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BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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アンニュイな酷寒の午後
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 なんだか、
 シューティングヘッド投げ熱すこしもおさまらず、
 家のまえでのちょいのまキャス錬が、
 すっかり日々の暮らしに溶け込んでいる今日このごろ。

 来る日も来る日も、
 5本巻いたらさあ一服…家の前でひと投げ。
 まだ3個しか巻いてへんけど…ひと投げ。
 昼食後にひと投げ。
 午後の眠気覚ましにひと投げ。
 いつのまにか、
 3本巻くごとにひと投げ。
 陽が暮れるまえに「きょうもおつかれ」とひと投げ。

 といってもこの季節、
 むき身の素手でラインをホールしていると、
 5分もすれば指先が痺れるように痛くなっていうことをきかなくなる。

 なので、
 出たり入ったりしてる。

 ところが、
 気温はものすごくマイナスではあるけれど、
 よく晴れていて、
 シーンと無風の日は、
 雪が陽の光を反射して地面からジンワリ居心地良~くあたたかい。

 ときどきクルマが通り過ぎていくだけで、
 あとはシーンと静まり返った静寂。

 澄みわたりきった真冬の空気。

 こういう日に、
 無心でひたすら投げてたぐって投げてたぐってしていると、
 
 すごく落ち着く。

 テニスや野球の壁打ちみたいなもんですね。

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 こんな吹雪の日は、
 日がな作業場に籠って巻いてる。

 妄想と夢想垂れ流しで。

 ものすごく地味に、
 つつましく暮らしながら、
 春を待っています。

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 けど、
 巻いてるフライはちょっぴりファンシー。

 いや、
 パロディかも。


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 ヘッド付近にエゾリスのファーをやや厚めにファー・ハックリング。

 ヘッドがフワッとふくらんだフォルムのまま、
 マラブー状のファイバーが水中で不自然に拡がるのを抑える形状維持。

 この部分が吸水することで水中でのフライの姿勢をより安定させるバランサー。

 などなど、
 小型サイズのマラブー系ストリーマーとしていろんな役目を果たしてもらいたい、
 このフライの核となる心臓部。


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 「グリーン・ハイランド・ベイト」

 邦題「鳩胸スタイルな緑の丘ウグイ」

 もちろん、
 伝統の古典スタンダードをパロッてまあす。
 シリアスに……。


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 クリーのサドルハックル一対を、
 繊維状のヒカリモノ数本と、
 ヒグマの頬の金毛2種類で包み、
 ヘッドにエゾリス・ファーでエリマキをあしらった7センチくらい。

 フックはTMC2488SP-BL の8番超ショート。
 
 70年代日本のフライフィッシング黎明期のころ、
 当地でフライをはじめられ、
 我が家のまえを流れる道北銘川本流の、
 まさに黄金時代とともに過ごして来られた(うらやましすぎ!)大先輩いわく、

 あの時代、
 この川で闘った超大物は、
 すべてブラックマラブー・マドラーの巨大なやつにきました、
 との由。

 道内各地の古き良き時代、
 幾多の大物伝説の影にマドラーミノーあり。

 北海道のでっかい堂々とした巨マスはなんでそんなにマドラーが好きなのか?

 その一要因としてかんがえられるのは、
 ディアヘアー・ヘッドのヴォリューム感と、
 そんなヘッドが水流の抵抗を受けて起こす波動ってどうよ?

 という考察に基づいて、
 いろいろストリーマー派生させていきたいと目論んでいる、
 いまさっき巻きたてホヤホヤの作例2種でした。

 巻きたてホヤホヤやからゆうて、
 だからどうなん?ちゅう話しやけど。
 
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