BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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マダラッ子倶楽部 Presents 特選CDC販売促進タイイング第二弾
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 みなさま、
 今回もまた「特選太鼓判CDC」のご注文をいただき、
 本当にありがとうございます。

 もちのろんろん、
 ひきつづき熱烈販売中です。
 なにとぞご愛顧よろしくお願いいたします。

 そんなわけで、
 今夜もまた
 「販売促進活動タイイング・マラソン」
 爆走してみようかと思います。

 といっても、
 とうぜんですが当社のCDCでなければ巻けない、
 ということではまったくありません。

 まずはお手持ちのCDCフェザーをつかって巻いてみてください。
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 今回取りあげるのはコチラ、
 北の大地ご用達のビッグ&バッドな巨大ドライフライ。 

 コレかんがえた本人よりも、
 気に入って愛用してくれてる精鋭部隊の面々のほうが、
 よっぽどゴッツイのんガンガン釣ってるやんけちょびっとジェラシー、
 ……スイマセン嘘つきましたかなり嫉妬……
 な、
 マダラっ子倶楽部「カモけつ羽根広報課」公認のマダラ模様ファジー系ドライフライ。

 こちら北海道どでかドライフライ・シーンにて、
 実績度数特大です初夏の必須ドライフライのひとつ。

 という、
 ヒゲナガちっくな巨大モジャモジャ・ドライフライが、
 前回とりあげた繊細な私家版CDCダンと、
 ほとんど同じテクニックで巻けちゃうタイイング・マジック。
 このへんも見どころと愉しみになるかとおもいます。

 また、
 こうした特大CDCフライの浮力をさらに向上させつつ、
 かつ水に濡れても復活させやすくするための、
 ほんのちょっとした細工も、
 抜け目なく盛り込んでみました。

 レシピは、
 アンダーウイングに良質なCDCフェザーを数枚。
 目安としてフックサイズ4~6番なら6枚前後。
 そして、
 そんなCDCのうえにかぶせるオーバーウイングとして、
 コック・デ・レオンのサドルもしくはテーリングパックのコックハックルと、
 あとは同じくレオンのヘンハックル。
 これらの素材をおさえていただければ、
 ボディの造作などは、
 もうほとんどお好みで……。

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 ここでつかっているフックはTMC947BLの8番。

 このフライとしては標準サイズのフックですが、
 あとでご紹介するヴァリエイションに見るように、
 だいたい4番くらいのマキシマム・サイズから、
 標準ドライフライフックの16番くらいまで、
 ムリなく対応できる方法になります。

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 ここでは、
 ボディのスタイルを、
 エルクヘアカディスの超巨大版で巻いてみた。

 つかったボディハックルは、
 コリンズの「クリー」のネックハックル。

 で、
 このウーリーワームばりのハックルの下側を、
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 カットするのではなく、
 指先でむしり取る。
 こうすると、
 ボディの毛羽立ちをカットしてしまったりするトラブルがなくなる。

 リビング材でハックルをしっかり補強してあれば、
 余分なハックルを指先でつまんで、
 ハックリングの回転方向とは逆向きに軽く引っぱると、
 かんたんにむしれる。

 で、
 写真はボディ下側のハックルをすべてむしった状態。
 
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 まずは「ダン」色のCDCを2枚まるごと重ねて、
 フラットに巻き止める。

 その余りのストークはカットしないで、
 直角に折り曲げているところに注意。

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 で、
 またもや「ダン」色のCDCを2枚重ねて、
 最初に巻き止めたCDCの位置よりも、
 ほんのすこ~しだけ前方に巻き止める(ココすごく大事)
 スレッド2回転分くらいの幅を目安にすると良い。

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 そしてまたさらに、
 こんどは「ピュアホワイト」のCDCを2枚重ねて、
 またも先に巻き止めた「ダン」色CDCよりも、
 心持ち前方に巻き止める。

 6枚全部のCDCフェザーを束ねて一気に巻き止めるのではなく、
 このように数回に分けて巻き止めるのは、
 重なっているCDCのあいだに、
 微妙な段差をつくって、
 かすかに隙間があいていることで、
 ウイング全体がフワッと自然な感じに膨らんでいるように仕上げる目的もある。

 が、
 それよりもずっと重要なのは、
 こうして重なりあったCDCの束に隙間をつくっておくことで、
 顆粒状もしくは液状のフロータントがウイング根元まで充分に浸透する。
 そして隙間があいていることで風通しが良くなる。
 で、
 これらの相乗効果で、
 理想的な浮き方かつ、
 水面上にポカッと乗るように浮く高浮力が長時間持続する。

 またさらに、
 濡れそぼってしまったフライを乾かす際にも、
 微妙な隙間のおかげで断然乾かしやすくなる。

 と、
 見た目は未処理のものとぜんぜん変わらないにもかかわらず、
 ほんのちょっとしたひと手間で、
 フライのポテンシャルが飛躍的に向上する「痛快感」を味わえる部分。

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 オーバーウイングとなるコック・デ・レオンのヘン&コック・ハックルの処理。
 といっても、
 ハックリングする部分をそれぞれダブリングしただけ。

