BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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くれないの橙色
 このまえの日曜日、
 いつもの吉田さんと釣りに出かけて、
 「陽が暮れる時間もすっかり早くなっちゃって…」
 とかなんとか話しながら、
 夕方家に帰って来てひと風呂浴びて、
 ガラッと窓をあけたら雪だった。

 あれよというまに銀世界。

 冬やねえ。

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 マスのオケツもまっかっか。




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高橋竹山 津軽じょんから節
 しんしんと降る雪を眺めていて、
 むしょうにコレが聴きたくなって、
 ひさびさにレコードに針を落としました。

 おもえば二十代はじめ、
 悪友から回って来た「裏ビデオ」を鑑賞したところ、
 そのオープニングのシーンで、
 大雪降りしきる真っ白な冬山を背景に、
 寒々と流れていた津軽三味線を聴いていたく感銘を受けたのが、
 高橋竹山の音楽を知るキッカケだった。

 冬になると聴きたくなるのは、
 そんな理由です。

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 このアルバムはライブ録音(73年渋谷ジャンジャン)で、

 「わたしの師匠は耳が聞こえなくてねえ、
 耳が聞こえないヒトが、
 目の見えないワタシの稽古つけてたんですよ……」

 演奏の合間に、
 朴訥と語りながら、
 お客さんをドッと笑わせる場面も収録されている。

 辛苦を笑い飛ばす。

 大衆芸能の真髄が、
 そんなところからも垣間見える。


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 5×のティペットにフライ結んで、
 そのうえ60センチくらいのところに、
 でかめのガン玉を2連結でかまして、
 それをデレーンと緩く流れるプールの流れ込みにボチャンと投げた。
 岩盤深みカケアガリに流れの芯がぶつかってる、
 いちばんええとこに流れ込んだフライが、
 ドップリ沈んだくらいのとき、
 ツイーンッとひったくられるようにラインが引っぱられた。

 快心のキレイなアタリ、
 よこで釣っていた吉田さんともども、
 「オウ~ッ」

 小春日和な陽の光のした、
 冬枯れの透明な水のなかを、
 鮮烈な橙色がギューーーーーーンと走る跳ぶ反転する。
 魚体が水面で翻るたびに吉田さんともども、
 「あっか~」

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 はあ……
 カッコええなあ……。


 




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 釣ったフライも橙色。

 濡れたシールズファーの、
 オレンジ生果汁100%的?ジューシーでヌルッとした質感が生々しくて頼もしい。

 「オレンジ&パートリッジ」ならぬ、
 「オレンジ&ヘアーズイヤー」16番。

 というよりも、
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 橙色のボディのうえに、
 茶色のハックルストークをリビングして、
 それをコッパーワイヤで補強リビングしたりして、

 正しくは「ブラッド・クレスト」のヴァリエイション。
 USAウエスタン・ヴィンテージ忘れ去られ系ファジー・ニンフの代表格。

 オリジナルのグリズリー・ヘンハックルのかわりに、
 ヘアーズイヤーを一回転ファー・ハックリングしただけのシンプルファジー系。
 
 


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 高橋竹山 津軽三味線即興曲(岩木)
 礼を逸したイタイ言い方をしますが、
 ヘビー・ダブワイズこそ主軸な音楽ライフを送っている者として失礼ながら一言、

 Feel Like BUBBLING.
 
 
 
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