BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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巻き初め
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 本年の聴きはじめは、
 「かえってきたパイプコック・ジャクソン」より、
 Lee Perry - The Return Of Pipecock Jackxon - 01 - Bed Jammin
 


 新年あけましておめでとうございます。

 



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 おせちに飽きたらカレーもね……、

 ケルソンに飽きたらトルフレイもね……、

 1848年Frederick Tolfrey "Jones's Guide to Norway" より RAINBOW で新年のご挨拶です。

 昨夜、
 甘辛くふんわり煮ふくめたお揚げさんを添えて、
 年越し蕎麦をおいしくいただいたあと、
 年をまたいでこのフライの製作に没頭しておりました。

 その見てくれのとおり、
 名前もそのまんまレインボウ「虹」のフライ。

 これぞドリーミーなファンシーの極み。
 ですが、
 いまから160年以上もまえの由緒正しいサーモンフライの古典。

 正式なレシピでは、
 ウイングとなるトッピングは合計4本と指定されておりますが、
 お正月なのでおめでたくラッキーセブン合計7本をくくりつけたりました。
 いつもより余計にしばっております~♪

 それにしても、
 赤橙黄緑青紫の虹の配色というのは、
 古今より万国共通なんですかね?
 
 そして、
 この配色にはなにかヒーリング効果でもあるのでしょうか?
 フライを眺めるたびに、
 そこはかとなく滲み出る多幸感。

 なんだかこう、
 華やかに縁起よさげなかんじ。

 

 
 
 

 
 
 そしてさらに、
 今年の干支は「午年」つまり「馬」ですね。

 そこで、
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 可憐なスペント・ウイングの妖精「シェリー・スピナー」の私的ヴァリエイション。

 ドライフライ用サーモンフックの12番に巻いてみた。
 通常のドライフライ・フックの10番くらいのサイズ。

 我が愛竿のグリップ先端のワインディング・チェックの色と、
 フライのボディの色をくらべてみてネ……。

 という初笑いも演出しつつ、

 ちょっと話が脱線するけれど、
 このフライのハックルには、
 ホワイティング・ヒーバートの「ダーク・ハニーダン」のヘンハックルと、
 ハイ&ドライの「ブラウン」の2枚をハックリングしているんだけど、

 ハイ&ドライの茶色って、
 ケープに生えているハックルをよく見れば、
 ハックル・ファイバーの根元と先端に黒いバンドがはいっている、
 まんまコッキィ・ボンデュそのもののハックルが何本か混じってんだね。
 いままで気ィつかんかった。

 しかも!
 ハイ&ドライのハックルの特徴となる、
 しなやかで柔らかく巻きやすいハックル・ストークと、
 太すぎず細すぎず、
 かつ湾曲やクセのない絶妙なドライフライ向けハックル・ファイバーの質感はそのままで!

 なんか期せずして、
 お年玉もらったような気分。

 というのはおいといて、
 フライのボディの話しに軌道修正。

 このクリスタルな、
 ガラスのような透明感。
 それでいて、
 色のついたボディの下地を薄い被膜で覆ったような生命感。

 この素材の正体はコチラ。
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 グシャグシャに絡まったティペットとちゃうで~~。

 これは「馬」のシッポの白いところ。

 これをスーッと一本抜き出して、
 しばらく水に浸して柔らかくしておいて、
 白いスレッドにマーカーなどで着色しておいたボディのうえにグルグル巻くと……、

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 エ~ルもんもん♪

 まるで、
 薄皮一枚したのボディ内部に抱いたエメラルドな卵隗が、
 ほんのりと淡く透けて見えるような、
 エルモンヒラタカゲロウのスピナーとか……アレとかコレとか……、

 スケチラ・フェチのぼくらには、
 なんともたまんないエッチな素材。

 ちなみにこの「馬のシッポ」のご提供は、
 道東は弟子屈在住のフライフイッシング・ガイドの在津くんビッグサンクス。
 
 今年はそっち行くから一緒に釣りしよ。
 

 

 こう、
 なんちゅうか、
 迫りくる雑念や不安をひとまず棚上げにして、
 久々に胸中おだやかにタイイング・デスクにむかって集中している2014年の年明けです。
 
 このまま実り多い一年にしたいと切に思っております。

 皆さま、
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 

                      From エルモンみつぐ


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