BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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エゾジカ再発見
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 はじめてつかうダビング材を、
 まず手はじめに様子見で手元に転がっていたテキトーなフックにダビングしてみる、

 ついでに、
 ワイヤーをつかったライトウエイト仕様で巻きつつ、

 「あ、そうだパートリッジ在庫あったっけか?」
 ハタと思いついて気になって、
 タンスのどでかい衣装ケースを開けてチェック。
 3羽いたので安心して、

 3羽のなかのいちばん良くないヤツからつかうことにして、
 まずは一本抜いてクルッとひと巻き。

 ウイングどないしよ?
 
 ブラマーのセカンダリークイルをつかって、
 サイズ10番ドライフックでの、
 バーチカルなストリップド・ウイングでディーフライ風……。

 ってか、
 それってもはやカディスじゃね?

 というフライ。




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 はたまた、

 なにをおもったのか、
 ピンクに染めたグースショルダーのクイルをバサッと切って、
 
 クイルウイングのロイヤル・コーチマン巻いてみた。

 隣に転がっているマドラーとくらべてみてください。

 でっかいで。

 ハックルにはコーチマンブラウンをつかいたいところだが、
 サイズがまったくないので、
 コック・デ・レオンのサドルをオレンジに染めたもので代用した。

 でも巻いておいてこんなこと言うのもナニやけど、
 ふつ~につかえる、
 っていうか、
 むしろ釣れそう、
 ってマジおもった。

 ということは、
 ぼくもすっかり道民フライ目線……って……言ってもいい?

 つかったフックはロングシャンクTMC947BL 4番!
 北の大地の試されるフックです。

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 エゾジカのディアヘアーをフレアさせて刈り込んだボテ腹セミ型ボディ。

 TMC805BL 4番ジャスト・ハルゼミ・サイズに巻いて、
 ジョー・メッセンジャーのイリジスティブルのバリエイション。

 なづけてシケイダ・アダムス。

 かわいいもんですよ。




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 そんなわけで、
 つい数日前、
 一昨年の暮れからず~っと我が家の倉庫で眠っていた、
 エゾジカの毛皮を丸々一頭分こまぎれに切り分けてみた。

 これまでの経験で、
 硬くて固い剛毛のディアヘアー、
 とばかりおもって敬遠していたエゾジカの毛。

 なんですが、
 今回入手できたエゾジカのディアヘアーで、
 その悪しき認識を新たにしました。

 というよりも、
 とくに獣毛の分野では、
 クオリティの良し悪しを決める重要な定義に、
 狩猟された季節がまず挙げられるけど、
 その個体の年齢もまた、
 おなじくらい最重要やなあ、
 とおもいました。

 どうやらこのエゾジカ、
 タイイングに活用するならば、
 まさに今の毛の状態がサイコウ!

 というときの毛なのではあるまいか?
 
 スキンを切り分けながら、
 頭からシッポからお腹から背中から、
 いろんな部位の毛を仔細いじくるにつけ……、

 どの部分を見ても、
 質感はなめらか発色くっきり艶っぽい。
 ディアヘアーをたくさん触っている人ならわかるとおもうけど、
 触れたときに、
 いかにも毛が空気を含んでいるような「ふっくら感」するやつあるじゃん。
 もうさ~フワッフワしてんの。

 にもかかわらず、
 やはりエゾジカらしく、
 背中のもっとも色の濃い部分のいちばん中央の毛がバリンッとコシがある。
 さっきのハルゼミ・アダムスのテイルにつかったのがこの部分。

 ちょっと、
 かなり、
 ラッキーな出会いとなりました。
 
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 スクイレル・テイルのアンダーヘアーはドサッといれて、
 ターキー・クイルのウイングも厚めにバサッと巻き止めて、
 ディアヘアーのカラー・ハックルはボッサボサに刈り残して、
 ゴロンとイガグリ・ヘッドに刈り込んだドライフライ仕様のマドラーミノー。

 左はエゾジカの背中ちかくの灰褐色がかった部分のヘアーをつかった。

 右が背中とお腹の境界周辺の淡い色調のヘアーをつかったイブニング仕様。
 色がまるでヒーバートのサンディダンのハックルそのまんまの色してんの。

 たまらんで。

 

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