BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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ひとまわりして…… Ⅱ
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 ハルゼミのおなか。
 湖に浮かんでいたのを拾いあげて、
 ひっくりかえしてみた。

 こうして見てみると、
 つくづく面白いカッコしてる。

 どうでもいいことかもしらんけど、
 肢の位置が胸部の正中線のうらっかわあたり、
 つまり真ん中付近から伸びているのが、
 ぼくには子供のころからとても印象的だった。

 で、
 フライだと、
 ラバーでもヘアーでも、
 たいがいボディ側面に取り付けられることになるレッグ。
 
 なんだけど、
 フライのレッグも、
 実際のセミの肢の生えてる位置に取り付けてみると、
 ほかの部分がすごく抽象的な作りでも、
 なんでかググッとセミっぽく映るのが楽しい。

 これなんか、
 ちょっとしたことで、
 フライの見栄えがより虫っぽくなる、
 タイイング・トリック的醍醐味のささやかな一例かも……。

 そして、
 セミの胴体でいちばん不思議で面白いのは、
 やはりお腹の色合い。

 この黄土色が、
 陽の光を受けて反射すると、
 鮮やかなオレンジ色に見えたりするのが、
 ほんとにキレイで不思議でいつも感動する。

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 翅……ぼくがステンドグラス細工とかにハマってたら、
 ぜったいこのデザイン…パクりたい。

 何度眺めても毎回見入ってしまう幾何学模様。
 色柄が脈略なくまじりあって見えるかと思えば、
 ありえないほど整然と精密にも思える……。
 相反する印象を、
 スッキリ同居させたデザイン……すげえな。

 というのは与太として、
 この翅の存在感……獲物としてセミを見ているマスの視線から見たら、
 どれだけ目立ってるかは、
 きっとぼくらの想像を超えてるはず……、
 と思える、
 陽の光を透過して水面に張り付いているときの強烈なビカビカ加減from水面下。

 きのうのゲッターロボ・シケイダ作って喜んでたころ、
 近所の山上池で、
 水面に浮かんでるセミ、
 なんども水中から見あげててんで…、
 パンツいっちょで水中眼鏡で……。
 素潜り遊びはサカナ釣りよりもキャリア長いねん。

 と、
 そのときの四方山話はじめたらキリがないけど、
 そんなセミのフライ……、
 これだけ特徴的で、
 しかもサイズも特大……となると、
 アレコレやりがいもあって、
 ナニソレやっちゃうんだけど……、
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 いまはコレに戻った。
 昔からある、
 ディアヘアーの定番的なスタイル…、
 
 が、
 そのフライには、
 リアルにしたいとか、
 変わった素材で個性的かつ機能的にしたいとか、
 イロイロやっていたころの寄り道の糧もまた大いに活きている……、
 というところで、
 昔のディアヘアー製のセミとは、
 背景も求めたところも違うはず……。
 
 というキモのところを強調しつつ、

 こんな昔ながらのフライに戻ってきたのには、
 フライの耐久性や使い勝手の良さなどなど、
 主にフライの機能って部分でその理由もいくつかあるけど……、

 なんだかんだいっていちばんのワケは、
 こうした天然素材でフライを巻いて使うのが、
 いまの自分のフライの気分だから。

 コレで釣りたい、
 こうやって釣りたい、
 ここで釣りたい……、
 そういう気分をこそ最優先させて、
 フライフイッシングを面白がってるわけです。

 なので、
 これこそが結論……とか、
 自分はこういう主義……とか決めるつもりはまったくなくて、
 今後またここから化学でリアルな路線の気分になるかもしれない。
 そしたらまたソチラを面白がる……というわけ。

 と、
 先日取り上げたストリーマーのあたりから、
 ものすごくまわりくどく、
 「いまはこんな路線のフライで釣りたい気分」を述べてみました恥ずかしながら。

 こう……なんちゅうか……、
 巷の流行?でも、
 個人の嗜好でも、
 寄り道しながら大きくひとまわりしつつ、
 行ったり来たりしながら、
 すこしづつ進化していくものなんです……か?

 あ~このへんうまく言えなくてもどかしい。 
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