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BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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インディアン・コックハックルのレア・カラー各種とワシミミズクのクイル入荷!予告編
 プチ・ドリームズ・カム・トゥルー。
 やはり、
 「欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい」ひたすら念じつづければ、
 いつか願いはかなうのでしょうか。

 だいぶまえに、
 おおきな段ボール箱にぎっしり詰まっていたワシミミズクのクイルを入手して、
 このクイル素材の魅力と効能にもうすっかりやられて夢中。

 あまりにも大量にあったので調子に乗ってバンバン販売しながら、
 さらに、
 目眩のするような大量在庫にあぐらをかいて自身も湯水のごとくガンガンつかっておりました。
 そして、
 アッと気がついたときには手元に残っているクイルは……アレ大失敗ほとんどなくなって在庫もはや風前のともしび。

 コレがなくなったらワシャものすご困る……、
 というわけで、
 現在はチビチビチビチビけちりまくってつかってます。

 というお恥ずかしい記事を書いた憶えがあります。

 あれからず~~っと
 「どこかに良質なワシミミズクが残っていないものか」
 と四方八方にアンテナを張り巡らせておりましたが、
 ようやく見つかりましたしかもすっごくイイやつ。

 おなじように、
 不肖ワタクシの私家版フライズにはぜったいに欠かせない、
 ファーネスやコッキィ・ボンデュといった芯黒の茶色コックハックル、
 そして鉄錆色のラスティダンや微細なフレックがびっしりはいったナチュラル・ダンなど、
 絶妙な色合いなのに残念ながら入手困難レアなハックル素材を、
 ぜひとも自分でも販売してみたいと、
 ず~~っと長いこと切に切に願っておりました。
 見つけてきたでえウットリ見惚れるようなやつ。

 そんなわけで、
 無駄に時間をかけながら、
 まずは自分がガッツリつかってさらに自信と確信を深めたうえで、
 販売のための整理もようやく完了して準備万端。
 自分的には満を持して販売告知させていただきたくおもっております。

 なんだけど、
 お恥ずかしながら無駄に気合いが入り過ぎているので、
 販売告知のまえに、
 じれったくてほんと申し訳ないんですが、
 まずはこれらのお宝マテリアルに向けて、
 ワタシの想いのたけと愛のポエムを写真で綴らせてください。

200209 (1)1

 コッキィ・ボンデュのハックルをパラッと巻いた銘針「レッドタグ」のオリジナル・スタイルtied on TMC9300 8番。

 ハックルの中央が黒くてファイバー先端部が赤茶色のハックルとピーコックハールの組み合わせ。
 不動のテレストリアル・カラーですね。

200209 (2)2

 ロードアイランドレッドのハックルストークでクイルボディを巻き、
 マンダリンダックのフランクフェザーを立て、
 濃厚な鉄錆色のダーク・ラスティダンでハックルを巻いた、
 キャッツキル・クラシックの名作「レッドクイル」tied on TMC900BL 12番。

 このレシピこそ、
 キャッツキル産クロマダラカゲロウのオスをシャレおつエレガントに表現した名作スタンダード・ドライフライのオリジナル。

200209 (4)4

 転じてコチラ、
 濃淡のコントラストが効いているヒグマの金毛ヘアー数本をボディに巻いて、
 そこに極細のオーバルティンセルをリビング。
 そしてレモンウッドダックのフランクフェザーをウイングに立て、
 レッドクイルとおなじダーク・ラスティダンのハックルを巻いた私家版キャッツキル・クラシック・スタイルtied on TMC900BL 10番。

 パッと見は鉄が錆びたような赤茶色なのに、
 陽の光を透過すると……、
 まるでカゲロウの翅のような繊細にほんのり赤みがかったダン色に見えてしまう。
 まるで手品のよう。

200209 (3)3

 そして実際によく釣れる。

 このようなクラシック・スタンダードを繊細に仕上げられるハックルは、
 マッチ・ザ・ハッチ用の華奢なパラダンやクリップルダンなどなどにも絶好のハックルとなる。

200209 (5)5

 昨秋、
 オホーツク当地の里川にて、
 水面直下を流下するヒメヒラタカゲロウのイマージャーのみを超神経質に吸い込んでいたスレスレ巨マス対策に、
 大活躍してくれた私家版スキューズニンフ・スタイルな必殺イマージャー tied on TMC9300 14番。

 テイルには、
 マンダリンダックのフランクフェザーをキャッツキル・スタイルにつかったものの余りのファイバーを2~3本。
 縮れたウイングはレオンのチカブーの束をほんの少量。
 ボディとソラックスはワシミミズクのセカンダリークイルをいつもの捩じり巻き。
 
 そして、
 明るい色調のファーネスをヘッドにパラッと一回転ハックリング。

200209 (6)6

 これが濡れると……、
 ワシミミズクのクイルボディ捩じり巻きボディの質感を見てくれはる?
 この半透明感とフワフワ質感……もうなんていうか羽化直前のカゲロウのイマージャーそのもの。

