BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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純白落下傘型乾式洋風毛鉤純情派
 真っ白真っ白真っ白… 20060920010931.jpg
 まっしろしろ助…の逆襲

 7月半ば、
 昔からお世話になっているお客さんから電話。

 なんでも、
 モンカゲロウで有名な北海道は道東の湖で、
 ちょうどその大量羽化にも当たって、
 えらくイイ釣りをしてきたらしい…。
 ご満悦のご様子。

 「備前君のフライ、大活躍やってんで」
 「ホンマですか~」
 にやけまくる…。
 嬉しいったらない。

 「で、どのフライが?」
 「もうだいぶ前に巻いてもらった真っ白のパラシュート。あれのどでかいやつが一番効いたわ」
 「うっそ~、マジすかっ?」
 「うそちゃうがな、マジやがな」

 もう十年以上も前に、
 普通の渓流のイブニングでよく使っていた、
 真っ白のハックルをグルグル巻いたパラシュート。
 しかもオーバーサイズのハックルを2枚、
 これでもかってくらい、
 巻けるだけ巻いたやつ。

 ボディも、
 白のクイルボディや、
 白いスレッドにフラッシャブーのリビングなど、
 それをがっちりコーティングして、
 吸水しないで、
 かつ水切れの良いものを使ってある。

 もうなんちゅうか、
 アチラの都合は考えず、
 コチラの都合ばかりを詰め込んだ、
 機能性の権化みたいな無骨系パラシュート。

 ゲル状のフロータントを念入りにすり込んでおくと、
 ちょっとやそっとでは沈まない。
 そしてそのサイズと白さで、
 かなりの暗がりでもばっちりよく見えたパラシュート。
 
 そんなぶっちぎりの浮力と視認性の使い勝手の良さが、
 なにかとせわしないイブニング時のバタバタの心強い味方で、
 ハイシーズンの渓流のイブニングといえば、
 当時はこれを使うことが多かった。

 という、
 懐かしいフライが、
 かの地の湖で、
 モンカゲロウを貪るマスたちに大好評だったらしい。

 聞けば、
 大所帯での釣行だったとの由。
 きっと、さまざまなモンカゲ・フライが湖面に浮かべられたことだろう…。
 そのなかでもダントツで活躍したのがコレだったらしい。
 
 このお客さんとは、
 もう何度も釣りにご一緒させていただいて、
 その腕前もよく知ってる。
 さらに、
 仕事柄いつも冷静で、
 話しを大きくするタイプではなく、
 ましてやガセを言う人ではないこともヨ~ク知ってる。

 だからこそ、グッと真実味を帯びた話しとして迫ってくる。

 といって、
 単にこのフライだから効いた…、
 というだけで終わらせてしまうには、
 あまりにもったいない興味津々の問題提示でもある。

 一体全体、
 このフライのどこがマスたちにモンカゲを思わせたのか?
 ナニがどうだったから効いたのか?
 そこんとこを想像したり実践したりアレコレするのが、
 醍醐味でもあり、
 おいしいところ…。

 と言いつつ、
 今夜はおやすみなさい。
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