により亡くなったそうだ。
 享年79歳とのこと。

 「ええっ?」という気持ちで、
 関連のHPや掲示板などを片っ端から見て回る。

 と、

 …30年以上もまえに彼のタイイング本で知ったテクニックは今も私にとって欠かせないもの…、
 …彼のタイイング教室に参加した日の実り多く楽しかった時間が忘れられない…、
 …私のタイイングの最初の第一歩は彼のタイイング・ビデオからだった…、
 
 などなど、

 おそらくまだ20代だろう若者から、
 ディック・タルーアと同世代の方たちまで、
 あらゆる年代のフライフイッシャーたちからの、
 心のこもった「悼みの声」がいっぱいだった。

 生涯フライフイッシング・ビジネスのフリーランスでありつづけたディック・タルーアが、
 どのような人物で、
 どのような人生をまっとうし、
 かの国でどのように敬愛され慕われていたのかを、
 あらためて知った。

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 ディック・タルーアの巻いた、
 パーフェクトと言うよりほかない「グレイ・ゴースト」の写真のうえに、
 我が駄作群を添えさせてもらった。
 手向けの花束にもならないけれど……。

 彼の巻いたフライを見ていると、
 こんな複雑なストリーマーでさえ、
 いつも「単純明快」という言葉が思い浮かぶ。

 もはや昔、
 銘針「グレイ・ゴースト」を、
 …こんなふうにこそ巻きたい…そう切望して、
 この写真を穴があくほど眺めながら、
 トライ&エラーをくりかえした経験を、
 いまもすごく大切におもっている。

 なぜなら、
 その経験はまた、

 …フライというものは、
 同じフライを同じように巻いても、
 巻く人それぞれの「個性」や「味」というものが、
 かくしようもなく滲み出るもの…

 という「本質」を学ぶキッカケのひとつになったからだ。

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 ディッキーおじさん…ありがとう。

 どうぞ安らかに……。 

 
ストリクトリー・ダンシングムード
The Pioneers - Feeling High

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 井伏鱒二 著 「川釣り」

 はじめて読んだのは、
 たしか20代。

 名著や名著やて言われたし……、

 渋谷のセンター街のメチャ狭いレコード屋のカウンターのなかで、
 殿様商売丸出しでイタい接客の合間に読んだ。

 はずだが、
 内容などまったく記憶にない。
 もしかしたら、
 途中で放り出してるかもしれない。

 二回目に読んだのは30代。

 「読んどいたほうがいいよ」とまで言われたし……。 

 飛騨高山の駅から歩いて5分のマンションに住んでいたとき読んだ。

 読み終わった、
 という記憶だけがあって、
 あとはなんにも憶えてない。

 三回目に読んだのはいま。
 40代後半突入。

 なにしろ記憶にないから、
 まっさらな気分で読んだ。

 というか、
 読みふけった。
 
 寝るまえに布団のなかで少しづつゆっくり。
 読み終わってしまうのが惜しくて寂しかった。
 もっと浸っていたかった。

 沁みわたるようにおもしろかった。

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 つげ義春 著 「無能の人 日の戯れ」

 この二冊だぶるねんなあ…なんか空気というか空間が……。

 本のよこに置いた羽根は「鵜」の肩羽根。
 フライは「アオサギ」の柔毛を胴に巻いた「レディ・キャロライン」……のボロボロなれの果て。

 わかってくれるかなあ……このかんじ。

  yellowman-blueberry hill

 それから、
 ぼくが京王多摩川の競輪場の真ん前のマンションに住んで渋谷に通勤してたとき、
 「竹中直人の「無能の人」メッチャおもろいよ」
 と教えてあげたら、
 しばらくしてレンタルビデオで借りて観たって言うので感想聞いたら、
 「風吹ジュンのふくらはぎ、たまりませんね~」と、
 ニヤ~ッとつぶやいて突然サウンドシステムやる言いだして、
 6畳一間の木造アパートがごっつい自作スピーカーと機材とレコードでうまってしもて、
 じぶんの寝る場所なくなって、
 しかたないのでクルマに寝泊まりしてたらオウム信者と疑われて連行されそうになった大ちゃんコンニチハ。

