BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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Rest in peace - Dick Talleur
 2011年2月18日、
 「ディック・タルーア」が、
 うっ血性心不全により亡くなったそうだ。
 享年79歳とのこと。

 「ええっ?」という気持ちで、
 関連のHPや掲示板などを片っ端から見て回る。

 と、

 …30年以上もまえに彼のタイイング本で知ったテクニックは今も私にとって欠かせないもの…、
 …彼のタイイング教室に参加した日の実り多く楽しかった時間が忘れられない…、
 …私のタイイングの最初の第一歩は彼のタイイング・ビデオからだった…、
 
 などなど、

 おそらくまだ20代だろう若者から、
 ディック・タルーアと同世代の方たちまで、
 あらゆる年代のフライフイッシャーたちからの、
 心のこもった「悼みの声」がいっぱいだった。

 生涯フライフイッシング・ビジネスのフリーランスでありつづけたディック・タルーアが、
 どのような人物で、
 どのような人生をまっとうし、
 かの国でどのように敬愛され慕われていたのかを、
 あらためて知った。

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 ディック・タルーアの巻いた、
 パーフェクトと言うよりほかない「グレイ・ゴースト」の写真のうえに、
 我が駄作群を添えさせてもらった。
 手向けの花束にもならないけれど……。

 彼の巻いたフライを見ていると、
 こんな複雑なストリーマーでさえ、
 いつも「単純明快」という言葉が思い浮かぶ。

 もはや昔、
 銘針「グレイ・ゴースト」を、
 …こんなふうにこそ巻きたい…そう切望して、
 この写真を穴があくほど眺めながら、
 トライ&エラーをくりかえした経験を、
 いまもすごく大切におもっている。

 なぜなら、
 その経験はまた、

 …フライというものは、
 同じフライを同じように巻いても、
 巻く人それぞれの「個性」や「味」というものが、
 かくしようもなく滲み出るもの…

 という「本質」を学ぶキッカケのひとつになったからだ。

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 ディッキーおじさん…ありがとう。

 どうぞ安らかに……。 

 
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