1.jpg)
アンダーウイングはブラック・フランコリンの尾羽根。
スロートにはブルージェイの肩羽根。
ルーフはティールのフランクフェザー。
メインウイングは純白のバスタードを、
黒とコーリーバスタードのファイバーで挟んだマリッドウイング。
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モノトーンなゼブラ模様とストライプに、
ほんのりパウダーブルーの薄衣をフワッとまとわせてみた。
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ブルージェイのスロートをみると、
左右の羽根が重なりあっているのではなく、
若干開き気味になっているのがわかりますか?
4.jpg)
スロートを下から見るとこんなかんじ。
ストークとファイバーの湾曲を活かしたまま巻き止めているので、
平たく真っすぐなスロートではなく、
丸みを帯びたスロート部分が膨らんでいるように見える。
これまでは、
ウイングにしろスロートにしろ、
こうしたアプローチはすべて、
つかう素材にかかわらず、
左右の羽根をピッタリ合わせてペタッと平たく巻き止めたい。
という方向で励んでおりました。
が、
視点を真逆にして、
羽根自体のストークのカーブ、
あるいはファイバーの湾曲、
を矯正することなく、
むしろその自然な曲線を最大限活かす、
という方向で製作してみれば……、
その立体的な自然の曲線がかもしだす生命感は、
じぶんにとって新境地的な新感覚。
はげしく胸が高鳴りました。
感慨も新たに、
昼夜逆転こもりっきりで、
創作意欲がフルスイング中。
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フライの反対側はこんなかんじ。
チークにつかったブラック・フランコリンとモナル・フェザントの小羽根を、
フライの左右で模様と色合いが異なっているものをつかった。
そしてもういっぽん。
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もっと上手になりたい。
くるおしいかんじで。