BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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2007年サーモンフライ総集編
 今月号のフライフイッシャー誌に載せてもらった、
 「色彩の迷宮」ブログ版です。
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 「Quinchat」
 クインカット…John Popkin Traherneの、
 有名なフルフェザーウイングのサーモンフライのひとつ。

 青と緑のウイングに、
 薄いパウダーブルーのボディハックル、
 黄色のスロートハックル、
 淡い赤のツノ、
 これぜ~んぶマコウ各種…つまりオウムの羽根いろいろ。
 
 もうなんていうか、
 オウムの羽根を飾りたてるためのフライ。
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 さらにそれを、
 暗色から紅色グラデーションが眩しい、
 インディアンクロウの襟羽根でアクセント。

 「これ巻くのに、経費なんぼくらいかかりましてん…」
 なんて野暮はともかく、
 フルドレスのサーモンフライ・タイイングにハマってから、
 もうずっといつかはきっと……、
 と思っていたフライのひとつ。

 それだけに、
 今年の我がサーモンフライ・タイイング記念碑的フライ。

 ビタッとペアの羽根なんて贅沢は望むべくもなく、
 なんとか許せる範囲で左右が合う羽根をさがす壁を越え、

 じゃじゃ馬加減では文句なしチャンピオン!
 ちょっとやそっとじゃ言うことをきかないオウムの羽根を、
 ヘッド付近のわずかな隙間に巻き止める非現実的作業の壁を越え……、

 不満や反省点は多々ある。

 しかし、
 現在の自分の技術と、
 揃えることの出来た素材では、
 いまはこれで良しとしたい。

 と、
 思えるせいいっぱい完全燃焼の一本です。

 またいつか……、
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 それにしても、 
 ああインディアンクロウ……、

 貴方の襟元の紅色グラデーションを想うと、
 もう胸がいっぱい。

 いつの日にか、
 惜しむことなくこの羽根を使ってみたいもの。
 
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