今月号のフライフイッシャー誌に載せてもらった、
「色彩の迷宮」ブログ版です。

「Quinchat」
クインカット…John Popkin Traherneの、
有名なフルフェザーウイングのサーモンフライのひとつ。
青と緑のウイングに、
薄いパウダーブルーのボディハックル、
黄色のスロートハックル、
淡い赤のツノ、
これぜ~んぶマコウ各種…つまりオウムの羽根いろいろ。
もうなんていうか、
オウムの羽根を飾りたてるためのフライ。

さらにそれを、
暗色から紅色グラデーションが眩しい、
インディアンクロウの襟羽根でアクセント。
「これ巻くのに、経費なんぼくらいかかりましてん…」
なんて野暮はともかく、
フルドレスのサーモンフライ・タイイングにハマってから、
もうずっといつかはきっと……、
と思っていたフライのひとつ。
それだけに、
今年の我がサーモンフライ・タイイング記念碑的フライ。
ビタッとペアの羽根なんて贅沢は望むべくもなく、
なんとか許せる範囲で左右が合う羽根をさがす壁を越え、
じゃじゃ馬加減では文句なしチャンピオン!
ちょっとやそっとじゃ言うことをきかないオウムの羽根を、
ヘッド付近のわずかな隙間に巻き止める非現実的作業の壁を越え……、
不満や反省点は多々ある。
しかし、
現在の自分の技術と、
揃えることの出来た素材では、
いまはこれで良しとしたい。
と、
思えるせいいっぱい完全燃焼の一本です。
またいつか……、

それにしても、
ああインディアンクロウ……、
貴方の襟元の紅色グラデーションを想うと、
もう胸がいっぱい。
いつの日にか、
惜しむことなくこの羽根を使ってみたいもの。
「色彩の迷宮」ブログ版です。

「Quinchat」
クインカット…John Popkin Traherneの、
有名なフルフェザーウイングのサーモンフライのひとつ。
青と緑のウイングに、
薄いパウダーブルーのボディハックル、
黄色のスロートハックル、
淡い赤のツノ、
これぜ~んぶマコウ各種…つまりオウムの羽根いろいろ。
もうなんていうか、
オウムの羽根を飾りたてるためのフライ。

さらにそれを、
暗色から紅色グラデーションが眩しい、
インディアンクロウの襟羽根でアクセント。
「これ巻くのに、経費なんぼくらいかかりましてん…」
なんて野暮はともかく、
フルドレスのサーモンフライ・タイイングにハマってから、
もうずっといつかはきっと……、
と思っていたフライのひとつ。
それだけに、
今年の我がサーモンフライ・タイイング記念碑的フライ。
ビタッとペアの羽根なんて贅沢は望むべくもなく、
なんとか許せる範囲で左右が合う羽根をさがす壁を越え、
じゃじゃ馬加減では文句なしチャンピオン!
ちょっとやそっとじゃ言うことをきかないオウムの羽根を、
ヘッド付近のわずかな隙間に巻き止める非現実的作業の壁を越え……、
不満や反省点は多々ある。
しかし、
現在の自分の技術と、
揃えることの出来た素材では、
いまはこれで良しとしたい。
と、
思えるせいいっぱい完全燃焼の一本です。
またいつか……、

それにしても、
ああインディアンクロウ……、
貴方の襟元の紅色グラデーションを想うと、
もう胸がいっぱい。
いつの日にか、
惜しむことなくこの羽根を使ってみたいもの。
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