BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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CDC販売強化月間 第3弾「CDCスペントウイング作例集」
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 さて、
 みなさまの熱くほとばしるタイイング中毒っぷりに支えられて、
 現在ひたすら突き進んでおります「太鼓判CDC販売促進強化月間」、
 あたたかなご支援…ほんとうにありがとうございます。

 今回は、
 もうすでにご購入くださったみなさまへ大感謝の気持ちと、
 「CDC買おうかな~どうしよっかな~」なんてチョッピリ迷ってる、
 そんなアナタの背中をやさしく押したい……、

 と、
 そのような下心ムンムンで、
 このようなフライズのご紹介です。

 まるで、
 「オラ、にっぽんいちのカモ尻羽根売り子になるだ!」
 くらいのいきおいです。

 ひきつづきCDCのご注文お待ちしております。
 CDCの色や価格などの詳細は、
 前回の更新に詳しく書いております……、

 といいつつも、

 ライトダン、
 ダークダン、
 スポッテッドダン、
 ホワイトともに1パック¥1200、
 送料無料です。
 さらに、
 3パック以上のお求めでもれなくオマケつき。
 こちらのメールアドレスまで bsfly@msd.ncv.ne.jp
 ぜひぜひご連絡ください……、

 なんて書かずにいられないワタクシ。

 というわけで今回は、
 前回ご紹介した「CDCスペントウイング私的取り付けテク」をつかって巻く、
 水面不時着型「小型テレストリアルズ」のご提案です。
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 TMC102Yの17番に巻いた、
 真っ黒のハネアリ型CDCスペントウイング。

 ヘッド前方頭部の付け根ギリギリから、
 ほんの数本のモルフォファイバーを忍ばせたCDCのファイバーが、
 キレイにフルスペント状になって左右に伸びております。

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 後方から見るとこんな感じ。
 ボディ中央部のクビレもくっきりハッキリ。
 メリハリの利いたボディ部分を強調させたまま、
 このような「それらしいフォルム」にスペントウイングをイイ感じに取り付けるのは、
 フックサイズがちいさくなればなるほどに、
 なかなか難儀な作業ですけれど……、
       ↓
       ↓
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 まずはボディ後方を巻いたら……、
 前回のスペントウイングなカゲロウのウイング取り付け方とまったく同じ方法で、
 ヘッドの付け根付近にCDCを巻き止めて……、
 ついでにソコにモルフォファイバーも巻き止めといて……、

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 指先で左右にわけたCDCとモルフォのあいだに、
 CDCの余りを折り返して……、

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 そのウイング付け根ギリギリに、
 ハックルを一巻きかふた巻きくらい。

 CDCの余りの部分はまだ切らないでねココ大事……。

 という作業をする際のワンポイントお役立ち情報を。
 ウイングのCDCやモルフォがフワフワしちゃって、
 ファイバーを巻き込みそうになるときは、
 写真のようにウイング先端を濡らして軽くねじっておくと……、
 ウッソみたいに作業がやりやすくなります。
 とくに、
 空気が乾燥して静電気の起きやすい今頃の季節、
 さらに!
 老眼で目がショボショボ(心中はげしくお察しします…)なんて方にも、
 コレすっごくおススメ。
 たったこれだけのことで、
 格段にウソみたいに、
 このあとの作業がやりやすくなります。

 言われてみれば「な~んだ」ってことなんだけど……、
 たとえばキャッツキル・ドライフライ系のバンチウイングの取り付けなどなど、
 「ウイング素材を濡らしておく……」のがお役立ちの場面は、
 もういくらでもあります。

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 で、
 純白CDCをインジケーターとしてセット。
 要領やコツは、
 前回とりあげた方法とまったく同じ。

 しつこいようですが、
 余りはまだ切っちゃダメ。

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 最後のヘッドを巻く作業。
 ここではピーコックハールのヘッドにしてみたんだけど、
 ここでもまだウイングやインジケーターの余りの部分はカットしないで、
 そのまま作業。

 そのワケは、
 この余りの部分を先に切ってしまうと、
 そこが段差になって、
 どのように巻こうともズンベラな細長いヘッドになってしまう。
 そこで、
 いかにもアリンコの頭をおもわせる、
 コロッと丸くて小さなヘッドを巻くには、
 この余りの部分をおおいに利用して、
 これを滑り止めにしつつ、
 コロンッとしたヘッドを巻こうというわけです。

