BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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ピュアホワイト・パラシュートドライフライ純情派
 というわけで、
 前回の「真っ白しろ助」の拡大写真。 20060921231741.jpg
 とにかく真っ白…。
 ハックルの大きさも、
 フックのシャンクと比較すると、
 冗談みたいにグルリ~ンとでかい。
 そしてグルグル巻きに分厚い。 20060921231811.jpg
 下から見てみる…。
 テールが、
 相当量のハックルファイバーを使ってあるだけでなく、
 半円を描くように大きくパカッと開いてある。

 このオーバーハックルと扇子状のテールのおかげで、
 細く巻いたボディに対しての接水面積?は、
 もうハンパないで~、
 って感じ…。
 ベッチャリ水面にはりつくということは、
 流しやすさも格別です。

 というのはさておいて、
 使い始めた当初は、
 暗がりでもよく見えて、
 かつよく浮いて、
 とにかくイブニングで抜群に使いやすい。
 ってことだけを目的に使いはじめたこのフライ。
 なんだけど、
 今回のお客さんからの嬉しい報告はもちろん、
 自身でも後になって
 「ひょっとしてハッチマッチャーとして効いていたのでは?」
 と思ったことが何度かあった。
 まだこのフライを頻繁に使っていた頃だから、
 もうだいぶ昔のことになるけれど…。

 十年近く前に、
 中部地方に住んでいた頃の思い出…。
 ひとつは毎年雑誌に載るような有名河川での初秋の頃、
 エルモンヒラタカゲロウのスピナーフォールにライズしていたアマゴとニジマスたち。
 もうひとつは、
 その近隣渓流での初夏のフタスジモンカゲロウの羽化を待ちかねていたイワナたち。
 いずれも夕暮れ時、
 薄暗くなってこのフライをティペットに結ぶ時刻…。
 さらに忘れ難いのが、
 それらの川の本流筋で、
 もうほとんど夜って時刻に発見した、
 ヒゲナガカワトビケラのシャックを飽食していたアマゴたち。
 そんなこんなを、
 このフライを使って堪能したことがあった。
 
 といっても当時は、
 特になんという流下があるわけでない時にも、
 イブニングといえばいつもこのフライだった。
 というよりも、
 先に挙げた特定の虫の流下の際だって、
 最初はそれとまったく気がつかずに、
 とりあえずイブニングだし暗くなってきたし、
 よく見えるいつものヤツつかお…ってノリでコレを使っていた。
 で、それがまたなぜだか良く効いたので、
 ようやくなんでかな…?
 遅ればせながらストマックだなんだと調べてみて、
 「ああ、こんなの喰ってたんだあ…どうりで…」

 と、夕暮れ時の川辺のハッスルタイムを、
 このフライを頼りに戦いながら、
 惨敗も多々あったけど、
 ときには成功して喜んで、
 この純白落下傘から色んなことを示唆してもらったあの頃。

 形や色がソックリなだけが優秀なハッチマッチャーじゃないかもよ…
 融通の利くファジーなフライの臨機応変な効果、
 ハックルの不思議とオモシロさ…
 白って不思議な色だなあ…
 などなどをこのフライから痛感させてもらって悦に入っていたあの頃、

 まるで昨日のことのように鮮明なのに、
 とっても懐かしい日々。
 光陰矢のごとしです…。

 おセンチ気分ついでのオマケ画像…。 20060920011048.jpg
 うちに十枚以上はある、
 真っ白ハックル・ケープのなかの一枚…。
 なんてこともない見た目普通のハックル・ケープ。
20060920011020.jpg
 でも、ベラッとめくると真ん中あたりはツルツルテン。
 ちょうどフックサイズ8番~12番に合うハックルの生えてる部分。
 うちにある白いのは、
 全部こんなのばっか…。
 
 今のホワイティングのブロンズ・クラスだと、
 フックサイズ8番~12番で2枚づつハックル使って、
 たっぷり150本は楽勝で巻けるよ。
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