BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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カモのおしりはボクらの宝箱
 ことしの2月14日、
 我が家に「湯たんぽ」が届きました。

 購入したホームセンターのレジ袋にはいったまま、
 紙袋にグシャッと包んでありました。
 「湯たんぽ」の側面には、
 M&M(だったっけ?)の小袋にはいった百円チョコが、
 セロハンテープではっつけてありました。

 もう確実に、
 送料のほうがずっと高い、
 「義理チョコ」ならぬ「義理湯たんぽ」。
 色艶の気配は皆無。

 ……え?コレ…ワシにどないせえゆうん?……

 ほどなく、
 東京に住んでいる送り主からお電話。
 「湯たんぽハマるよ!面倒がらないでぜったいつかってよ!すっごくいいYO!」

 と、
 語尾にビックリマークをくっつけたいような、
 湯たんぽラブな勢いでおススメされました。

 で、
 ストーブのうえでグラグラ沸いてるヤカンのお湯を、
 湯たんぽにいれて……

 湯たんぽ…すっげーいい。
 
 コレ送ってくれてメチャサンクス。

 なんていうか、
 ネチャ~ッと熱くなる電気のヌル熱さではなく、
 いつもサラッと爽やかにポカポカ……。

 おかげで部屋の暖房を抑え目にできて、
 ボヤ~ンとのぼせない。
 湯たんぽに足のっけてタイイングしていると、
 めっちゃ快適……集中力の持続がちがうな~……って感じです。

 足先って、
 大事なんですね。

 そして、
 布団にはいるまえに、
 ストーブヤカンのお湯を「湯たんぽ」に新たに足しておいて、
 布団のなかに忍ばせておいて……、

 歯みがいてシッコしてパジャマ着て布団に飛びこんで、
 まだつめたい布団のなかでそっと足をのばすと……そこには、
 うわ~ちっちゃなシアワセがここにある~
 って感じ。

 さらにグレートだと思ったのは、
 とうぜん「湯たんぽ」のなかのお湯は、
 一晩でゆっくり冷めていくわけだけど、
 おかげで爆睡してるとき不快に熱くなりすぎることもなく、
 寝るときから朝まで、
 そのときどきで常にイイ感じの「あったかさ」になってる。
 これが素晴らしく人間の生理に合ってる気がした。

 まあだまされたと思ってお試しあれ……「湯たんぽ」ええよ~。

 過去の遺物的アナログ暖房器具は、
 ココロと気持ちまでぬくめてくれるYO。

 と、
 ぼくもまた、
 「オマエこんどは湯たんぽ仕入れて売るのか?」
 ぐらいの勢いですが……、

 100308(1)1.jpg
 ああ…キミの名を呼べばスクラッチ……。
 今夜もまたアップセッターズ。
 The Upsetters - Black IPA
 「ブラック・アイパ」というのは、
 ジャマイカの方言で「コショウ」のことらしい。

 「オレ様はブラック・アイプァァ、そしてまたあるときはスナイプァァアア(スナイパー)……」
 曲の冒頭で、
 まるでキューティ・ハニーのように、
 製作者リー・ペリーがのたまっておりますが、
 そこに意味があるのかないのか……。

 The Upsetters - IPA Skank
 そしてコチラはダブ・ヴァージョン。

 精霊に導かれるままに、
 お創りになったのかな~って感じです。

 ボクにとって涅槃の快楽。

100308(2)2.jpg
 フライの名前は「スペント・アイパCDC0819」。
 
 ボディ材は、
 コック・デ・レオンのファイバーをむしったあとのハックル・ストーク。

 このまえの「CDC販売促進特集」のときにご紹介させてもらった、
 CDCのスペント・ウイングの巻き方でやると、
 写真のようにCDCの先端部分が残るでしょ……。

 当社ご自慢CDCは、
 この先端部分のファイバー揃い加減も大きな売りのひとつ。

 これを捨てないで貯めておいて……、
 
 今回はこのようなクラシック風味スピナー・パターンに巻いてみました。
 ホートンルビーやランズ・パティキュラ・タイプのスピナー・フライのハックルティップ・ウイングのかわりに、
 CDCの先端部分を代用して、
 見た目や誇りや主張をかなぐり捨ててまでも、
 使いやすさと高い機能性を重視しつつも……、

 小股の切れ上がったクイルボディと、
 ハラッとした長いテールのフォルムが、 
 お気に入りの竹竿にあわせると、
 ちょっと小粋なCDCパターン?……といった感じです。