 ひさしぶりやんけどないしてる?メールおおきに。

 あんな、
 アドレスわからんようになってん。
 もっかいメールしてな。

近況
 きのう一日中降っていた雨が、
 夜になって雪になった。

 あしたは積もるなあ……、
 なんて思っていたら、
 やわらかい日差しが気持ちのいい日本晴れ。

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 出かけようとして家の玄関を開けて、
 「お、まっしろ~~」
 どうやら、
 ココよりもっと上のほうは、
 かなりつもったようだ。

 晴天の日に眺める、
 冬の富士山は格別。

 いつもの床屋のいすに座って、

 「ひさしぶりに丸刈りツルツルにしよかと思うねんけど、どない思う?」

 「ん~~、どこのム所から出てきたの?って言われるよ」
 若い大将がそう言って、
 奥さんと三人で笑った。

 「マジで?、じゃあさあ、石の上のコケていどに髪の毛のこしといて……」
 「リョ~~カイ」

 「ねえねえ、ひさしぶりにって…いつ丸刈りにしてたの?」
 「高校のとき」
 「それ、ひさしぶりって言わないよ~、おたがいにはるか遠い過去だよ」

 奥さんがゲラゲラ笑って、
 「やっぱビゼンさん、まだまだ心も気持ちも若いんだよ……」
 と、
 わかるようなわからないような、
 うれしいようなうれしくないようなことを言った。

 「できたよ~」
 耳元でそう言われて目が覚めた。
 散髪されながら爆睡した。
 このところ、
 やや疲れ気味……いつも眠い。

 鏡にうつるサッパリした自分を見て、
 「ん~~……脱皮した!」
 奥さんが、
 服についた髪の毛をハタキではらいながら、
 「よく寝てたね。このごろ忙しいの?」
 「そやねん、メッチャ慌ただしい日々ですわ」
 「がんばってよ!」

 この街に住むようになって、
 7年間通っていた散髪屋さん。
 もうすっかり馴染み。

 けれど、
 「来週末には引っ越しするんだよ」
 とは言わなかった。

 どうしてだかはわからない。

 家に帰ってすぐ、
 宅配便の兄ちゃんが来た。

 この兄ちゃんも、
 7年間の付き合いだ。
 暗黙の了解で、
 コチラの生活パターンも熟知してくれて、
 荷物の配送や集荷に、
 いろいろ便宜をはかってくれている。
 
 この兄ちゃんと顔をあわせるのも、
 きっとこれが最後になるだろう。
 でもやっぱり、
 なんにも言わないで、
 いつものように……。

 「まいどです~」
 「おつかれっす~」

 大きめの封筒の荷物は、
 ハックルだった。

 コック・デ・レオンのコックネックを、
 オレンジに染めたやつ。
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 ホワイティングのコック・デ・レオンが、
 市場にひろく出回るようになったのは、
 ぼくがちょうどこの家に引っ越してきたころ。

 こんなすげえマダラ模様のハックルを、
 これから湯水のように使えるなんて……、
 あのときの興奮は、
 いまだ煮えたぎっている。

 あの兄ちゃんから受け取った最後の荷物……、
 そして、
 この家で最後に入手することになった羽根が、 
 そんなハックルで、
 しかもオレンジ染めなんて……ちょっとオツな感じだ。

 夜になって、
 引っ越し先になっている新天地に住む友人と電話。
 
 すこしも予定どおりにすすまない仕事、
 転居にともなうアレやコレやの雑事……、
 そんなとき、
 きまってやってくる大小の心配事……。
 ここ最近のセンチな気持ちに、
 そんなのが積み重なっている。

 でも、
 気心のしれた友人と、
 近況や引越しの計画、
 そしてなにより、
 これからのことをアレコレ話していると、
 気持ちが奮い立ってくるようだった。

 「とにかく楽しみにしてるからさ……」
 「コッチもみんな楽しみに待ってますから!」
 うれしかった。

 ググッと盛り上がってまいりました。

 春はもうすぐそこだ。

 
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