BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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Classic & Realistic
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 鬼チョロの 抜け殻いとし 巻きごころ
 
 (解説)
 深瀬の落ち込みに、
 執拗にフライを打ちこむ友人の下流にかがんで、
 自分の出番を待っていたら、
 足もとの岩陰に、
 カワゲラの抜けガラがとまっていた。
 
 これはオオヤマカワゲラだろうかクラカケカワゲラだろうか?……、

 なんもかんもひっくるめて通称オニチョロでひとくくりして、
 釣り針にぶっ刺していた釣りキチ少年のころ、
 巨大なオニチョロは、
 数あるエサのなかでもとびきりイカしたカッコ良さだった。

 ムシ好き好き少年だったからだ。
 畑のオケラも宝モノ。

 それから時が経って、
 羽根やら毛やらでニセモノ作るのに、
 いちいちフルネームが知りたい、
 なんなら学名も知りたい釣りにハマってウン十年。

 あいもかわらず、
 カワゲラの幼虫は巻き心をくすぐるムシなことよなあ……。

 (季語)
 鬼チョロ。

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 海の向こうの偉大な先達も、
 やっぱりムシ好き男の子。

 そっくりなの、
 モジャッとしたの、
 ラバーボンテージ風から毛皮のコート風、
 これまで、
 星の数ほどのカワゲラのニセモノたちが、
 ワラワラ巻かれているようです。

 (左側)
 セミ・リアリスティック?…
 シールズファー各色をブレンドしたボディにモノフィラのリビング、
 コーティングしたターキークイルのウイングケース、
 と、
 ここまではランドール・カーフマン風。
 そのほかは、
 白のオーストリッチで鰓をつけて、
 テッド・ニーメイヤー風の羽根細工なレッグを取り付けた、
 70年代に一世を風靡したタイプのカワゲラ毛針の集合型。

 (右側)
 クラシックの異端?…
 シッポはオレンジ染めゴールデンフェザントのクレスト。
 ボディはコーモラントのストリップド・クイル…つまり川鵜の羽根の芯を細工したもの。
 ウイングケースはジャングルコックのネイル。
 60年代チャールズ・デュフォ風カワゲラ・ニンフ、
 俗に言うクリーパー・タイプのひとつですな……。

 それぞれ、
 ゴールデン・ストーンフライなサイズと色で巻いてみた。
 黄金オニチョロ。

 と、
 アメリカ・ニンフ・フイッシング黄金時代の人名&用語カタカナ群を、
 ビシバシ連打してみました。
 オタク歴そこそこ長いですから…気ィつかへんうちに……。

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 秋の夜長、
 仕事の合間のちょっとした気分転換のつもりが……、

 この現実逃避な手クセ、
 どないしたらいいですか?。

 しかし思うに、
 日々の糧なお仕事と、
 現実逃避な手慰みが、
 出来あがるモンがちがうだけで、
 おんなじバイスのまえで、
 ほとんど似たような作業て……ソレどないやねん?。
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