BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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モンカゲロウとウルフフライ Ⅱ
 つい数日前、
 いつもお世話になっている、
 お客さんふたりから立て続けに頂いたメールに、
 「北の大地ウルフ」
 ってフライの名前が書いてあった。
 
 なんやったっけそれ…?
 
 ぼくが巻かせてもらって、
 お買い上げいただいたことは確実なんだけど…

 おふたりともメールで、
 そのフライの活躍の様子などを書いてくださっていて、
 ほどなく正体判明。

 モンカゲロウの季節に合わせて、
 おまかせセットでご注文いただいたフライのなかのひとつ。
 モンカゲ風な体裁なんだけど、
 ほかにもいろいろな場面で使えるファジーな作りの、
 私家版ウルフ・フライのことだった。

 前回の釣り自慢で取り上げたやつ。

 流行も、
 時流もなにもかも無視して、
 個人的趣味丸出しのこのフライを送らせてもらった時は、
 自分にとってかなり冒険だった。
 …こんなのよりもっとモンカゲロウに似てるヤツ巻いてほしかった…
 なんてお客さんは内心では思ってはるのとちゃうか?
 と心配だった。

 その半面で、
 過去の自分の実績を支えに、
 まあ騙されたと思って使ってみてよ、
 って強気な気持ちもあった。
 だからこそ、
 あえてこのウルフフライを送ってみた。

 フタを開ければ、
 おふたりともモンカゲロウの時期だけでなく、
 その後も各所でコレを使ってくださっていて、
 楽しくエキサイティングな釣りの思い出が綴られていて、
 すごく嬉しかった。
 冥利につきました…。

 「全日本ファジー系ユニバーサルフライ推進委員会企画構成補佐」
 としては溜飲も下がりまくりだ…。
 
 で…、
 「北の大地ウルフ」なんて、
 お寒い名前の由来なんだけど、
 かの地の湖から使い始めたことや、
 ボディやテールなんかに、
 とっておきのヒグマの毛を使っていること、
 なんかを語呂合わせたもの。

 完成したフライを送る時、
 名無しのゴンベだとナニなので、
 テキトーにでっちあげたのだった。

 で、そのまますっかり忘れていた。
  
 その名前のあまりのセンスのなさは、
 ちょっと棚上げさせてもらっといて言い訳を…。
 自分で巻いた私家版フライに、
 自分で名前をつけるのは、
 どうもこう…
 なんちゅうか…
 こっぱずかしいのじゃ。

 なんでそんなことが…
 と言われたりもするけど、

 これはもう、
 自分の性分なんだから、
 しかたないのじゃ。

 だからいつもなんか、
 照れ隠しというかなんというか、
 ふざけた語呂合わせとか、
 駄洒落とか、
 寒い名前にしてしまうんだけど…。

 それでフライに使った素材や巻き方なんかは、
 もうずっと覚えてるんだけど、
 つけた名前は次から次に忘れるねんな~…。

 というわけで、
 僭越ながら「北の大地ウルフ」初代タイプを… 20060923100740.jpg

 もうかなり使ったあとで、
 鋭い歯で何度もかじられたり、
 どこかにぶつけたりして、
 ややくたびれた感じになってきているやつを載せてみる。 20060923100711.jpg
 正面から見ると、ま~るいダンダラ模様。
 そして…
             ↓
             ↓
             ↓
             ↓
             ↓
20060923100806.jpg
 なれの果て…。
 ほんとによくがんばってくれた。
 と言いつつ、
 この後もずいぶんコキ使って、
 バンバン活躍してもらった。

 このテのフライは、
 最初のカッコ良さはもちろん、
 こうなってしまってからも旨味が出てくるというか、
 言いしれぬ生命感が宿る雰囲気になるのがいいと思ってる。

 で、なぜだかこうなってからの方が…効くように思う。

 なので、
 少しでも長く使えるように、
 丈夫に巻きたいと、
 いつもアレコレ試してる。
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