BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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Old&New
 ジョックスコット、
 160年以上もまえに世に出てから、
 歴代の大御所タイヤーらの手によって、
 すこしづつフォルムを変えながら今に至るサーモンフライ。

 これだけ知られているにも関わらず、
 その足跡はどこか神秘のベールに包まれて、
 諸説うんぬん入り乱れる逸話のアレコレがおもしろい。

 黄色と黒を基調に、
 「効く」とされた色を、
 ありったけぜ~んぶ詰め込みました…みたいな…。
 しかし、
 「過剰」をすこしも感じさせない統一感、
 そして醸し出る独特の雰囲気がオツな感じ。

 ジョックスコット、
 ことあるごとに巻きたなるのはなんでか?……。
 
 って、
 おんなじようなことを前にも言ったかもしらんし、
 これからも言うやろうけど……
070719oldnew1.jpg
 今回のジョックスコットはコレ…。
 一説には1845年の作ではないかとされている、
 「ロード・ジョン・スコット」のオリジナル作に似せて巻いてみた。
 フリーファイバー・ウイングっていうのでしょうか?。

 ウイングをマリッドさせて巻くのは、
 もっともっとあとの時代から…。

 ちなみにこのフライは、
 百何十年前の作法?にならってバイスを使わず、
 フックを手で持って巻いてみた。
   
 なにごとも「気分」からはいるタイプです。

 で、
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 そんなジョックスコットを土台にして、
 思うままに巻いてみた今春の作。

 文明の利器と、
 小細工裏ワザ駆使しまくり。

 そしてさらに、
 愛すべき古典をもう一本……
20070721010918.jpg
 先のジョックスコットから、
 すこし遅れること(それでも)150年近く前の、
 エフェメラ考案による「オンダイン(Ondine)」って名前のサーモンフライ。

 グリーンピーコックの、
 メタリックなボディが特徴的。

 で、
20070721010936.jpg
 そのシンプルさがエレガントなオンダインが、
 どこでどうナニしてアレしたのか……

 夢見心地でとっておきのモナルフェザントの羽根に心躍らせつつ、
 一晩中バイスの前で浸りきって、
 外でスズメがチュンチュンゆうてるな~と思ったら……。

 アンダーウイングとチーク、
 そしてホーンに使ったのがモナルフェザントの羽根。
 ヒマラヤ奥地に棲む、
 神秘と平和の象徴…和名ニジキジ。
  
20070721010954.jpg
 古きを知り、
 敬愛の念を持って、
 新しさを生み出そうと無駄を重ねる時間は、
 とっても満たされます……。
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