BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
201703<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201705
King of Kings
090720(1)1.jpg
 7月10日から今日まで、
 たくさんの「いごっそう」や「はちきん」と遊んだ。

 だれもかれも初対面なのに、
 だいぶまえから仲よくしていたような錯覚。
 会ってすぐ、
 ……ええやん ええやんメンドーな挨拶は…もう旧知の友だちってことで ええやん……、
 とでもいうような「あっけらかん」な気安い感じ。

 居心地良すぎて、
 街にもすっかり馴染んだ気分。

090720(2)2.jpg
 ネチャッと身体にねばりつく不快な湿気。
 気温は連日の真夏日。

 夜明けのニュースでは毎朝のように、
 ここ南国土佐の梅雨明けが遅れていることを、
 「曇りのち雨」マークの画面とともに知らせている。

 夜明けの浦戸湾。

 今夜もまた、
 「グレイゴースト丸」はアチコチさまよい、
 何度も何度もイカリを降ろした。
 潮の干満と、
 それによって起きる潮の流れに一喜一憂しながら、
 巨大なフライを夜通し投げつづけた。

 来る日も来る日も、
 竿は曲がらなかった。

 しかし……、
 ほんとうのラストチャンス、
 その時は来た。

 
090720(3)3.jpg
 
 ぼくらの祈りは、
 梅雨空を突き抜けて天に届いた。

 「カッパッッアンッッ!!」響き渡る乾いた水飛沫の音の一瞬あと、
 「ドンッ!」という衝撃。
 
  









090720(4)4.jpg
 自分ひとりで釣ったのではまったくない。
 かといって、
 釣らせてもらったのでもない。

 「やまひろ船長」とぼくが、
 ふたりでチカラを合わせて釣りあげた一生の宝物。

 このアカメは、
 われらが「グレイゴースト丸」の光り輝く勲章のひとつ。

 だからこそ、
 喜びはさらに大きく、
 その感動はより深い。

 あの瞬間から、
 王様を讃える言葉が、
 溢れるようにでてくるけれど、
 そのどれもがまったく言葉足らずに思える。

 どんな賛美も、
 あの経験の記憶のまえでは控え目に思える。

 ぼくはまだ、
 夢のなかにいるようです……。
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.