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 しかも、
 こうしてちいさな球状ヘッドを巻いて、
 その後に余りの部分をちょびっと残してカット。
 そして、
 そのカットした切り口んところに、
 マーカーで着色しておくと……、
 その部分がなんとな~く虫の目や顔を連想させると……。

 一石二鳥やねん。

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 ちなみに、
 ここでつかったボディ素材は、
 シールズファー基調になんやかんやブレンドした、
 「ちょっと硬質なイメージの光沢感のある黒」
 なダビング材のあいだから、
 ピーコックハールの濃緑色がチョロッと覗いてる……って感じのボディ。

 つかっていると、
 サカナの歯に当たったりして、
 ダビング材が毛羽立ってビロ~ンと昆布みたいになるんだけど……、
 これがまたなんというか、
 ネロ~ンと水流に絡みつくような、
 ニョロ~ンと虫の脚がもがいているような、
 なんか生き物の動きを感じさせて……、

 そこからさらに本領発揮って感じです。

 ということは、
 アリの形をしてはいるけれど、
 とくにアリンコを意識しているわけではなく、
 こんな感じの、
 翅を水面に密着させてビロ~ンと張り付いている、
 ちいさめのテレストリアルっぽいの全般、
 みたいな感じで、
 いつでもどこでもつかってるフライということです。
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 こんなのが川辺を飛び交う季節は、
 北の大地の天使どもたちは、
 アリンコだろうと地バチだろうとハムシだろうと、
 黒っぽくてコロンッとしてて艶っぽいのが、
 とくに大好きになるようです。

 あと、
 これは私見ですが、
 テレストリアルっぽいムードを醸し出すカギは、
 やはりナイスバディのクビレですよクビレ……。
 ボンキュッボンッて感じで巻いてね。

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 もうひとつ、
 北の大地テレストリアル事情で欠かせないムシを……。

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 秋から初冬の北海道ドライフライ中毒の方々は、
 もうみ~んなコイツに夢中「屁ッピリムシ」。

 ゲーリー・ラフォンテーンの名作「スパークルピューパ」に、
 今回ご紹介したCDCスペントウイング装着の、
 簡易型カメムシ・スペントウイング仕様です。

 このテのテレストリアルを、
 スペントウイングで巻くのは、
 実際の虫のカタチや浮き方だけを見れば、
 とくに必要なさそうでもあるんだけど……、

 なんていうか、
 下翅をひろげたまま飛翔失敗した虫を表現する、
 という目的はもちろん、
 それよりも、
 ボテッと水面に浮いているコロンッとしたフライの周囲で、
 CDCのファイバーが水面膜にはりついて、
 ライトパターンを微妙に乱してモヤ~ンとしていると、
 よりファジーな印象で生命感を高められるのではないか?、
 という目論見があります。

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 「屁っぴりスパークル」を下から見てみるとこんな感じ。
 
 スパークルピューパ同様に、
 ジーロンでアンダーボディを覆ってあります。

 ああ見えてじつはとっても透明感のある、
 繊細で華奢な屁ッピリムシ……。
 ベターッと風のない、
 フラットな水面……。
 湖面に点々と浮いているカメムシを、
 クルージングしながらチュボッと吸い込んでいる……。
 そんなシビアな屁ッピリ・タイムにお試しあれ。

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 このパーフェクト・バディのイケメンも、
 「なんとかハムシ」をコポンッと吸い込んで飽食してはいたけれど、
 それとサイズがおなじで、
 似たような色合いの、
 冒頭で取り上げたハネアリ・スペントを、
 ハムシにライズするのとまったく同じように、
 コプンッと吸い込んでくれて、
 そのまま一気にバッキングラインまでノンストップ激走。

 北の大地に遠征の際は、
 フライボックスの片隅に、
 CDCをつかってファジーに巻いた、
 「コロンッとした黒っぽくてちっこいフライ」
 も忘れずに入れといてね……。
 この小粒ちゃんが、
 信頼と確信の巨魚キラーに変貌する場面が、
 当地には意外なほどにたくさんありますZO……。

 というわけで、
 みなさ~ん…今シーズン用のCDC補充のご用命ございましたら、
 ぜひぜひお気軽にメールくださいませ。
 いつでもお待ちしております~。

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