BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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Many moods of "Black francolin Flies"
 これまでたびたびとりあげた、
 ウズラ界のパンダ、
 ブラック・フランコリンの羽根をつかった、
 フリースタイルなフライをいくつか……。

 これでこの羽根の集大成にしようと思ってたんだけど……、

 ちなみに、
 以下のフライズのファミリーネームは「オルカ」です。 

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 首周りからお腹にかけての羽根を、
 そのままウイングにした、
 メアリー・オーヴィス風ガウディ・フライズ。

 三ツ星の「オルカ」

 そして、
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 ひとつ星の「オルカ」。

 この鳥のこの部分の羽根の魅力でもあり、
 最大の泣き所でもあるのは、
 この白抜きの部分が、
 ひとつ星から三ツ星四つ星さまざま、
 そのうえ形も一律でないところ。

 この鳥にかぎらず、
 ウズラの仲間たちの模様は、
 種レベルはあたりまえとして、
 個体レベルで混沌としているように思う。

 っていうか、
 そんな羽根から、
 ピタッと揃ったペアを見つけるのが……、

 いや、
 ここで愚痴はゆうたらアカン。

090315(3)3.jpg
 そんなわけで、
 「オルカ」のビッグボス登場。

 欲を言ったり、
 うえを目指せばキリがない。
 ので、
 羽根のバランスや配置に関しては……まあ許せる。

 でもなあ…………ボディがなあ……まったくもってお話しになりません。
 速攻ほどいてバラしました気に入らない全然。

 フックも貴重なプレミア・クラシック、
 それになによりも、
 これだけの数と大きさのペア羽根、
 たぶんもう、
 揃えられるかどうかわからないし……。

 2日かけて素材を選んで吟味して、
 丸々1日かけて巻いて……、
 15分でほどいた。

 たとえば、
 三上寛みたいに歌ったろと思っても、
 ピカソ風に描いたろと思っても、
 そんなのって、
 頭で考えて計算した時点でもうダメダメじゃん……ってことが、
 今回もまた身に沁みてわかっただけでも収穫です。

 なんか、
 わかるようでわかんないでしょ…ゴメンね。 
 
 でも、
 巻いてるときの熱っぽさとかを思うと、
 やっぱ情は湧いてるから、
 いちおう記念撮影もしたりして……。

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 そしてさらに、
 こんどはブラック・フランコリンのシッポの付け根に生えている、
 白黒ゼブラ羽根をメインウイングに据えた、
 フリースタイルのフルフェザー・サーモンフライ。

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 ここんとこの羽根も、
 丸ごと1羽コンプリート数羽を仕入れまがいの大人買いして、
 結局このサイズのフックに見合う羽根が、
 ぴったりのペアで生えていたのはこれっきり……なにかと道は険しいっすよ。

 しかし、
 こうしてこの羽根をつくづく眺めてみると、
 子供のころはじめてシマウマを知って、
 「なんでこのおウマさんだけシマシマなん?どして?」

 なんちゅうかこう、
 邪心のない感動がよみがえるトキメキ世界仰天生き物紀行。

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 眺めているだけで、
 胸がキュンとなるプレミア・フック。
 素晴らしいよね凛としてる。

 アチラのお国では、
 こんなカスタム・メイドなサーモン・アイアンだけを曲げて焼いて塗装して磨いて、
 それを専門のご商売になさってる方もいらっしゃる。

 それだけの需要があるんやね……。

 なんでも、
 バンブーロッドのリフィニッシュじゃないけど、
 塗装が剥げたりキズがついたりした、
 経年劣化ボロボロ年代物クラシック・サーモンフックのリフィニッシュ!、
 も受け付けてくれるらしいよ。
 
 それなりの請求らしいけど、
 そりゃもう徹底的にビッカビカにしてくれるんだってよ。

090315(7)7.jpg
 そしてブラック・フランコリン……、
 これだけいじくりまわして、
 ようやくこの白黒ウズラの特性というか持ち味というか、
 モロモロが頭でなく身体でわかってきた気がする……かも?。

 ので、
 いずれまた、
 みんな~見て見て~コレ作って~ん…と言いたくなるような、
 「オルカ」の大群ドド~ンと群れさせてリベンジさせてくださいね。

 おやすみなさ~い。

 
 
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