BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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エルモン倶楽部 Presents 特選太鼓判CDC販売のお知らせ
 ヒュルリラヒュルリラ~♪
 師走ですね……

 きのうはワタシの遠近両用メガネ記念日でした at 小さな街の小さなメガネ屋さんにて。
 オトナへの階段を30歩くらいかけのぼっちゃいました。

 まだまだこれからが本番やでえ……。

 と、
 うそぶきつつ、

 今回はものすごく久々に「特選CDC熱烈販売」のお知らせ(丸秘新色情報つき)です。

 例によって、
 私的CDCフェザー・タイイング情報ごった煮状態でお送りしつつ、
 冬の夜長を羽根まみれのタイイング机の前で過ごされているアナタの耳元に、
 「注文してネ(ハート)」熱い下心の吐息をフ~ッと吹きかけさせてくださいネ。

 そんなわけで、
 まずはこんな話題から……、
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 北海道の晩秋のころ、

 水量豊かに滔々と流れる開けた本流、
 白い石くれが敷き詰められた広い河原。

 この川を釣っていたとき、
 ず~っとデジャヴ?……、

 はじめての川なのに、
 肌にも心にも気持ちにも馴染む流れ。
 歩いていてすごくたのしい。
 
 川の佇まいも、
 川から感じられる様々な気配も、
 川の匂いまでもが、
 どこかなつかしい。

 なんでだ?

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 一日の釣りが終わると、
 いつも課題がいっぱい。
 
 毎日毎日、
 「その日」の釣りの余韻に浸ったまま、
 場末のビジネスホテルの暗い蛍光灯のした、
 「明日」の釣りに備えてフライを巻いた。
 
 濃密な高揚感ひとしお。 

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 なんの情報もないままに、
 自分の勘をたよりに、
 だれもいない石くれだらけの河原を、
 ひとり延々歩き回って、
 サカナのツキ場を探した。

 いや~~~~、
 ……目論見や思惑を外した日も数え切れず……っていうか、
 それで普通。 

 しかし、
 そんな無駄と徒労の日々の果ての、
 この川からのご褒美は、
 またあまりにもパーフェクトな野性の結晶で……、

 えもいわれぬ達成感ひとしお。

 そんな釣りの日々。
 

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 ストマックポンプでかるく吸い出した胃内容物。

 羽化したばかりのエルモンヒラタカゲロウのダン。

 これを見たとたん、
 ここにきてずっと感じていた既視感の謎が解けた。

 北海道に移住するまえ、
 富士山麓のちいさな街に住んでいたころ、
 どでかい本流アマゴが釣りたくて、
 全精力を傾けて通っていた本流釣り。
 
 あの川でも、
 エルモンヒラタカゲロウの羽化は「ライズ中毒の花道」だった。

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 晩秋の澄んだ透明な陽の光のした、
 正午前後がピークとなる、
 エルモンの流下に一喜一憂しながら、
 美しい森に囲まれた透明な流れに立ち込んで、
 非の打ちどころがない完璧無比なサカナのライズに翻弄される……。


 ああんもう悶絶快楽……、
 これやねん、
 ワイの求めてたんはこれやねん。

 ぶっちゃけいつまでたっても帰れませんヒジョーにナンギです
 
 とりあえず、
 簡易携帯タイイングキットのなかに、
 高品質なCDCをたくさん持参しておいて、
 ほんとによかった。

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 富士山麓の本流や湧水の川にて産湯をつかった、
 我が「ハンプバック・イマージャー」のスペント・ダン仕様。

 ここ北の大地で羽化流下するエルモンへのライズにも、
 いかんなく本領を発揮した。

 と、
 こうした先鋭ハッチ・マッチャーズなフライを巻くために、
 毎夜CDCのファイバーをむしっていくと、
 どんどんどんどん溜まっていく「CDCのティップ先端部分」

 そして、
 いかんせん即席の携帯タイイングキットのもどかしさ。
 種類も量も限られるマテリアル。
 あるものはぜんぶ有効利用しなきゃ……という、
 セコイ考え方が功を奏した。

 ふっかふか繊毛まみれCDCのさきっちょには夢がある

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 まずはありがちなかんじで、
 二枚のCDCをピタッとあわせて縦方向に巻き止めたCDCティップの余りの部分に、
 ホワイティング産ヒーバートのヘンネック(写真はライトダン)をダブリングして、
 先端部分から巻き止めたところ。

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 そのハックルを、
 CDCの余りのほうのストークに、
 通常のパラシュート・ハックリング。

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 で、
 そんなパラシュート・ハックルを、
 ウエットフライのスロートハックルの逆向きなかんじで、
 CDCのウイングに覆いかぶせるようにセットして完成。

