BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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そこで一句
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  セミしぐれ、
 瀬音けちらす
  水しぶき


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 イリジスティブルのサイズ4番。
 
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 黄緑色の背中にオレンジのお腹。
 そしてバーント・オレンジのグリズリー・ハックル。

 印象派ツートーン・カラーのハルゼミ仕様。

 もともとは戦中戦後のアメリカ東部で抱卵した大型カゲロウのメスを表現して生まれたフライが、
 いま北海道のセミのフライとして活躍しているんだなあ、
 などという感慨を抱きながらつかうと、
 なおいっそうの愛着が芽生え、
 格別の情がはいる。

 そういうのが好き。


 それはさておき、
 好ポイントと好ポイントの間隔がえらい距離があって、
 良いのがいる確率激高なのはわかっているけど、
 そのポイントまでいつもほぼまったく無反応というか釣る場所がないっていうか、
 砂利で埋まったチャラ瀬をヘビの生殺しのように延々20分くらい歩かなければならない川があるのね、
 この流れに逆らって歩くチャラ瀬歩きがまたジミ~に体力気力を奪い、
 いざそのポイントまで行って無反応だったときの徒労と、
 川通しの帰路をおもうと、
 なかなか辛いものがあるわけです。

 が、
 つい先日、
 意を決してそのポイントを目指しジャバジャバ歩いて、
 やれうれしや目的の場所が見えてきた、
 とおもいきや、

 「なんだよ~、やられちゃってんじゃん」
 めっちゃガッカリ。

 砂地の岸辺に真新しい足跡がくっきり。

 パッと見たとき先行者の足跡かと思ったんですが、

 近寄ってよく見れば、
 っていうかよく見ないでも、
 なんか、
 ものすごい野性な足跡。

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 しかも、
 その足跡をたどってみれば、
 どうも自分と同じルートで瀬を渡り、
 この砂地の岸辺を歩いて、
 さらにそのすぐ上流をまた渡渉して向こう岸の森のなかに行きはったご様子。

 なんか、
 こんなあとを辿れるくらいクッキリした足跡見るのはじめて。
 それに、
 ヒグマも瀬を渡るときはやっぱりいちばん渡りやすそうなところを選んで渡るんやな~と、
 妙に感心してみたり。

 と、
 そんな落ち着いててええのか?
 
 なので、
 ホイッスルくわえて引き返しそうな姿勢のまま、
 いちおう対岸の岩盤際にベチャッとセミ叩きこんでみると、

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 間髪いれずガボッと出た。

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 フライをがっぽり飲み込んでガンガン走り回ってサイコウだった。



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 ちょうしこいてプール頭の流れ込みでもうイッピキ。

 20回くらいしつこく水面を流したあと、
 それまで使い倒し過ぎてヨレヨレのフライが水を吸い、
 流れ込みの波立つ流れに揉まれてフライがたちまち沈んだ。

 ので、
 ピックアップせずそのまま沈めて流すと一発でリーダーがグンッとなって、
 ピピッときてバシッとあわせるとドンッと掛った。

 期せずしてシンキングなセミの釣り。
 じっさいにセミが沈没して流れるのかどうかは知りませんが、
 このズボラな姿勢の釣りのおかげで……って思い出は過去にもたくさんある。

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 「ハックルを巻いた濡れ雑巾」と化した私家版マシュマロ・シケイダの2番。
 
 やつれ果ててポストもグラグラ、
 ラバーレッグの片方が千切れてすでに久しい有様ですけれど、
 まだまだイケますむしろこれから……。

  
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