BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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Giant size CDC Dryflies for Giant caddis
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 この、
 神秘のマダラ羽衣のしたに隠れている、
 シミひとつない純白のしだれ長襦袢……

 逢魔がとき、
 暗がりにはためくヒゲナガの、
 あのあまりにも印象的な純白チラリズム……、

 きっとおそらく、
 暗がりの水面で、
 夕餉の膳に無我夢中なマスたちにとっても、
 気をひかずにはいられない艶姿……。

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 おいしい素材をそのまままるごと……。
 秘めた旨味をぞんぶんに……。

 濃密な繊毛に覆われた、
 まっ白CDCをまるごとアンダーウイングにつかった、
 ジャイアント・サイズのヘンリーヴィル・スペシャル風TMC905BL#6。

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 ちょっとしたタイイング・ステップ。

 これからハックリングするわけですが、
 ハックルを巻いていく土台の部分にご注目を……。

 ウイング素材の余りをカットしないで、
 ほんのすこし残してカットしてある。

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 たとえばエルクヘア・カディスなんかのように、
 ちいさなヘッド部分を表現…フライ全体のフォルム・イメージとしての小細工……、
 というだけでなく、

 こうして素材の余りを残しておくと、
 こんなタイプのフライの構造上、
 本来ならハックリング作業しにくいイヤらしい段差が残りがち……、
 いっつもイライラしちゃうフライのハックリングも、
 もうビックリするほど簡単かつキレイにハックリングできる。

 だけでなく、
 たったこれだけのことで、
 フライ全体の良好なバランスにも貢献……、
 さらに、
 ピックアップしやすい、
 着水時ひっくり返りにくくなる、
 などのメリットもある……。

 ほんのちいさな小細工ではありますが、
 ヒゲナガ・サイズともなると、
 余計にこのひと手間が活きてくるように思います。


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 暗がりの水面に、
 ボカッと高く浮いて、
 スカッとよく見えたい……、
 
 水面をジタバタのたうち羽ばたくヒゲナガ・サイズの「デラウェア・アダムス」。
 フラッタリングやスケーティングも得意です。

 どでかサイズで超軽量。
 ハックル・ボサボサ系にもかかわらず、
 CDCやおおきく広げたテールなどとの相乗効果で、
 空気抵抗が相殺されて投げやすく、
 かつ……ずっと浮いてて…ず~っとよく見える…イブニング・キラーです。

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 CDCフェザーを丸ごと一枚計2枚、
 ファンウイング仕様で巻きとめるときの大事なコツ。

 二枚まとめて、
 ウイングの根元をスレッドでギッチリ巻きとめておくこと。

 ウイングの位置を安定させて、
 使っている最中にCDCのファイバーがバラケすぎないように……、
 しておくと、
 なにかと都合がいい。

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 で、
 巻いている最中も、
 ウイングの根元を前方に倒しておいて、
 ハックルやらなんやらをラクラク巻いて……、

 という作業も、
 CDCの根元をスレッドで縛っておくと、
 ココをこうして倒しても、
 ハックリングしながら元に戻せることになる。

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 オプションで、
 ヘッド部分にピーコックハールも巻いてみた。

 なんとな~く、
 ヒゲナガの目玉や頭っぽい感じ……。

 コック・デ・レオンのルースター・ケープ両脇からとった、
 プルップルのテールのファイバーが、
 バサッて感じで扇状に広がっているのにもご注目を……。

 ヒタッとやわらか~く水面を押さえつけてフワッとひろがるテール材……、
 薄暗がりのなかでは、
 それはさながらサーフェイス・フィルムにくっついちゃったマダラ模様の上翅…ですか?。


 
 純白CDCをつかったフライズ連打でお送りする、
 「晩春ヒゲナガ祭り2009’」
 まだまだつづきます~~~。
 
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