BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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Chiki Chiki Hopper
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 いっときは、
 いちどに2~3匹のチョウたちが手の甲に止まって、
 うっとりしたように、
 バネ状の口吻をボクの肌に這わせていた。

 チョウチョは加齢臭がお好き。

 それはいいとして、

 釣りの準備は万端なんですけど……、

 昨夜、
 早起きしたいので、
 後ろ髪をひかれながらページを閉じたというのに、

 早起きしたけど、
 そこでページ開いたら、
 ……早起きの意味ないやん。

 という、
 車中泊釣行のとある朝のひとこま。

 中島らもの「ガダラの豚」
 むさぼり読んでます。
 爆裂おもろいど!
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 こんな天気のこんな景色のなかで、
 初秋のそよ風になでられながら、
 クルマのなかにヒキコモリ、

 人の世の欲とか罪とか業とか、
 そこに巣食う魑魅魍魎の織りなす、
 ドロドロに沸きかえるマグマのようなヒューマン・エンタテイメントに浸っていたんだよ。

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 うっわもうこんな時間かよ、
 温泉に風呂入りにいくか~、

 とおもって本から顔をあげたら、

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 窓の向こうの手の届きそうなところにキジがいた。
 
 一歩すすむたびに周囲を慎重にうかがいながら、
 クルマの真ん前をゆっくり横切っていた。

 コンプリートスキンではなく、
 血の通った羽根の、
 なんと艶々しくナマめかしいことかと、
 あらためて感じ入った。

 クルマの外から撮りたいとおもって、
 カメラをもった腕を、
 ほんのすこしソ~~ッと外に出しただけで、
 一瞬で飛んでいった。

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 町営の温泉にはいって、
 その商店街唯一の定食屋さんで夕御飯を食べて、
 ちいさな街をしばらく散策して、
 ここに帰ってくると満月。

 それを眺めながら、
 ひえ冷えに冷やした「とろけるフルフル杏仁豆腐」を食い、
 何本かフライを巻いて、
 目がシバシバになったので寝た。

 豪華な一日だった。

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 そして翌朝、
 昨夜巻いたフライをもって川に行く。

 今年の夏、
 各地の釣り場では例年にも増して、
 バッタすごかったですね。

 お盆のすこしまえとか、
 夏草の生えた石くれの河原をダダダーッと走ってみれば、
 チキチキ翅音を立てて飛び立つバッタの大群、
 それはもうまるでヒッチコックの名画「バッタ」のよう…。

 そんな映画ないけど書いてみたかったスイマセン。

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 Chiki Chiki Hopper #12 2Xlong

 上翅と下翅をブワッとひろげてバタバタ飛んでくフライング・ホッパーを表現した、
 シンプル・パラシュート・スタイルの作例。

 ボディはチャートリュースのスパークル・ヤーンを捩じって巻いた。

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 これはあくまで私見ですが、
 たとえば、
 生バッタよりもはるかにでかい、
 爆裂サイズのマドラーやラバーレッグなフォーム系ホッパーとかにバコーンとでるときって、
 あれ、
 バッタとは別のベクトルで反応してるとおもってます。

 マスたちが河原のバッタに鋭く反応しているときって、
 フライのサイズを生バッタとジャスト合わせるっていうよりも、
 もうひと回りこじんまり仕上げたほうが、
 明らかに出るよな~と、
 この夏もおもいました。

 が、
 現時点では、
 これぞ!という決定打に欠けるバッタのフライ。

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 み~んなバッタが大好き、
 なもんだから、
 アレコレ思案のしどころがつづいてます。 
 
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