BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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Bantam Hen 'Winger' Cape from Whiting Farm
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 冬空を
  透かして溶ける墨白鶏羽


 鉛色の空から、
 来る日も来る日も真っ白な雪が舞い落ちる、
 本格的な冬がやってきましたね。

 僭越ながら、
 戯れに一句。
 

 やるべきこと、
 いや、
 やらなければならないことが、
 両肩にのしかかっている師走だというのに……、

 チンタラのろのろグデグデグデグデ……、
 ああこの体たらく。

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 ホワイティングのせいや。

 と、
 余所様のせいにして言い訳するイタくてダメなひと。

 ついこのまえ、
 頼んでいたモロモロのハックルの荷物のなかに、
 「これ、どう?つかえる?」的な控えめさでサンプル的に、
 コックハックルのあいだに隠れるように紛れ込んでいた、
 ちっちゃなバンタムのヘンネック。

 久々にバンタムと再会。
 ちっちゃくて可憐な感じのするピグミーなグリズリー、
 このかんじ、
 甘酸っぱく懐かしいデ。
  
 ぼくとバンタムの出会いは古いヨ。
 忘れもしない高校一年生の夏休み。
 ワイがうまれてはじめて、
 毛バタキ以外でまともなグリズリー模様の羽根をつかうことになったのが、
 このバンタムのハックルだったのジャ。
 当時のワイにとってはまさに!お宝だったのジャ。

 そんなバンタムと、
 この歳になってまたこうして再会するとは……、
 なんとオツな巡り合わせでしょうか、

 しかもなんとまあ、
 ハックルのさきっちょがクルンッと丸かったり、
 はたまた、
 ちょっぴりとんがり帽子のスピナー型ヘンハックルが、
 スキンのうえでズラ~ッと重なり合って並んではる。
 
 クオリティの高さたるや、
 当時の食用バンタムのスキンとは、
 とうぜん比較にならないウッヒョ~~~・クラス。

 このハックルの色ヴァリエイションが増えれば、
 「ウイング材、もう、ケチケチつかったり、苦労して探さなくてもいいですネ…」
 と互いの心痛と労をねぎらいたい良い子のお友だちが、
 一部にたくさんおられることとおもいます。

 ハックルティップのウイング材、
 絶妙なサイズとカタチのとこ、
 なんのためらいもなくスキンからプッチプチ抜けるんやで~。


 だからといって、
 あれから30年以上も経てしまったいま、
 ボンさんも走りまわるという師走まっさかりのいま、
 

 バンタムの、
 ちっちゃなポークビッツ・ハックルのさきっちょを釣りバリにくくりつけて、

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 おったてたり、



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 おっぴろげたり、

 してるばあいかっちゅうねんホンマ、
 
 




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 バンタムのグリズリー・ヘンハックル先端をウイングにたてて、
 ハイ&ドライのグリズリーと茶色をハックリングしたアダムス。

 ここんとこ発売される最新のホワイティング・ハックル群が醸し出す、
 まさに70年代ノスタルジック昭和の香り。

 ほんによろしおすなあ。

 進化に進化を遂げたハイテク・ハックルが、
 ひと回りして原点にもどってきた……みたいな。

 視野を広げてみれば、
 この時代の流れの先端のところを、
 ハックルの移り変わりが映し出している……みたいな。

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 あのねあのね、
 いま、
 ボクのつくえのうえにこのウイングを立てたフライがい~っぱい並んでるの、
 それ眺めてるとと~っても萌え萌えしちゃって、
 も~っと巻きたくなっちゃうの~~コマッチャウ。



 ほんまに……、
 どないもこないも寄り道ばっかりやんけ、
 ええかげんにさらせよボケカスいま師走やどシバくでワレ~


 と、
 みずからに自問自答しながらのハックリングは、

 いつも背徳の蜜の味。

 甘いの、
 すんごく。

 で、
 そんなときこそふいに湧いてくる、
 キラッと光るアイディアとか……、

 ああん今すぐ試さずにいられない。

 こうして、
 きょうもまた暮れていくのでございました。

 だれか止めてこの巻きの連鎖。
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