BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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THE MIGHTY KING STURGAV HI FI 2010

 

 グローリィ!

 キング・ステレオグラフ2010年のサウンドシステム実況中継。

 まずはスカイラーキン・トラックでオールドスクールなトースト熱演のリトル・トゥィッチとジェネラル・トゥリーに度肝を抜かれ、

 そして!
 リトル・ジョンが仕掛けたオールディズ・メドレー合戦にのるリトル・トゥィッチとジェネラル・トゥリー、
 そしてチャーりィ・チャップリン。
 泉のように湧き出る「ぼくらの青春の歌たち」

 もちろん一緒にうたう。
 目頭にジンとくる。

 盛りあがったところですかさず「ダディ、あとはよろしく!」
 御大U・ロイにマイクをわたすリトル・ジョンしゃれおつ。

 皆の期待を一身に受けてダディ余裕の「Just My Imagination」
 震えた。

 泣けてきた。

 その流れでジェネラル・トゥリーいきなりのの「Harbman Hustling」!
 リトル・ジョン間髪いれず「Buy off the bar」で返しちゃう。
 みんな大笑いのシュガー追悼。
 もちろんそのあとはグレゴリーのモノマネ対決、
 ジェネラル・トゥリーの「Mr,Brown」!
 
 彼らのトリヴュートはいつだって心憎いほどオシャレ。

 
 もう画面から目が離せない。

 それにしても、
 このインド系の血が混ざってそうなラコステ・ポロシャツのセレクターのオジサンは何者なんだ?
 ジックリ見てみて……まるで自分がマイクにぎってるかのような寸分たがわぬミックス。
 しかも失敗したところや雑になる部分がいっさいない。
 いつもカンペキ。
 こんなにウジャウジャ次々とアーティストがめまぐるしく入れ替わるのに、
 いつもカンペキ。
 すっげ~職人技。
 そんなラバダブの合間に挟まれるダブ・プレートもさすがステレオ・グラフの唸るセンスと選曲。
 ぜんぶいい、ものすごくいい。たまらんもんがある。
 それをさあ、
 ビターッと絶妙なタイミングでかけて、
 ええとこでサッと針あげて、
 流れるようにしぜ~んにラバダブにもってく。
 むっちゃくちゃカッコエエ。

 スペシャル・ゲストのひとりのアドミラル・チベットは、
 マイクにぎりはるの久しぶりやったんやろか?
 ちょいはにかみ気味。
 なんだけど!
 チャーりィ・チャップリン、
 ジェネラル・トゥリー、
 リトル・トゥィッチ、
 鉄壁の職人たちこれがほんまのプロのDJ。
 彼らの話芸にグイグイもちあげられて、
 チベット後半すっかりノリノリ。
 
 そんなチベットも感涙なしに観られへんねんけど、
 「Serious Time」いっしょに熱唱するねんけど、

 チャーりィ・チャップリンの紹介で、
 スプリッフ片手にサーッとでてきたリロイ・ギボンズいきなり「Fourseason Lover」ぶちまかし!
 会場マッシュアップしまくりやのに、
 コマゲン忘れて歌いきっちゃうリロイ・ギボンズ。
 耳元で「コマゲンしたら?」とささやくチャップリン。
 サッとマイクうばってMCいれるトゥィッチさすが。
 ハッと我に返るリロイ・ギボンズなだれのようなヒット・パレード!

 会場大人も子供も少女もネエチャンおばちゃん婆ちゃん皆マッシュアップ!
 大合唱。
 み~んな笑ってる。

 ユーチューブ観ながらぼくマッシュアップ!
 大合唱。
 ぼく泣き笑い。

 いや、
 はじめてこの映像みたとき、
 ここらへんでこみ上げてくるものが溢れてしもて号泣してもうた。

 2010年やで、
 ほんの5年前やで。

 彼らがヒット・チャートをにぎわせたあの黄金時代は、
 もはや30年近くもまえのこと。

 歳だって皆ぼくよりもお兄ちゃん。

 それなのに、

 枯れるどころか、
 その話芸はますます円熟を極め、
 磨き抜かれた職人芸へと昇華したかのような余裕のDJ陣。
 

 そういえばさあ、
 これもユーチューブでジャミーの最近のインタヴュー観てんけど、
 そのとき、
 「ジャミーズ・ハイファイの生涯のライバルはどこのシステム?」
 みたいな質問があって、
 王様ニヤッてわらって「スコーピオ」って即答しとった。

 どんなに時代は変わっても、
 85年スレンテン初お目見え
 伝説のジャミーズVsブラック・スコーピオのあの夜のウネリは永久に、
 ってところやね。

 あのころ、
 そんなジャミーズの切り込み隊長はってたトゥィッチ、
 そしてスコーピオの看板だったトゥリー、

 そのふたりが、
 御歳70歳を越えられたダディ・ロイ運営の老舗サウンドを仕切る。

 感慨深いっていうか、
 美しいですよ、
 どんなに勇気づけられることか……。

 キング・ステレオグラフがいつごろ活動を再開したのかとか、
 現在の状況とか、
 そういう最新情報は知らん。

 ねんけど、
 いまのステレオグラフの心臓は、
 このおふたりのDJとセレクターのおじさんが握ってはるんやなあとおもった。

 この感動と感慨を、
 万人とわかちあいたいとはおもいません。

 あの黄金のダンスホール・レゲエ時代、
 激動のコンピュータライズド80年代を、
 このラフ&タフ・ミュージックをこよなく愛して青春時代を駆け抜けたアナタとだけ、
 強く固く深くわかちあうことができれば、
 ものすごく満足だ。

 それと、
 ブースからみて右側最前列で、
 なんでか水色のショルダーバッグ抱えて白いジャンパー着て買い物帰りみたいなカッコしてる、
 おかっぱドレッドのオネエチャン、
 めっちゃタイプです。

 と、
 そんな会場の様子が克明に観れるのもたのしい。

 ぼくら50代世代のおっさんおばさん中心に、
 中学生くらいの子からステキに着飾ったお婆ちゃままで、
 ドレッドの爺ちゃんも元ダンスホールクィーンのママも、
 だれもかれもすごく楽しそう。

 さすがダディのキング・ステレオグラフ面目躍如。
 ぼくの好きなダンスホールはまさにこれ。
 
 
 
 

 

 

 
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