BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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オレンジ&パートリッジ Ⅲ
 ホワイティングファーム発の、
 コック・デ・レオンのサドルパッチが広く出回りだして、
 ぼくらでも容易に購入できるようになったころだから、
 5~6年前だったっけか?。

 ちょうどそのころの初夏から夏にかけて、
 止水に棲むトビケラの羽化に対応して、
 レオンのハックルを細工して巻いたソフトハックルを使って、
 濃厚で充実した釣りの日々を送っていた。
 それをキッカケにして、
 ソフトハックルがメッチャおもしろくなって、
 いきおいあまって自分も水中に潜って、
 いろんなソフトハックルを水中で眺めては楽しんでてんけど・・・。

 そのとき、
 すごく印象に残った発見をひとつ・・・。

 オレンジ&パートリッジの、
 フライのヘッドを通常通り黒で巻いてあるのと、
 ボディもヘッドもすべて同系色で巻いたの、
 それぞれ異なるフックに巻いてあるソレらの、
 水中での沈み方とか姿勢なんか見てみよ・・・、
 とか思って、
 たまたま続けて水中で眺めてみたら・・・

 使ったフックの違いがどうのこうのよりも、
 思わずハッとしたことがあった。
 それは・・・

 ヘッドもボディも同系色のフライを水中で見ると、
 なんかノッペラ~な感じで締まらないのに対して、
 ヘッドが黒いほうのは、
 その部分がすごく小さいにも関わらず、
 水中でパッとフライを一瞬見たときに、
 その黒い部分の印象がおどろくほど目に焼きついて、
 ボディのオレンジ色との対比で、
 感覚的なところですっごく虫っぽく感じたのだった。
 その活き活きした生命感は、
 前者と較べると、
 もうぜんぜん違って見えたのだった。

 「うわ、なんかコレおもろい!」

 この体験はぼくにとって、
 なんていうか、
 またお話しする機会があると思うけど・・・
 「水中でサカナの目って、こんなに目立つもんなんや~」
 といった発見と感動にあい通じるものを感じた一幕だったのだった。

 という、
 タイイングデモの雑談なんかでよく話す、
 ちょっとした戯言なんかも披露してみつつ、
 今夜はオレンジ&パートリッジの、
 ファジー系モジャモジャダビング型を・・・
OP5.jpg
 オレンジのシールズファーと、
 シルクフロスをほぐしたものをブレンドして、
 それを毛羽立たせた状態で、
 色止め処理を施したボディ全体に、
 薄~くフワ~ンとダビングしたのち、
 ハサミでラフに刈り込んでボディを巻いてある。

 水中で見るとたまらんエエ感じ。
 いや~んもうスケスケ~・・・。
 指でボディをつまむと、
 ブチュッてつぶれそう・・・。

 ちょっとしたダビング方法の違いで、
 フライの水中での印象や見え方や振る舞いが、
 大きく変わってくる例のひとつです。
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