 最上段写真の、
 手前の2本のフライを見てみてみると、

 左側は、
 ライトダンCDCをやや厚めのウイングにとりつけて、
 ハックルは4回転ほど……渓流釣り上り用です。
 これくらいの量で充分浮いて流れてよく見えます。

 で、
 右側は、
 ダークダンCDCの先端をうす~くペラッペラに巻き止めて、
 ハックルもウイングの前後に一回転づつだけ……。
 シリアス・ハッチマッチャーです。
 ウイングのとこにだけ、
 フロータントをつけてつかってます。
 かろうじて水面膜にひっかかると、
 もうほとんどボディしか存在感のない華奢なスペント・スピナー。

 現代風ないつものスペント・パターンとのローテーションで、
 ときとして反応がガラッとかわることは、
 富士の麓の激シビア・スプリングクリークにて、
 もうええっちゅうくらい体感済みです。
 

100308(3)3.jpg
 前回とりあげたロードアイランドレッドのハックルストーク・ボディ。
 なんだけど、
 ちょっとアレンジ。

 ストークをマジックで黄色に塗りたくってボディに巻いて、
 それをコーティングすると……羽化してちょっと時間が経ったヒメヒラタカゲロウみたい。

100308(4)4.jpg
 と、
 そんなフライをまえから見てみると、
 CDCのウイングがハーフスペント気味に上方向に反っている。

 CDCのストークは、
 ゆる~く曲線を描いてカーブしているんだけど、
 スペントウイングを巻くならば、
 人情的にこれを下側に向けて取り付けたくなるけれど、
 個人的にはこのカーブを上向きにしたほうが、
 着水時のバランスの向上、
 ピックアップ時のスムーズな感じ、
 水面下から見たときのライトパターンのこじんまりまとまった印象、
 視認性の向上、
 浮力の持続などなど、
 すこしでもポテンシャルが高くなるように感じてます。

 とくにこのテのパターンで、
 フックサイズが大きくなればなるほど、
 その傾向大。

100308(5)5.jpg
 う~んと……、
 ぶっちゃけて言うけど、
 マテリアルを売りたいがために、
 いろいろお楽しみタイイング情報とかまとめていると、
 これがまた、
 ボクにとっては新感覚なタイイングの刺激になってます。

 あえてすごく下司に言うと、
 脳内でソロバン弾きながらタイイングしていると、
 いつもと視線が変わるのかどうなのか、
 タイイングのちょっとしたアイディアも沸いてきたりして、
 とても新鮮です。

 いまのところ、
 「これっていいことづくめちゃうん?」
 と……。

 そしてそれはまた、
 ご注文くださった皆様のおかげです。
 もう本当にありがとうございます。
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

100308(6)6.jpg
 こうして見ると、
 いつものボクのお気に入りウルフ系ドライフライなんだけど…………、
 ビシッと直立したウイングにバラバラ~ッと忍ばせた、
 CDCのファイバーが核となるファジー系。

 ちょっとこのウイングのフライを、
 今シーズン使いまくって、
 さらにアレンジ改良しまくってから、
 あらためて詳細などご紹介させてください。

 と、
 そんなわけで、
 お楽しみタイイング情報も込み込みで、
 いろんなマテリアルを販売したいな~と、
 いろいろ画策中です。

 そのあかつきには、
 現在販売中のCDCともども、
 どうかどうかよろしくおねがいいたします。

 しかし、
 脳内構想だけははちきれんばかりのくせに、
 いつまでたってもチンタラやってるマルムシ人間。



 そして、
 まかりまちがって、
 もし万が一、
 「リー・ペリーってどんな音楽なんだろう?」とか、
 「アップセッターズ聴いてみようかな~」などと思ってくださった方……、
 スーパーウエルカムです。

 はじめてアップセッターズ聴いてみようと思う方には、
 ボクならこの写真のド派手なジャケットのアルバムをまずおススメしたいです。

 69年から75年にかけてのリー・ペリー製作による珠玉の作品を、
 後年になって「リー・ペリーがだいっすき」な方が編集されたオムニバス・アルバムです。
 「リー・ペリー」「Born in the sky」で検索したら、
 いろんな周辺情報とともに、
 ゴロゴロでてくると思います。
 ついでにウィキペディアとかも見たり寄り道もして……。
 で、
 このアルバムが楽しめたら、
 そうした情報群のなかに頻繁に登場する、
 「スーパー・エイプ」や「コンゴス」など聴いてみると……、
 
 釣りの行き帰りのクルマのなかは、
 当分アップセッターズ一色になる危険が増すかもしれません。

 このアルバム、
 最初の第一歩として聴いても、
 リー・ペリーならではの歌心や摩訶不思議感覚を堪能できるし、
 また、
 立派なマニアになってからも、
 いろんな意味で楽しみの多いアルバムです。

  
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