BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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CDC Muddler for Japanese Great Caddis
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 純白のCDCフェザー。
 この濃密な繊毛っぷりにご注目を……。
 
 ハイクオリティなCDCの必須条件は、
 とにかくファイバーに螺旋状に生えているこの微細な繊毛。

 真っ白なCDCで、
 ここまで根元から先っちょまで均一な感じで繊毛ビッシリっていうのは、
 ありそうでなかなかなかったタイプ。

 そしてフェザー全体の大きさも絶妙にちょうどイイ感じ。

 この純白をはじめてみたとき、
 パッと連想したのは……、

 夕暮れの暗がりの川面を遡上飛行していくヒゲナガの、
 バタバタとひらめく真っ白な下翅が、
 とっても鮮明な残像として印象に残る……あの感じ。

 というわけで、
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 アンダーウイングに、
 この純白を二枚重ねてとりつけた、
 ヒゲナガ・サイズとフォルムのマドラー・ミノー。

 ターキー・クイルなどなどのオーバー・ウイングは、
 ディーウイング・タイプのフラットなVの字スタイル。
 なんだかソレっぽくないっすか?。

 と、
 そんな平らなフォルムは、
 以下のようなチョッピリいたずら心な目論見も……、

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 左がノーマルなスタンダード・タイプのマドラー・ミノー。
 ちなみにヘッドはウエスタン・タイプのコロッと丸めなトリミング。

 右のは、
 それとくらべてヘッドがかなり小さいわりに、
 カラーヘアーとなるディアヘアーの量がドバッと多くて長めになっている。

 そしてボディはぺっちゃんこ。

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 ヘッドの拡大写真。

 右のヘッドのヒゲナガ・カットですけれど、
 こじんまりカットしてあるだけでなく、
 スカルピン・パターンや、
 僭越ながら我がナマズ釣りご用達の「キャット・バグ」などのように、
 扁平な形状になっている……ここがミソ。

 このヘッドの形状と大きさ、
 そして長め厚めのカラー・ヘアー、
 さらにフラットなボディ部分……、

 これらのフォルムの相乗効果で、
 流れをスイングさせたり、
 意図したドラッグをかけると……、
 きもちよ~くスイーッと水面下に潜っていく…という寸法。
 テンションのかかりかた次第で、
 かなり深くまでいっちゃう潜水上手です。

 で、
 そんなテンションを緩めてやると……、
 つかった素材ならではの圧倒的な高浮力でもってフワワ~~ンと浮いてくる。
 粉状フロータントを効かせておけばさらに……、

 しかもCDCアンダーウイング部分を中心に、
 水を弾いてギラッギラの水泡がフライを包み込んでキラメキまくる……というわけ。

 と、
 そんなキラメキ具合やフライのフォルムから、
 産卵のためのヒゲナガのダイビング・アダルト・フライと、
 ピンポイントな使い方に限定しなくても、

 このトリッキーな動きとキャッチーなフォルムにくわえて、
 長時間耐久ボコッと浮いてる加減の扱いやすさで、
 なにかと多方向で活躍してくれるユニバーサル系ダイビング・マドラーです。
 
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