BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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コック・デ・レオン ヘン・セカンダリー(但しワケあり…)クイル販売のお知らせ
 完売御礼

 ご注文くださった皆さま、
 本当にありがとうございました。

 おかげさまで、
 「ヘンレオン・クイル」今回の販売分はすべて売り切れとなりました。
 また販売させていただきたいと思っておりますので、
 今後ともなにとぞよろしくおねがいいたします。

 また、
 CDCのほうは引きつづきガンガン販売中です。
 全4色で1パック\1200です。
 ご注文お待ちしております。
 

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 コック・デ・レオン・ヘンセカンダリー・クイルを、
 1ペアづつバラ売り販売開始のお知らせです。


 コンプリート・ウイングではなく、
 ヘンレオンのクイルを1ペアづつパックしての販売となります。

 ただしワケありのクイルたちです。
 本来なら、
 ここで販売させていただくクイルは、
 コンプリートの状態では「傷み」が目立つので、
 売り物にはならないものでした。

 コック・デ・レオンは、
 鉄砲玉系の気性の荒さが特徴です。
 ケージのなかでも常に怒ってます。
 オーラでまくりのマダラ模様の羽根にふさわしく、
 根性とプライドの塊のニワトリです。

 とうぜん翼はケージにこすれまくり、
 無傷のものは皆無といってもよいのではないでしょうか。

 なので、
 現在流通しているコンプリート・ウイングはすべて、
 選別の際に蒸気に当ててクイルの修正をしてあります。

 と、
 サラッとゆうてますが、
 その手間と忍耐は……コンプリート・ウイングの積み重なる山を目の前にして、
 カル~ク気が遠くなりそうなエンドレス作業。
 その作業をこなすには、
 羽根が好き…ということと同じくらい、
 「意地」も必須。 
 
 しかし、
 そこまでしても、
 コンプリートウイングの状態では修正できないものがどうしてもでてくる。
 本来ならそれは涙の破棄処分。
 
 ところが、
 そんなコンプリートでも、
 羽根を抜いてバラした状態で、
 一枚一枚修正すれば、
 クイル材としてまったく問題なくつかえるものが何枚かとれるものがある。

 がしかし、
 その手間や労働単価をかんがえれば、
 破棄処分するしかないのが、
 どうにもこうにも切ないところ。

 今回、
 このクイルを販売させていただくにあたり、
 あえて内幕を晒させていただきますが、
 これがヘンレオンのウイング販売のしのびなさ……とはマーベリック勝俣さんの弁。

 「もうほんっとしのびなくて切なくてさあ……、
 左側のクイルだけ見ると、
 ウワ~ッて感動するくらいキズもなくて模様もばっちりなのに、
 右側のクイルはグチャグチャなのとか……そういうのザラなんだもんやんなっちゃうYO」

 その実情が手に取るようにわかるだけに、
 っていうか、
 そうした選外のコンプリート・ウイングもたくさん見ているだけに、
 もうたいへんにたいへんにもどかしいところ……と、
 かねてよりず~っとおもっていた。

 「ちょっとその切ないコンプリートウイングたち、
 ぼくに託してくれない?。
 一枚づつぜんぶバラして直すから、
 それを売らせてもらわれへんやろか?」
 
 ホワイティング博士、
 そして勝俣マサやん、
 「それいいね!。ぜひやってみて」との快諾。
 ほんとにうれしかったです。
 
 あたたかいお気持ちの伝わるおつきあい、
 いつもほんとにありがとうございます。
 おおきな励みです。

 という経緯で、
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 冬の間せっせせっせとコンプリート・ウイングをバラして、
 クイルの選別をして、
 すべて蒸気に当てて修正をして、
 さらにそのなかから選別をして、
 1ペアづつビニールパックしてみました。
 
 近所の釣りキチ兼レゲエ好きの真面目な学生さんにも声をかけ、
 「ええバイトがあるで…」とたぶらかして、
 羽根タコ部屋にほりこんで、
 ほとんど無償の長期奉仕活動に従事してもいただきました。
 マジお疲れのご様子、
 さすがにしのびなくなりました。
 ホンマおおきにメチャありがとう。
 
 メチャ気合い入ってますねん。
  マーチブラウン風
  ヘンレオンⅠ
  ヘンレオンⅡ
  ヘンレオンⅢ
  ヘンレオンⅣ
 ヘンレオンのセカンダリークイルについての過去記事を、
 ザッと拙ブログから抜き出してみました。
 クリックしていただくと各記事にいけます。

 が、
 あくまでもザッと見ただけなので、
 これらの記事以外にも、
 ことあるごとに登場しております。

 はじめてこの素材を発見したのが、
 およそ5年だったか6年前のホワイティング農場にて。
 
 「これイケル!ぜったいイケル!!。これはスゲエ……」

 あの衝撃の出会いから現在まで、
 もうず~~~っと「ヘンレオンのセカンダリーすげえすげえ」
 と言いつづけておりますが、
 長年かけてバッキバキに使い倒した現在では、
 その想いはもっと強くなっております。

