BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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Tool Stand & The Popham
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 きのうからの続きかと思うでしょ。

 ちがうんですわ、

 本日は、
 フライを乗せているツールスタンドが主役です。

 このブログを通して連絡をいただき、
 とてもよくしていただいている、
 ぼくと同郷の関西出身で、
 いまはカナダ在住の家具職人の方が作ってくださって、
 昨年末にプレゼントしてくださった特製ツールスタンド。

 個人的にいただいたものを、
 公の場で他人様に自慢するのも野暮な話しです。

 それにこのブログは、
 各エントリーの写真や文章の行間から、
 「フライ買って買って~」と、
 下心が見え隠れする商売ブログです。
 なんか、
 誰もそう思ってくれへんけどそうなんです。

 なので、
 こんな場で紹介させていただいていいものかどうか迷ったんですが、
 あまりにも素晴らしすぎるツールスタンド。

 このツールスタンドが我が家に来てくれて、
 日が経って目に心になじめばなじむほどに、
 わきあがる深い愛着。
 
 もう矢も盾もたまらず……。

 まずはスタンドのうえに乗っているフライにご注目を……。
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 グル~ンと、
 まるで中華料理の回るテーブルみたい。

 と、
 そんな楽しい仕掛けもさることながら、
 スタンドに開けられた、
 ツールを立てるための大小の穴。

 この穴の大きさと配置がまた絶妙なのです。
 ビタッと納まって、
 しかもスッと取り出せる。

 なにからなにまでがスムーズ。

 という、
 機能する道具としての素晴らしさはもちろんですが、
 強く思うのは、
 どうしてこんなにあったかいんだろう?。

 キレイな木目をした木を、
 ま~るく切ったものが、
 なんでこんなにも、
 ほのぼのとあたたかな気持ちにさせてくれるのだろう?。

 血が通っているのです。

 あ、
 困ったところ?もあります。

 このツールスタンドを、
 ぼくはタイイング机とパソコンのあいだに置いているんですが、
 考えごとをしたり、
 フライを眺めたり、
 インターネットしながら、
 ハッと気がつくと、
 無意識のうちについついゴロロ~ンと回してる。
 回し心地よすぎるのです気持ちいいのです……止まりません。

 考えてみれば、
 そんなツールスタンドに立ててある、
 各種のツールたちも、
 いろんな方々の手作りだったり、
 カスタム・メイドなものばかり。

 それぞれにストーリーがあり、
 得がたい知人友人の想いが込められています。

 世界にひとつ。

 そんな道具を駆使して、
 なにかを創造できるというのは、
 たとえようもなく豊かでシアワセなことです。

 が、
 アンニュイな深夜など、
 それらのツールを眺めておりますと、
 心のどこかで、
 「オレはいろんな人からこんなによくしてもらってるのに、
 なんにもお返ししていない不義理者やなあ……」

 でも、
 ダメダメな自分には、
 そんなふうに思うこともある道具たちが、
 いつも目の前にあるというのは、
 自戒と自責の念忘れるべからずってところで、
 とっても大切なことなのです。

 さらに……、
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 なななんと、
 ツールスタンドとともに、
 手作り手曲げのクラシック・フォルムな、
 うつくしいサーモンフライ・フックまで頂いてしまいました。

 で、
 荷物を受け取ったその日に、
 満たされ過ぎた気持ちを抑えきれずに巻いたのが、
 きのうの「ブロンズ・パイレーツ」とこのフライ、
 ”Popham”です。

 フリーファイバーでミックスド・ウイングのポファム。
 バイスを使わず、
 フックを手に持って巻いたものです。

 テールとトッピングの位置をずらしたフォルムと、
 ロウ・プロファイルに設定したウイングの高さがミソです。
 ジョージ・モーティマ・ケルソン初期のイメージです。
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 それにしても、
 はるか遠くカナダから、
 ぼくの大好きな「やんわりした大人の大阪弁」のメールが届くのは、
 たいへんに心愉しいことでございます。

 ほんとにほんとにありがとうございました。
 
 今夜も、
 この駄文を綴りながら、
 ぼくの宝物を、
 まるでメリーゴーランドのように回しております。

  
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