BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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問いかけ
 まずお知らせを……、

 当ブログ2007年9月7日付けの
 「ヴィンセント・マリナロとポーキュパイン・クイルをつかったフライ」
 の記事を、
 諸事情により削除しておりましたが、
 現在は元通りになっております。

 歴史小渓流ロマンその3 

 お問い合わせをくださった皆さま、
 ご迷惑をおかけいたしました。

 そして、
 そんな過去記事も読みたいと思ってくださって感激でした。
 ものすごくうれしく、
 励みになりました。
 本当にありがとうございました。

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 さて、
 じつはかねてよりとても困っていることがあり、
 そのご相談と問題提議のつもりで、
 私が現在抱えている問題について、
 たいへんに僭越ながら書かせていただこうと思います。

 といっても、
 これから書こうと思っていることは、
 たったひとりの人間とその店に宛てて、
 ものすごく不本意ながら意見を言いたいことなので、
 これを読んでくださるほぼすべての方にはまったく関係のないことです。

 むしろ、
 そうした関係のない方々をイヤな気分にさせてしまうのではないかと、
 それを心配していますし、
 そしてとても申し訳なく思っております。
 また、
 これを書くことで、
 自分がエラそうな不遜な人間に思われるのではないかと、
 それも不安に思っております。

 ですが、
 そのような、
 出来れば避けて通りたい問題に、
 あえて言及するということは、
 当事者として「窮鼠猫をかむ」のせっぱつまった心境です。

 どうか、
 そのへんをご理解いただければ、
 と切に思っております。

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 まず、
 フライフイッシング産業の末端のそのまた末端の立場で仕事をしている私が、
 現在とてもアタマを抱えている問題からお話しさせてください。

 ご存じのように、
 私はこれまで、
 当ブログでも雑誌の記事でも、
 じぶんの商売に直接関係あろうがなかろうが、
 タイイング・マテリアルに関して、
 まず自分が散々つかってみて、
 本当に良いと思ったもの、
 あるいは面白いと思ったものに関しての情報は、
 嬉々として、
 ほとんど垂れ流しの状態でご紹介させていただいておりました。

 イヤな言い方をします。
 そのような活動は、
 雑誌の記事や販売用マテリアルを除けば、
 そこに自分への直接的な収入は生まれません。
 むしろ、
 そうした活動をするために費やす労力や手間は、
 ソロバンづくで弾いてみれば常に赤字です。

 ではなぜ、
 そのようなことを熱心にやっていたかといえば、
 言葉を飾れば「微力ながらでもシーンの活性化につながれば……」
 という大義名分もありますが、

 ここでは本音を言います。
 そのような「情報垂れ流し」の状態は、
 自分にとっても、
 とても楽しかったからです。

 つまり、
 金銭面での還元ではなく、
 同好諸氏の皆さんと、
 ほのぼのとした空気のなかで情報を共有しながら愉しむ、
 ということが、
 じぶんのモチベーションの発奮そして維持というところで、
 どれほど自分を奮い立たせることになっていたかを、
 今になって改めて痛感しております。
 

 ところが、
 この1年あまり、
 そうしたことがやりにくくなってしまいました。

 とくに、
 ホワイティング社のハックル群については、
 なにも言えなくなっております。

 また、
 これを書いている私の目の前には、
 「これを販売したら、きっとすっごく楽しいだろうな~」
 と思って八方手を尽くして仕入れてきた珍素材などが、
 そのまま手つかずの状態で、
 さびしく眠っております。
 
 具体的にいえば、
 ホワイティング社のハックルについては、
 もはや2年前、
 雑誌記事を中心に、
 「ファーネス」や「コッキィ・ボンデュ」などのハックルについてご紹介させていただこうと、
 いろいろ準備しておりましたが、
 ほんとに不本意ながら、
 その途中でやめてしまいました。

 そして、
 おもしろマテリアル販売活動については、
 昨年の夏に販売させていただいた「トドの毛」以降、
 まったく活動しておりません。

 書いていて、
 あまりの情けなさに泣けてきそうになってきたので、
 さらに泣き言をいうと、
 現在はこのブログになにか書きたいとおもっても、
 あまりに制約が多くなりすぎて萎えてしまい、
 せっかく記事を書いても掲載することもなく、
 逡巡したのちに消去してしまうことも度々です。

 そのため、
 ブログ更新も滞りがちです。

 そうでありながら、
 水面下ではあいもかわらず、
 いろんなハックルやマテリアルをつかい、
 いじくりまわし、
 そしてフライを巻いては釣りに行き、
 自分のなかでは、
 「これ、みんなに紹介できたらいいなあ」
 という話題や課題はどんどん増えています。

 私の「やりたいこと」を溜めているコップは、
 もう溢れそうです。

 しかし、
 それを健全なカタチで紹介させていただくことができない、
 またその気になれないところが、
 正直とても辛い。

 と、
 現在の私の偽らざる心境は、
 この仕事を楽しくやりがいをもって継続させるうえで、
 私にとって不可欠であり核となる部分だったことが、
 ほとんどできなくなって、
 仕事もプライベートも元気がありません。

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 さて、
 ここで、
 私の現状と心境が、
 このように自分にとって非常に好ましくない状態になってしまった原因についてお話しさせてください。

 それは、
 ちょうど、
 私がこのような気持ちになってしまったころから現在までのあいだに、
 何人かの方から、
 まったく同じ内容のお問い合わせをいただいた件について、
 お答えさせていただくことにもなります。

 あえて店名は挙げませんが、
 ホワイティング社の商品を中心に、
 いくつかの獣毛などを販売している、
 とある「並行輸入マテリアル店」に関して、
 その店のHPの内容などから、
 私が密接に関係しているのではありませんか?