 と、
 そのように格別な思い入れのある羽根を、
 じぶんでやりたいように販売できるのって……なんだか奮い立つ感じです。

 というわけで、

 「それで気になる値段はナンボやねん?」
 などという肝心の話しのまえに、

 やはり羽根を売るからには、

 その羽根をつかってどんなのを巻いているのか?、
 なにがそんなにいいのか?、
 どこがたのしいのか?……、

 その羽根に関する、
 おもしろ情報とささやかなご提案も、
 ありったけテンコ盛りにしないと気が済まないワタシ。

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 ここのところの拙ブログにて、
 …渓流釣りではファジーなソフトハックルやウェットフライばかりつかっておりますよ…
 という報告をさせていただいておりますが、
 そんな釣りをみっちりやりはじめて3シーズン目…。

 その現時点での集大成的なウエットフライがこの子たちです。

 ボディはほとんど下巻きのみ。
 ホワイティング産ヒーバートのヘンハックルと、
 ヘンレオンのセカンダリークイル、
 そしてパートリッジなどのフロントハックル。
 つかう素材は3種類だけの、
 簡素でシンプルなつくりのパーマハックル型ウエットフライです。

 ヘンハックルを、
 かなり密に巻いたボディが最大の特徴でもありミソです。

 ホワイティング産ヒーバートのヘンハックルは、
 ファイバーの中間から根元付近が、
 繊毛の密にはえたソフトで太い質感と淡い色調になっています。
 そして、
 ファイバーの先端が透明感のある本来のハックルのような感じになっています。

 この質感を利用して、
 フライが水に濡れると、
 ヘンハックルのウェブの多いファイバーの根元付近が、
 まるでボディのようになります。
 で、
 そこからのびているファイバーの先端付近が、
 そのボディから突き出ているガードヘアーのような体裁。

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 水中に沈んだときのフライ全体のシルエットや質感は、
 まさに「ファジー」という言葉がピッタリの、
 何に似ているわけでもないけれど、
 なんだかとっても虫っぽい印象。

 透明感とフニャッとソフトな質感、
 ボディ全体のヘンハックルのザワッとした動きや生命感、
 そんなのが混然一体となって醸し出される虫っぽさ生き物っぽさ。
 さらに、
 天然素材だけの構成によるモダンクラシックなつくりは、
 巻いていても非常にたのしい。

 そしてなによりも、
 適度なヴォリュームがあるのに、
 当然だけどフライ自体の重量はめちゃくちゃ軽量。
 狙うポイントによって、
 アプローチやフライの操作が千差万別する、
 山岳渓流でのウエットフライの釣りでは、
 この「軽さ」がいろんな場面でおおきな副音になります。

 で、
 そのようにフライ自体は軽いけれど、
 バサバサと毛羽立った構造で、
 水流への絡みというか馴染みも良い。
 水を切るように流れるのではなく、
 水に揉まれるようにネバーッと流れる感じ。

 と、
 そんなフライの流れる様子を一見すると、
 ヘンハックルの先端部分の透明感のある色が、
 ヘンハックル根元部分を覆っているように見えて、
 これがまた、
 羽化直前のなにがしかの虫の皮膜……みたいな。
 ここのところ、
 ヘンハックルをアンユージュアルな方法でつかうことで、
 またその魅力を再確認できます。

 巻き方はとってもカンタン。
 通常のウエットフライを巻ける方なら、
 ヒゲナガ・サイズでもおどろくほど短時間で簡単に巻けます。
 で、
 その作業も、
 無理のかかる個所がどこにもないので、
 ストレス・フリーでたのしいです。

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 まずは、
 金色のフラットティンセルをフックシャンク全体に添えるように巻き止めて、
 ゴールドワイヤーのリビング材をセット。

 ちなみに、
 ここでつかったフックはTMC947BLの12番。
 が、
 お好みのフックでぜんぜんかまいません。
 けれど、
 ライトワイヤーのフックがおすすめです。

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 ウイングを取りつける個所の気持ち後方に、
 ボディハックル材を巻き止める。

 ここでつかったのは、
 ホワイティング産ヒーバートのヘンハックル「ファーネス」。

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 ハックルを、
 写真のように密に後方に巻きすすめていって、
 それをゴールドワイヤー3回転ほどでボディ末端に巻き止めたら、
 こんどはそのままワイヤーをぐるぐる巻きにしながら、
 フック前方に補強リビングしていきます。