 そしてそこにベタッとしながれかかるファーネスの柔らかなハックル。
 ハックル中央の黒いセンターラインが、
 成熟ニンフのウイングケースや、
 もしくは羽化したものの翅を伸ばせず脱落したイマージャーの縮れたウイングを絶妙に表現。

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 こんどは私的必殺ユニバーサル・アトラクター・ニンフの典型的作例 tied on 9300 8番。

 テイルはブロンズマラードの良い部分をフルドレスサーモンフライのウイングにつかった残りのファイバーを3本。
 ボディは毛羽立たせたエゾリスのファーを極細ティンセルもろともボディに密巻きして、
 ヘッドにはファーネスのハックルを2~3回転。

200209 (8)8

 ニジマスの口吻に掛っているこのニンフにご注目を。
 ほんとにパラッと数回転ハックリングしただけなんだけど、
 濡れるとこのようにファーネスのハックル中央部の黒が鮮明に目立つ。

 これがファーネスやコッキィ・ボンデュといった茶系ハックルの特徴でもあり、
 ハックル・センターラインが黒くなっているハックルの不思議と魅力と妙。

 この茶色と黒のハックルのコントラストが、
 羽化直前のニンフのウイングケースにもなり、
 あるいは各種テレストリアルの脚にもなり、
 えもいわれぬ独特の生命感を醸し出す。

 そしてまた、
 フライの見映えがキリリとしまって美しく映る。

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 この数年、
 当社カスタムフライズ製作部門の筆頭ベストセラーになってしまった「北海スパイダー」tied on TMC9300 12番。

 ノーマルサイズなファーネスのコックハックルを数回転ハックリングして、
 そこにコック・デ・レオンのサドル・ハックルをオーバーサイズで一回転パラッと。

 ノーマルサイズのファーネス・ハックルに埋もれて支えられた、
 超オーバーサイズなレオンのサドルが水面で震えなびきプルルン揺れるスパイダー・スタイル。
 でありながら、
 いつでもどこでもつかえるユニバーサル・ドライフライ。

200209 (10)10

 明るいファーネスのハックルと、
 コック・デ・レオンのサドルをつかって、
 「北海スパイダー」とまったくおなじスタイルでハックリングした、
 モンカゲロウのフローティング・イマージャー作例 tied on TMC905BL 8番。

 水面で自律的に震えるレオンのハックルで、
 羽化に失敗したモンカゲロウのダンが縮れたウイングを微動させる様子を表現。

200209 (11)11

 そしてハックル基部にのみ、
 ファーネスの黒いワンポイント。
 これが水面で脱皮のためにパカッと割れたモンカゲロウの黒いウイングケースを表現。

 ボディはさっきのスキューズ風私家版小型ニンフ同様にワシミミズクのクイル捩じり巻きボディ。
 ね、
 めちゃくちゃリアルでしょ?
 これが水中でフワッと繊毛が膨らんで艶めかしく光を反射すると……まんまモンカゲロウのボディそのもの。

 ちなみにソラックスにつかっているのは、
 エゾリスの頭のファー。
 この素材も良質なやつを現在鋭意捜索中。

200209 (14)14

 私家版マシュマロ・ビートルにもファーネスやコッキィ・ボンデュのハックルは欠かせないハックル素材。

 それも、
 ファイバーが硬過ぎず、
 それでいて若干のコシがかんじられる、
 といった質感のファイバーが最高。
 ヒタ~ッと水面にへばりつくように接するからだ。

 で、
 そのような質感でありながら、
 2~8番の大型サイズのハックルにも対応できるロング・ファイバーなファーネス系が切実に欲しい。

 ムハハハハハハ、
 今回入荷したファーネス系のインディアン・コックハックル最高の旨味のひとつは、
 このロングファイバーなハックルがぎっしり。
 もうつかいたい放題やりたい放題巻き放題なんやでえ~~~。

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 濃厚な赤茶色のコッキィ・ボンデュのハックルと、
 レオンのサドルを組み合わせて、
 「レッドタグ」スタイルなアンダーボディを巻きつつ、
 それをマシュマロ・エクステンションでくるんだ私家版マシュマロ・ビートルを巻いている図 tied on TMC9300 8番。

 私見でもあり個人的嗜好でもあるのだが、
 ファーネスやコッキィ・ボンデュのハックルとレオンのマダラ模様の組み合わせは、
 じつにじつにじつ~にそそられる「いかにも釣れそう」な色調。

200209 (15)15

 大物自慢はワタシのガラでもなく、
 本意やないんですけれど、
 このメスのニジマスはワタシがドライフライで釣りあげたニジマスの現時点でのトロフィーです。

 まさかこんなサカナが、
 我が家のすぐ目の前の川でライズしていて、
 しかも我がフライを食ってくれて、
 さらにしかも幾多の危機をのりこえて、
 無事に手元に引き寄せることができるなんて……、