 エルモンしかり、
 モンカゲロウしかり、
 オオマダラももちろん、
 中大型カゲロウのアップライトウイング・スタイルに巻いたCDCダンとして、
 ただいま現在めちゃんこ気に入ってつかっているのがこのスタイル。

 CDCのティップを、
 ハックルファイバーで覆ってしまうことで、
 色調や質感さらには透明感の調整はもちろん、
 CDCファイバーの型崩れを防ぐ役割がある。
 これはフライのサイズが大きくなるほどに、
 無視できない副音になる。

 で、
 なによりも気に入っている理由は、
 ピタッと縦に立っているCDCティップにフワッと覆いかぶさっているハックルファイバーが、
 水面膜に干渉することで、
 このような縦型フォルムでありながら、
 ウイングをスックと立てて浮かんでくれる、
 絶妙なバランス感覚。
  
 難点は、
 水面のそこらじゅうに本物ダンがウイングを立てて浮いているとき、
 遠目に見るといかにも自然なかんじに紛れ込んでしまうので、
 たちまち見分けがつかなくなるところ。

 で、
 そんな浮き方とは真逆に……、
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 この見るからにショボそうな、
 ソフトハックル・フライにCDCティップ搭載の、
 一見ありがち過ぎるフォルムなフライ……。

 ではありますが、
 水中羽化型となるエルモンのサーフェイス・イマージャーとして、
 この秋の釣りを通して絶大な信頼を寄せているブチャイク・ファジー系ハッチマッチャーのひとつ。

 しいていえば、
 フラットウイングCDCダン…といったかんじの体裁。

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 まずはCDCティップを、
 12番前後なら2枚、
 14番以下なら1枚、
 こんどは平たくフラットに巻き止めておいて、
 その両脇にモルフォファイバーとジーロンをブレンドしたものを数本(少なめ)、
 散らすように巻き止めたら、
 さきほどのアップライト・ウイングと同じ位置に、
 おなじ処理を施したハックル(ここではホワイティング産ヒーバートのヘンのダークダン)を巻き止めて……、

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 通常のソフトハックル・フライと同じようにハックリング。
 全サイズ共通で二回転で充分。

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 うえから見るとこんな感じ。
 CDCティップをフラットに巻き止めたCDCダン。

 この部分で水面に「面」で接しながら浮きつつ、
 そんなCDCの周辺に、
 ヘンハックルがパラパラッと散りばめられているという寸法。

 さしずめ、
 水面まで浮上したものの、
 何らかの要因でウイング部分が濡れてしまって、
 もがけばもがくほどに、
 ウイングがクシャクシャになって、
 もはやにっちもさっちもいかなくなってしまった、
 溺れているダンもしくはイマージャー……な体裁。

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 ちなみにコチラは、
 ウエットフライ用フックのTMC760SPの14番に、
 CDCティップを一枚だけ巻き止めたもの。

 繊毛フサフサワサワサのCDCティップと、
 液状フロータントの相乗効果で、
 ヘビーワイヤな重いフックにスッカスカに華奢な体裁でありながら、
 CDCティップとヘンハックル・ファイバーが、
 かろうじて水面膜にひっかかって、
 ようやく浮いている……という状態を長時間維持できるところがミソ。

 百戦錬磨風情のいやらしい子たちのエルモンへのライズのさい、
 先のアップライト・ウイング仕様とのローテーションで、
 マスからのフライの見え方を刻々と変化させつつ、
 どさくさまぎれに吸い込んでいただく……というエルモンの釣り……。

 こんな年の瀬に、
 そんな晩秋の光り輝く思い出を書きなぐり……、
 ああんもうミツグちょ~切ない。


 そんなわけで……、
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 前回ご案内させていただいた新色、
 「アイアンダン」
 「ジンジャー」(ラベル表記は「キャナリー」です)
 注:ここでは色のイメージがつかみやすいように、
   あえてジンジャーと表現しております。
   このへんくれぐれもご了承ください。

 信頼と実績の定番一軍チーム、 
 「スポッテッドダン」 
 「ピュア・ホワイト」 
 「ダン」
 「ダークダン」

 各色ぜんぶバッチリ入荷しております。

 1パックにつき約50枚前後はいって¥1200 です。
 送料は無料です。

 bsfly@msd.ncv.ne.jp
 まで、
 くれぐれもお気軽にご注文くださいワタシマッテマス。
 

 また、
 いつものように3パック以上のお求めでもれなくチョコッとしたオマケがついています。
 
 今回もまた
 「封を開けたときにクスッと笑かしたい、そしてできればアナタのタイイング心に、あったかい火をそっと灯したい……」
 ちょっとおもろいオマケ同封させてください。

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 それでは、
 ご注文熱烈にお待ちしております。
 どうぞよろしくお願いいたします。

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