BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
201708<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201710
オレンジ&パートリッジ Ⅱ
 なんでも一説によると、
 オレンジ&パートリッジ系の、
 シルクフロスを使ったフライは、
 シルクが水に濡れて下地が透けて、
 色合いが変化するところがミソ、
 って話しもある。

 んだけど、
 誰もが経験してると思うけれど、
 なんていうか、
 濡れてしばらくすると、
 せっかくオレンジのシルク使った意味ないじゃん、
 ってドドメ色になるのは・・・・・、
 悲しくね?
OP2.jpg
 というわけで、
 現時点での個人的お気に入りオレンジ&パートリッジの、
 基本形がこの感じ。

 ついこの前取り上げた、
 パラシュート型フローティングニンフの時に思いついた、
 濡れると色が変化しやすい繊細なボディの色を、
 思惑通りに美しくハッキリクッキリ映えさせるための細工を、
 下地に施してある。

 で、
 より虫っぽく・・・というか生命感を醸し出す小道具として、
 オレンジに染めたストリップド・ピーコッククイルをリビング。

 さらに、
 そこに極細のコパーワイヤをカウンターリビング。
 ダンダラな感じを演出してみた。

 そして、
 そのボディを皮膜ツヤツヤって感じに重層コーティング。

 手間かかってますねん・・・・。

 が、
 こうすると、
 なんちゅうか、
 ぼくの大好きなダンダラ柄が立体的に強調されて見た目クッキリ、
 沈下迅速&水馴染み良好・・・かつ丈夫になって満足じゃ。
 パートリッジのハックルは長めにパラッと一巻きね・・・・・。

 そういえば、
 60年代アメリカの初期ニンフの人気者に、
 「ブラッド・クレスト」ってのがあった。
 オレンジのダビングボディに、
 ハックルのストークとコパーワイヤをグルグル巻きにしたのがソレ。

 あと、
 これは話しの出所を忘れたんだけど、
 かなり大昔のやはりアメリカで、
 まんまオレンジ&パートリッジと同じような作りのフライを、
 「キャロット・フライ」、
 つまり「ニンジン・フライ」と呼んでいたのを、
 なにかで見ておかしかった覚えがある。

 その流れでもうひとつ、
 キャッツキル界隈の職業フライタイヤーの元祖、
 ルーヴ・クロスだったかのフライで、
 オレンジのスレッドボディで、
 ソラックスに黒のシェニールを巻いたニンフが、
 やっぱり「キャロット・ニンフ」と呼ばれて、
 アメリカの初期ニンフ・パターンとして、
 知ってるヒトは懐かしいフライ。

 と、
 オレンジのボディのウエットなりニンフ・パターンは、
 古典を探せば、
 もういくらでも出て来そうな勢い。

 そこから、
 いにしえの釣りバカも大いに認める、
 オレンジ色の底知れない効果に想いを馳せつつ、
 またさらに、
 効く・・・と太鼓判を押されたオレンジ色のフライが、
 なんでか黒のワンポイント付き、
 ってところにも着目しつつ・・・・

 そうした考察はまた後日ってことで。

 そして今夜のお別れ画像は、 OP6.jpg
 ピーコックのソラックス仕様のオレンジ&パートリッジのフィニッシュ直前・・・。
 白のスレッドで巻いて、
 これからスレッドを黒のマーカーで着色して、
 ウィップフィニッシュするところです。

 もうだいぶ前から、
 釣り雑誌なんかでことあるごとに紹介させてもらった、
 即席簡単失敗なし黒ラッカーヘッド極小可能仕上げ・・・。
 もう10年以上も前に、
 ハードシェルアントの類を巻いていて、
 フト思いついた方法なんだけど、
 ウエットやサーモンフライのタイイングには、
 なにかと使えるテクっす。
 
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.