BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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 額装して部屋に飾るためのフルドレス・サーモンフライをご注文いただくと、
 そのお問い合わせメールを拝読しながら「よっしゃ来た来た来たっ!」
 いつも声に出ちゃう。

 ほんとにうれしい。

 そして、
 そんなお問い合わせをいただいたりするとき、
 「サーモンフライの名前も知らないし知識もないのに、注文なんかしちゃっていいのだろうか?」とか、
 「とくにどのパターンという指定もないけど、そんな漠然とした注文して苦笑されるんちゃうやろか?」とか、
 いろいろと恐縮してくださっている方もチラホラ。

 と、
 そのようなメールを拝読するたび、
 「んも~~~○○さんったら…ちょっと、抱きしめさせて…」

 そんな負の気持ちを押して、
 皆さまそれぞれのメモリアルあるいは大切な方への贈り物として、
 わたしのサーモンフライを選んでくださって、
 メールを送信してくださったわけやから、
 これ以上の名誉はないのです。

 ほんとにありがたいです。

 と同時に、
 そうした想いに自分はこたえられるやろか?
 ご期待にそえられるやろか?
 という不安も、
 もちろんいっっぱいあるわけですが……、

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 フリーファイバーのミックスド・ウイング、
 そしてマリッド・ウイング、
 さらにフルフェザー・ウイング。

 サーモンフライの王道スタイル3態が勢ぞろい。

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 あえてロングシャンクのディーウイング用フックに巻いた、
 「グリーン・ハイランダー」のヴァリエイション。

 まんま「ブラック・ドッグ」のロウ・プロファイルなフォルムに仕上げた。
 名づけて「ハイランド・ドッグ」ってわけです。

 おとなりに並んでいる、
 小山のように盛りあげたミックスド・ウイングの「ナポレオン」とは、
 まったく異なるムードに仕上げて並べたら、
 かえって三者三様の色が濃くなって、
 眺めていて楽しいかも……、
 などと夢想してこのようなスタイルに巻いてみた。

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 前回チラッととりあげた私家版サーモンフライ。

 ちょうどこのフライを巻かせていただくとき、
 若いアムハースト・フェザントのセンターテールが我が家に送られてきた。
 ビターッとキレイにそろった模様が、
 目の覚めるような純白地に浮き出るようにのっている。
 「こんなの数年ぶりに見たかも……」

 「お客さ~ん、きょうはキジのシッポでいいのが入ってるよ、
 朝採りのトレトレピチピチだよ、
 これからこれを腕によりかけて料理すっからさあ、
 今夜はこれで一杯やんなよ」

 ご注文に応じて、
 吟味に吟味をかさねた当店入荷の「旬」の素材をつかいたい。
 っていうか、
 ぜひぜひ使わせて~。

 ちなみに、
 上段の「ハイランド・ドッグ」のチークにつかっているのは、
 ホンモノのインディアン・クロウ。
 そしてコチラのフライのチークは、
 前回とりあげたインディアン・クロウのサブ。

 こうして改めて眺めてみると、
 代用品としての扱いではなく、
 適材適所あるいはTPOに応じて、
 サブとホンモノを使い分けることになりそうだ。

 このフライのファンシーでメリハリのある色の配列は、
 サブをつかったからこそ強調されたように思える。

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 額縁の色も、
 「アムハースト・フェザント」を意識して淡い色合いにしてみた。

 さいきん、
 ちょっとお値段は高くなるけど、
 そのぶん「ええ仕事」してくれはる額屋さん発見。
 これから、
 額の細工はぜんぶココに頼みたいです。

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 フリー・スタイルの私家版サーモンフライ2態。

 2本で一対の「めおとフライ」です。

 なので、
 フライ個別の名前ではなく、
 この額装のタイトルは「セイランの舞い」

 テーマは「夫婦円満、家内安全、ふたりはず~っとラブラブ、末ながく福を授かれますように……」

 伝説の神鳥「鳳凰」ことセイラン、
 英名アーガス・フェザントのセカンダリーと尾羽を、
 素材の主役に据えたフライズ。

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 と、
 縁起の良いことではエピソードにこと欠かないキジの羽根を、
 コック・オヴ・ザ・ロック(イワドリ)や、
 ダイド・バスタード、
 あるいはニジキジの首羽根で飾ってみた。

 ゴールデン・フェザントのトッピングは、
 まるでシャワーのようにブワッとひろげてきつくカーブさせて湾曲。
 なんとなくハートのカタチに見えるやろか?。






 どんなところに飾られて、
 どんな方々が眺めてくださるんやろか?……、
 
 額装したフライを梱包して、
 さいごにフタをするとき、
 「よっしゃ行ってこい。気に入ってもらえるようにがんばるんやで」
 声に出ちゃう。

 ご注文くださった皆さま、
 ほんとにほんとにありがとうございました。

 そして、
 額装フルドレス・サーモンフライ、
 ご要望があればどうぞ臆することなくご注文ください。

 自分にとっての「旬」の羽根、
 はたまた心躍る色とりどりのエキゾチックな羽根に埋もれながら、
 手ぐすねひいてお待ちしております。

 どうぞよろしくおねがいいたします。



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