BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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THE WILD IRISHMAN, PENPERGWM PET
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 1800年代後半、
 `LAND & WATER`マガジンより、
 「ケルソンのスタンダード・サーモンフライ見聞記」のナンバー31番と32番。

 シンプルながら、
 どちらも随所に特徴的な細工が見え隠れ。
 そのため、
 巻き手それぞれの「個性と色」がよくわかる、
 アイリッシュ訛りの小粋でかわいいクラシックス2本。

 まえまえから、
 ぜひ巻いてみたい古典サーモンフライの筆頭格だった。

 フライのレシピ指定素材となるパウダーブルーマコウやパロットはもちろん、
 ハックルにつかうコッキー・ボンデュもええのんあります。
 シールズファーだって指定各色ばっちり染まってます。

 ずいぶんまえから、
 材料はほとんど揃っておったのですが……、

 この両方のフライのウイングにつかわれる数種類のクイル素材のなかで、
 もっとも特徴的で、
 かつフライの印象を決定づけることになる、
 いわば「核」となるクイル素材は、
 この鳥の尾羽根 → Redtail Black Cockatoos in the Whicher Ranges
 レッドテイル・ブラック・コカトゥの尾羽根。

 このウルトラレア素材だけがねえ、
 ながいこと目の上のコブで……、

 で!
 ついさいきん、
 ハタとおもいついたのは、

 オレンジ色にダイドしたアムハースト・フェザントを、
 このコカトゥの尾羽根として代用してみると……、

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 このようなミックスド・ウイングにつかうならば、
 
 ちょっとお、
 これ、
 わるくないんじゃない?

 というか、
 数種類のクイル素材を重ね合わせて、
 フライのウイングをクシで梳いてファイバーを混ぜ合わせたとき、
 その質感と調和のかんじに、
 ニヤ~ッとにやけてしまうくらいの満足度だった。

 かくして、
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 PENPERGWM PET #2 From KELSON

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 THE WILD IRISHMAN #2/0

 フルドレス・サーモンフライ・タイイングの世界のなかでも、
 古典を再現する愉しみと喜びは、
 いろんな意味でオタク度数が高いとおもう。

 そこがいい。

 
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