BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
201705<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201707
My catskill dryfly style for japanese stream
 ここんとこ、
 ひとりで地元の川に釣りに行くと、
 現場まで時間がかかってしかたがない。

 ちょっとでも気になる曲がり角があると、
 すぐそちらに車を向けちゃう。

 釣り場は、
 どんどん遠ざかるばかりだ。

 が、
 そんな寄り道の先でみつけた、
 国道沿いのちいさな漁村の集落、
 山間にひっそりとたたずむ神社、
 雑草に覆われて朽ちかける廃墟、
 一面のススキが風になびいている空地……、

 秋空のした、
 そんなのを眺めながら、
 ブラブラそぞろ歩きながら、
 あれこれの物思いにふけると、
 なんともいい気もち。
 とても安らぐ。

 人々の暮らしと、
 豊かな自然が隣り合わせにある風景。
 そこだけ、
 時間が止まっているような静かな佇まい。

 デジャヴ?

 はじめて見る景色なのに、
 なんでかものすごく懐かしい……、
 ギスギス波立つ気持ちを、
 たちまち穏やかに溶かしてくれる、
 目にやさしい眺め。

 ここには、
 ぼくにとってのそんな景色がそこかしこにある。

081016 (1)1
 そんなだから、
 なかなか釣り場に着けない。
 ようやく到着しても、
 狙いをつけていたポイントを、
 ひとつかふたつ釣ってみれば、
 もうあたりは真っ暗だ。

 だけど、
 そんな釣りにかぎって、
 いいサカナが釣れたりするのはなんでか?。

 考えてみれば、
 いちばんイイ時間帯に、
 その川のいちばんイイ場所を、
 釣りはじめたばかりの集中力をもっとも発揮できるときに、
 すっかりおだやかな気持ちで、
 邪心や殺気のまったくない、
 ひねもすのたりな平常心で釣るわけだから……、

 ややこしいピンスポットへのアプローチも決まれば、
 一呼吸タイミングを計ったアワセもバッチリ決まっちゃったりして……、

081016 (2)2
 しかも、
 そうして釣りあげたサカナの口元に、
 想い入れ過多なお気に入りがガッチリ掛かっているのを見ると、

 なんだか……満たされ過ぎてゴメンナサイ。

081016 (3)3
 "Hendrickson Variation #12"
 Marabou Stork Secandary Quill Body Style.

 「マラブー・ストーク」、
 アフリカハゲコウのセカンダリークイルをボディに使った、
 ヘンドリクソン風のブルーダンなドライフライ。

 霜降りアイアン・ブルーダンのハール・ボディに、
 濃いめのサンディ・ダンfromヒーバートをハックリング。

 フック下側にハックルがないけれど、
 これはカットしたわけでなく、
 そうなるようにハックリングしてある。

 コンセプトは、
 エルクヘアカディスのようにストレスなく投げられるスタンダード・ドライフライ。

 と、
 そのへんのハックリングを中心にしたタイイングのアレコレは、
 今月発売のフライフイッシャー誌連載「ハッピータイヤーズ」にて、
 ウルフ系ヘアウイングのドライフライを題材にしながら、
 聞かれてもないのにナンヤカンヤ能書き垂れ流させていただきました。
 
 よろしければ笑ったってください。

           かしこ



 
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.