 このワイヤーとティンセルの下地が、
 水中でハックルの根元からわずかにチラッときらめくのも、
 なかなかです……。

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 通常のウエットフライ同様にウイングを取り付け……。

 このとき、
 ボディハックルを指先で撫でつけるようにすると、
 勝手にエエ感じに後方になびきます。

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 写真のように、
 ウイング材の余りはまだカットしないで、
 写真のようにウイングと余りのあいだに、
 スロートハックル材をセット。

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 クルッと一回転。

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 で、
 あまりをカットして完成。

 これはフライの機能がどうとかよりも、
 個人的な好みや嗜好のところですが、
 ぼくは最近の私的ファジー系ウエットフライには、
 写真のように、
 ウイング材の余りをチョコっとだけ残して、
 ヘッドのようにしています。
 「エルクヘアカディス」の要領です。
 
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 これからの季節、
 真昼間の水面直下をユラユラ流したり、
 日暮れの水面を引き波立てて逆引きしたり……、

 つかいかたは自由自在。

 大きな声では言えませんが、
 顆粒状のフロータントを効かせて、
 超ソフト質感のハイフロート浮き姿勢のドライフライとしても……バツグンっす。

 ちなみに、
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 このキャッツキル・スタイル風の、
 ボディもハックルも、
 すべてヘアーズイヤーで巻かれた、
 クラシックな「ゴールドリブド・ヘアーズイヤー」のウェットフライ。

 これのウイングを、
 コック・デ・レオンのヘンセカンダリーにしたものも、
 オールシーズン大活躍のおススメ・ファジー系。

 で、
 このフライの構造や釣れ具合にハマッて、
 さらに、
 これからの季節に向けて、
 もっと軽量で水面直下の姿勢を維持できて、
 さらにフライ全体にもっとザワザワした動きのあるヤツをつかいたい……、
 ということで、
 今回ご紹介した我がボサボサ・ウェットフライに行き着いた…というわけです。

 そんなわけで!

 コック・デ・レオンのヘンセカンダリー・クイル販売…なにとぞよろしくおねがいいたします。

 気になる価格は、
 1パック\500と\700の二種類での販売です。

 以下のアドレスまで、
 お気軽にメールください。

   bsfly@msd.ncv.ne.jp

 おりかえし、
 代金や振込先など明記して返信させていただきます。

 また、
 CDC販売と同様に、
 今回もまたご注文額の総計が\3000以上で、
 もれなくささやかな笑えるオマケつきです。

 それからグレード別けに関してですが、
 ファイバーが長いかどうかよりも、
 クイル全体のまとまりや、
 使える部分が多い、
 などの観点でグレード別けをいたしました。

 なので、
 どちらのクイルも、
 フックサイズ8番前後~12番の常用サイズのクイルがとれるとおもいます。
 このへんは、
 出荷の際にも確認しながら発送いたしますのでご安心ください。

 また、
 傾向として大型サイズにも巻けるもの…という希望が多いように見受けられますが、
 レオンのヘンセカンダリーの場合ですと、
 余裕を持って美しく巻けるサイズの上限は、
 標準的ウエットフックで8番サイズだとおもってください。
 6番サイズが巻けるものは、
 かなりすくないです。

 ちなみに、
 今回ご紹介したフライや、
 最近の記事中で取り上げたヘンレオンをつかったフライズはすべて、
 今回販売させていただくクイル材のなかでも、
 先端切れがひどいものや、
 クイル中央はズバッと切れているもの、
 「ス」がすこしはいっているものなど、
 「あ~これは売り物にならないな~」
 っていう、
 「捨てるには惜しいけど売り物にはできないグレード」ので巻いてあります。

 また、
 ここで取り上げたフライにつかったフックは、
 TMC947BLの10番がもっとも多いです。
 ロングシャンクのフックなので、
 通常のウェットフックの8番よりやや長めくらいのシャンク長になります。
 ただ、
 そうしたフックに、
 ワタシはロー・ウォーター気味に巻いているので、
 そのへんもお含みおきいただいて、
 巻きたいフライのウイングの長さなどなど、
 ご購入ご検討の参考にしてください。

 クイル材は、
 とくに「とれるウイングの長さ」が気になるところなので、
 なんだか説明がクドくなって申し訳ないです。

 それでは、
 ご注文を手ぐすね引いてお待ち申し上げております。
 なにとぞなにとぞ、
 どうかよろしくおねがいいたします。


 追伸:
 それと、
 しばらく品切れの色があってご迷惑をおかけしていたCDCですが、
 本日すべての色が入荷いたしました。
 いずれまたあらためて特集告知させていただきますが、
 とりいそぎ入荷のお知らせです。

 これまで同様に、
 ダークダン、
 ライトダン、
 ホワイト、
 スポッテッドダンの4色で、
 1パック\1200です。
 3パック以上のご注文でもれなくオマケつきになります。

 こちらのほうもあわせてご注文お待ちしております。



 
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