 といったお問い合わせを何件かいただきましたが、
 まったく関係ありません。

 さらにいえば、
 その店が原因のすべてで、
 私は困っております。

 その理由は多々あります。

 ですが、
 ここでは問題を散漫にしたくないので、
 この店に対して強い憤りを感じていることのなかから、
 一点だけを取り上げて述べるにとどめます。

 まず、
 日本国内に明確に正規ディーラーが存在しているにも関わらず、
 その気になれば誰でも出来る並行輸入でおなじものを販売する、
 というのは、
 とくに「人の道義」というところで、
 私にはまったく理解できない感覚です。

 この一点だけをとっても、
 私はこの店を認めることができません。

 また、
 自分がそのようにおもっている店に、
 じぶんが発信した情報が無断活用されるというのは、

 それ、
 ムリ。
 ちょっと耐えられません。

 器のちいさな人間ですいません。

 と、
 そのような意見を述べると、
 たとえば規模の大きな産業や商売の例をだして、
 「お金を儲けるために、商売として、ありえることだ」
 とアドバイスくださる方もおられました。

 それに対して、
 まったく反論しません。
 いや、
 できません。

 が、
 個人的見解は言わせていただきます。

 私は、
 社会にでてから現在まで一貫して、
 マニアックで趣味性が高く、
 いってしまえば、
 その業界に関わる全員と顔見知りのような、
 非常に狭い趣味世界でのみ働いております。

 またさらに、
 「類は友を呼ぶ」の伝で、
 おなじように小さく狭い業界で商売をしている友人知人たちも何人かいます。
 なので、
 そうした業界の裏側も、
 いやというほど見聞しております。

 その立場から、
 いつも思っていることをいわせてください。

 そうした趣味性の高い、
 マニアックで狭いマーケットのなかで、
 健全でまっとうに、
 その世界の発展を真摯にかんがえて、
 たくさんのリスクを抱えながら、
 大切に大切に育んできた分野を、
 薄っぺらいモノに変えて衰退させていく原因の一端となるのは、

 例外なく、
 まっとうな人間が人知れぬ苦労をしながら、
 コツコツ築き上げてきた土俵に、
 なんのリスクも背負わずに寄生して、
 おいしい汁だけを吸おうとする厚顔無恥な人間の所業でした。

 その図式は、
 私にはものすごいストレスであり、
 深い憤りを感じる場面です。

 ましてや、
 マテリアルはナマモノです。
 鳥インフルエンザの例を持ち出すまでもなく、
 万が一の危険性をも常にはらんでおります。

 また、
 実際になにかおおきなトラブルがあったときに、
 たとえそれが個人のしたことであっても、
 
 自然保護、
 動物愛護の観点から、
 昨今の世論がどのように我々の趣味を曲解して、
 どのように攻め立てられるかは、
 容易に想像できます。

 とてもおそろしいです。

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 さて、
 これでひとまず私の偽らざる心境と意見を述べさせていただきました。

 そして、
 ここからがもっとも大切なところです。

 それでは今後、
 私はどのようにしたいのかというと、

 その店を叩きたいとか糾弾したいとか、
 そんな不毛なことではなく

 もう切実に、
 心の底から、

 これまでのように、
 じぶんが面白がっているマテリアルやタイイングについて、
 ほのぼのと愉しいムードのなかで、
 自由気ままに、
 なんら計算することなく、
 あけっぴろげに、
 自分こそが愉しみながら、
 垂れ流しの状態でバンバカ紹介したり、
 語ったりしたい。


 ので、
 こうして自分のかんがえを明確にしたうえで、
 また思うままに活動再開したいとおもってます。

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 もうすこしだけお話しさせてください。

 このように、
 特定の個人と店に向けて意見を述べたときに、

 もっとも危惧し、
 また心配しているのは、

 まっとうなご商売をされている、
 大多数のプロショップの方や、
 そしてなによりも、
 こんな事情にはまったく関係のないユーザーの皆さんの、
 純粋なお気持ちを傷つけることになったらどうしよう、
 ということです。

 これを読んでくださった方のなかには、
 この店で買い物をしたことのある方も、
 きっとおられることと思います。
 そのほとんどの方は、
 こうした事情はまったく知らなかった、
 という方々だとお察しいたします。

 そんな純粋な皆さんのお気持ちを害してしまうようなことがあれば、
 辛いです。
 それはまったく私の本意ではなく、
 逆に本当に申し訳ありません。

 それをおもうと切ないです。

 これはあくまでも、
 販売する側の問題であって、
 皆さんにはまったく関係のないことです。
 
 くれぐれもくれぐれも、
 気に病むことのないようにお願いいたします。

 ただ、
 「ことなかれ主義」で、
 人様のやることに自分が意見を言うなど、
 身の程知らずでおこがましいと思っている私が、
 このように公の場で個人に対して意見するということが、
 どのような心境なのか察していただけますと、

 ありがたいです。

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 やな話しでホントすいません。
 
 これに懲りることなく、
 どうか、
 今後ともよろしくお願いいたします。

 ちょっとのま充電してきます~。
   
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