 というアンビリーバブルすぎる現実に、
 アタイのちっちゃな胸ははちきれてしまい、
 ネットにガバッと突っ込んだ瞬間から、

 もう一刻も早く元気なまま逃がしと~て逃がしと~て……たまらなくなった。
 そしてなにより、
 ぶっ飛びすぎて燃え尽きてしまった自分の気持ちを落ちつけたくて。

 そんなわけで、
 大きさも計測せず、
 ろくに写真も撮らずにとっととお別れしたわけですが……、

 その翌日、
 知人に「きのうドライフライでものすごいの釣ったんやで。魚体を竿に当てて大きさみたら、このくらいあったで」
 と、
 サカナの写真を見せながら、
 我が愛竿の7フィート半三本継ぎの竿のリールエンドから竿の第一セクションのつなぎ目までを指し示すと、
 「マジすか!はかりましょうはかりましょう!」
 とメジャーで計測してみると……、

 70センチ半ばってところでしょうか。

 そんなのが、
 はるか彼方の水面でえげつないジャンプを延々繰り返したんやで。
 こわかった。

200209 (16)16

 ほとんど黒にちかいような黒茶褐色のファーネスをハックリングした、
 TMC9300 8番のレッドタグ・マシュマロビートルを、
 流芯脇の巻き返しに定位していたこのニジマスが、
 チョボッとちいさ~く吸い込んだんやで。

 かる~くアワセた瞬間、
 グワボンッとものすごい重々しい波を立てて巨体が身体をひねって、
 ズドンッとヘビー級の重みが竿をにぎる手のひらと肘にきて、
 オレのキンタマは恐怖でちぢみあがった。

200209 (17)17

 そして今回のトリはこのフライ。

 ヒグマの金毛をテイルとウイングにあしらい、
 ボディはヒグマの黒毛を毛羽立たせ、
 ハックルにはダークダンと濃いファーネスのインディアン・コックハックルを2枚づつ計4枚ハックリングした、
 我が特製必殺スペシャル・カスタムチューン・ウルフ・スタイル tied on 905BL 2Xロングシャンクの4番。

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 とかく爆裂な空気抵抗がかかってしまって投げにくい筆頭格となる、
 スタンダード・ハックリングな巨大サイズ・ドライフライ。

 一見ヘニャッとたよりなくおもえるほどにソフト感のあるファイバーだけど、
 それが功を奏してキャスト時の空気抵抗を大幅に軽減、
 さらに柳の木のようにしなだれるハックル・ファイバーが、
 やわらか~く水面に乗ってフライのバランス向上にも大きくモノをいうインディアン・コックハックル。

 そして!
 ぼくたちビッグサイズ・ドライフライ好きが喉から手が出るほど欲しいロング・ファイバーがた~くさん採れる。

 じつにじつ~に、
 ニヤ~ッとニヤけちゃう愉しいハックル素材なのです。

 さ、
 つぎのエントリーでは、
 そんなインディアン・コックハックルをこれでもかとズラ~ッと並べたいとはりきっております。

 こうご期待……してくれはりますか?

 そんなわけで、
 インディアン・コックハックルとワシミミズク・クイル販売予告のさらにダメ押し赤裸々予告画像をさいごに。

200209 (19)19

 これは昨年の秋にとあるお客さまからご注文をいただいた、
 おすすめカスタムフライ・セレクションの内容の一部を写したもの。

 ご注文リクエストは、
 「晩秋の道東道北地方のライズの釣りにつかう小型のドライフライの実績度数高めのフライをおまかせアラカルトで」
 なので、
 フックサイズは14番を最大に19番前後までの範囲で巻いています。

 左端から右方向に向かって、、
 ヒグマの金毛ボディとファーネスのハックルで巻いたクリンクハマー風パラシュート・イマージャー。
 つぎに、
 黒茶褐色の暗いファーネスで巻いたテントウムシ型丸っこいフォルムのブラックビートル。
 そして、
 春ヒグマのファーをスペントウイングにつかったケバエ型マシュマロ。
 さらに、
 恐らくアオヒゲナガトビケラとおもわれる当地では晩秋に群飛および羽化している小型カディスのシャック風。
 ちなみにこれはケムリ色をしたスモーキーなダン色のインディアンコックハックルをハックリング。
 そして右端のが、
 エゾジカのオスのヘアーをウイング兼インジケに据えたアトラクターなマシュマロ14番エクステンド・ボディ。
 写真では分かりにくいけれどボディ中央に明るいファーネス・ハックルをパラッと巻いています。

 さ~らに、
 画像の奥のほうには16番サイズの「北海スパイダー」や私家版マシュマロ・カメムシ、
 さらにはワシミミズク・クイルボディのフローティングイマージャーなんかもチラッと見えます。

 ワタシの最近のフライたちにつかっている素材は、
 もうおとんどヒグマとエゾジカの各種ヘアー、
 それにワシミミズクなどの猛禽類クイル、
 そしてファーネス系ハックルばっかり……。

 だって釣れるんだもの。


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