BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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下ネタ
 ホントにまったくもう、
 自分はなんでこうも時間の使い方がヘタなのか……、
 なんやかんやと重なって、
 気ぜわしい日々が続くと、
 いつもそう思って自分で自分に腹がたつ。

 という、
 ギスギスした気持ちのまま、
 夕方になると近所のいつもの川に向かう。

 きたる禁漁期までは、
 もう秒読み段階……、
 イライラする気持ちに、
 せつない焦燥感も加わっている。 
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 上流のポイントを目指して、
 早足で土手を歩いていると、
 向こうから制服姿の男子中学生のグループ。
 なにがそんなに可笑しいのかケラケラ笑いながら歩いてくる。

 そしてすれちがいざま、
 「セックスしてますかあ~?」
 そのなかのひとりがぼくに向かって言った。
 そしてガキどもみんなが笑った。

 ムッカアッ…ときた。

 「おまえらはどうなんじゃ!」

 けっこうな剣幕でどなりつけたった。
 男子みんなポッカ~ン……。

 そのまま通り過ぎてすこし歩いたところで、
 背後から聞こえたひょうひょうとおどけた声……、

 「ぼくらみ~んなド~テ~でえ~す」

 思わずブファッと吹き出した。
 ぼくのツボを剛速球で直撃。

 そして、
 負けた……と思った。

 人間の器ってところで……。

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 糸を結んでいるときも、
 なにをしていても、
 さっきのアホガキの一言がよぎって、
 川に立ちこんだままププッと思い出し笑い。


080120 (2)2
 平瀬の流れ出しの護岸の際、
 波立つ流れにまぎれるようにライズしていた。

 いつものフローティング・イマージャーの
 フタバコカゲロウ仕様19番。
 それのオレンジ色のインジケーターを、
 狙いながらどんどん切り詰めていく。

 最後はすべてカットしてしまって、
 ハックルもほんの数本を残して間引いた。
 それを水面直下に流したら、
 「これ以上イケてるプレゼンテーションはぼくには無理……」
 って流れ方をしたときに、
 ようやくバクッと食った。

 小気味いい引きが、
 愛竿を通してグリングリン伝わる。

 これならどうよ……、
 この角度から流し込んだらどない?……、
 このタイミングでも見切るのかオマエは……、
 そこで食えホラホラ…おねがい食べて~……、
 これが最後の勝負!どないやホレホレ……、
 よっしゃやったあ!ザマーミロ…バレないでよ~……、

 手前勝手な対話をたっぷり堪能した攻防戦のあとの、
 健康バリバリ優良児のアマゴのグリグリは、
 心の底から(あ~ヌけたな~~)って感じ。

 ジリジリ追われて疲れた一日を、
 一瞬でハレバレ理想の日に変えてくれる。

080120 (3)3
 メッチャおおきにサヨナラ~。

 暮れなずんでの帰りみち、
 ひょっとしたら、
 これ以上はない贅沢な一日だったのかもしれない……、
 とかすかに思ったりもする、
 ささやかだけどずっと心に残る日常のひとこま。
 そういうの好き。
 
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