BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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Stonefly Nymph
 きのうの夕方、
 歯医者さんいって帰って来ると、
 富士山麓の秘密結社ザ・ハッチマッチャーズ幹部「アカマダラひでお」よりTEL。

 「きょうさ~、ちょっと仕事バックレて、竿もっていつもの川の土手歩いてたらさ~、
 スッゲーいいのがクルージングしててさ~、さいしょ20番でやったんだけど無視かまされて、
 おもいきって13番の黄色っぽいの投げたら……」

 「パクッと喰っちゃったのかよ?」

 「パクッと喰っちゃったっけ」

 「マジかよ~、ええな~。逮捕する」

 「いや~、さすがによ~引いたわ~。ええ尺アマゴでございました」

 当地函館よりも二足くらい早い春を満喫中のアカマダラひでお超ご満悦。

 ちょびっとジェラっちゃったっけ……。

 もうちょっとしたら、
 ワシかてリール鳴らしまくったるワイ。

 ただ、
 ぶっちゃけいまちょっと気分のりまへんねん諸事情で……。

 といっても、
 くれぐれもご心配はご無用。

 こうなんちゅうか、
 ザ・ハッチマッチャーズ「エルモンみつぐ」、
 釣り心の刃(やいば)を暗闇のなかひとりで研ぎ澄ます気分で、
 復活のときを待つ……ちゅう感じ…ってカッコつけちゃってホントにもう。
 

 そういやさあ、
 メールの最後の結びによく「Tight Line!」とか書くじゃん、
 オシャレなフライフイッシャーメンズが……。

 ぼく、
 あれに対抗していつも「Shout Reels!」て書いたるねん。
 ワイのブロークンブローカーブローケストなイングリッシュの暗号解読をモノともせず、
 せっせと文通してくれる海の向こうのハートフルなオッチャンらにバカ受けです。

 マネしてもええよ……。

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 Realism

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 Impressionism



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 故チャールズ・ブルックスの名著「ニンフフイッシング・フォー・ラージャートラウト」

 カッコ良かったブックカバーはすでになくなり、
 本が煤けているが、
 なんでかというと、
 高校のときに生活していた新潟の学生寮が火事になって焼け出され、
 後日その焼跡にはいると、
 生活用具や教科書その他はぜんぶ焼け焦げてたけど、
 この本と「週刊平凡パンチ」は狭いベッドの板のしたに入れてたので、
 ナマ焼け状態で残っていたのだった。
 

 あのころ、
 エロとフライの洋書は、
 寮の消灯時間をすぎてから布団をかぶって懐中電灯のしたで、
 読むのではなく穴があくほど眺めるものだった。

 どっちも「ああなのか?こうなのか?それともナマはナニなのか?」妄想炸裂で……。

 なんちゅうてもウブな高校生、
 どちらもまだまだ神秘のベールに包まれとったからな~。

 イカ臭いやんけ。

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 あのころ、
 シルバーダン色のオストリッチや黄褐色染めのグリズリーなんか、
 そんなんどこに売ってるねん?、
 仮に売っててもとても買えなかったけど……、
 選ばれた人間だけが使えるものやと思ってた。

 それがいまじゃあどうだいブラザー、
 そんなの有り余るほどそこらに転がっているぜベイベ。

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 ニンフフイッシングの示唆に富む良書ということだけでなく、
 自分にとっては、
 「妄想と想像の時代」から「実践と創造の今」をつないでくれるタイムトラベラーなブックやねん。

 そして、
 そのどちらの時代も、
 それぞれのカタチで満ち足りていることを確認させてくれる本でもあるわけだ。

 まあ、
 そんなこた~ど~でもええけど、
 フックシャンクに目いっぱいギッチリ鉛巻き込んだあるコイツらを、
 重くて厚くて深い流れにドッボンとぶっこむころには、
 またギンギンノリノリイケイケで、
 仕事も何もかもほったらかしたい所存です。



 もうすぐ夜が明けるYO。
 夜明けもすっかり早くなりました。

 春やねえ。
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