 ここでは、
 ベージュ色の地にマダラ模様が鮮明に散っているテーリング・パックと、
 ライトダン色にグラデーションがかった暗色模様がはいったヘン・ハックルを組み合わせてみた。

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 アンダーウイングとして巻き止めた6枚のCDCの余りのストーク根元に、
 ダブリング処理した2枚のハックルを、
 先端側から巻き止めたところ。

 これからこのハックルを2枚同時に指先でつまんで、
 CDCの余りストーク根元にハックリング。
 
 2枚同時にハックリングするときはプライヤーをつかうのではなく、
 2枚とも指先でシッカリつまんで、
 かるく引っぱるようにハックリングすると、
 どちらかのハックルがゆるんだりするトラブルを防ぐことができる。
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 で、
 CDCの余りのストーク根元に、
 ブワワ~~ンとパラシュート・ハックリングした状態。

 ハックリング回数の目安は全サイズ共通で4~5回転ほどで充分。
 というよりも、
 いっぱい巻きたいのをこらえて、
 思っているよりも少なめにハックリングするくらいのほうが、
 ウイングに仕上げたときにちょうど良いヴォリュームになる。

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 パラシュート・スタイルにハックリングしたハックルの前方を、
 ハックルを左右に振り分けるようにしながら、
 邪魔なハックル・ファイバーを指先でむしったところ。

 こうしておいて……、
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 ハックルを指で包むように持って後方に引っぱりつつ、
 スレッドをCDCの余りストーク後方に回しながら、
 ハックルの向きや角度を調整して、
 オーバーウイング完成。

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 ここでようやくCDCの余りストークを、
 エルクヘアカディスのヘッドとまったく同じ要領で、
 すこし残してバチンとカットしてヘッドを形成。

 で、
 マキシマム・サイズなビッグ・ドライフライあっちゅうまに完成。

 まずはフライを上方向から見てみる。
 オーバーウイングとなるレオンのファイバーが、
 フラットに巻き止めたCDCのうえで扇状に広がっている。
 しかも、
 そんなオーバーウイングの付け根、
 基部の部分はほとんどヘッドぎりぎりのところから、
 ブワッと扇状になって広がっている。
 にもかかわらず、
 ヘッド部分はスッキリ細身。

 事情が分からない人が見たら、
 「あれっ?、よく考えたらこのレオンのウイングってどうやって巻き止めたんだろう?」
 となる独特のフォルム。

 水面でのバランスもすこぶる良好です。

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 横方向から見るとこんな感じ。

 ウイング造作の種を明かしてから見るとなんてことはないですが、
 「ウイング素材はフックシャンクに巻き止めるもの」
 という固定観念のまま見れば、
 あるいみ異様にも見えるヘッドとウイングの付け根部分……。

 ここんとこにこそ、
 フライの機能性向上と、
 イタズラ心なタイイングの面白さが、
 ギュッと凝縮されてますねん。

 で、
 このヘッド部分、
 見栄えを良くするだけでなく、
 こうした大型サイズのばあい特に、
 フラッタリングさせたときに水流の抵抗を受けて引き波を立てたり、
 またピックアップのさいに引っぱられたフライがゴボッと音を立てるのを押さえたりと、
 なかなかの活躍をしてくれるというわけです。

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 TMC947BLの6番~10番に巻いたヒゲナガ・サイズなヴァリエイション。

 ちなみに、
 手の平中央で裏返っているのが、
 今回ここで巻いたもの。

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 写真中央のビッグは、
 「硬派な漢のど根性ドライフライ・フック」ロングシャンク&ヘビーワイヤTMC905BLの4番、
 に巻いたフラッタリング・カディスのキングコング・サイズ。

 一方、
 その取り巻きたちは、
 TMC100BLの14番に巻いたエルクヘアカディス風。

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 10番以下のフックに巻く場合は、
 コック・デ・レオンのヘンハックルのみでハックリング。

 それぞれ、
 こんな色調と模様のレオン・ヘンハックルをオーバーウイングにして、
 エルクヘアカディス風に仕上げてみた。

 ここで経験上、
 たいへん大胆な言い切り発言しちゃいますが、
 このように模様と色調のヴァリエイションが千変万化なレオンのヘンハックルですが、
 お好みまたはお手持ちのどれをハックリングしても、
 それぞれにかならずイイ感じに仕上がる。

 こんなところもコック・デ・レオンの奥深さのひとつかと……。

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 と、
 なんだか「特選CDC販売促進活動」なんだか、
 「冬の夜長のコック・デ・レオン談義」なんだか、
 もうゴチャゴチャですが……、

 オフシーズンたけなわのいま、
 釣りゴコロもてあます夜の夢見タイイングのお供に、
 「特選太鼓判CDC」のご用命ございましたら、

 ぜひぜひぜひ、
 お気軽にご注文くださいませ。
 もうなんていうか、
 ウルウルッてかんじでお待ちしております。

 なお、
 ご注文の際の詳細とCDCの色ラインナップなどは、
 前回のエントリーの最後のほうに書いてます。
 パソコンのマウスをグリグリグリ~~~っとスクロール?してネ。

 それでは、
 なにとぞよろしくお願いいたします。  
 
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