BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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申年メモリアル
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 今年の干支は申年、
 おサルさんの年ですね。

 猿の毛をダビングしたフライは、
 マテリアル表記名「シルバー・モンキー」が、
 19世紀後半のアイリッシュなサーモンフライのいくつかにつかわれていますね。
 レモン&グレイとか……、

 うえの写真の毛皮の切れ端は、
 そのむかし、
 「シルバーモンキー」として購入したモノ。

 ただし、
 なにか証明するモノや他の比較対象がないので、
 真偽のほどは確かではありません。

 写真で見る限りは、
 見慣れたかんじの色柄をした、
 ありがちなファー素材。

 なんだけど、
 こう見えて、
 たしかに見慣れた他の小動物ファーとは、
 なにかがビミョ~にちがう。
 どこかがチョ~ットちがう。

 たとえば、
 ウサギやキツネやマスクラットなどなど、
 我々にはお馴染みのダビング素材小動物の毛なんかを見れば一目瞭然ですが、
 動物の体毛というのは、
 アンダーファーとガードヘアーにクッキリ別れて構成されてるわけじゃん。

 これはあくまでもタイヤー目線で、
 しかも手元の小さなスキン一枚でモノ申すので、
 ものすごい私見ですが、
 この写真のスキンのファーをつかって、
 すごく抽象的にイメージとしておもったのは、
 「アンダーファーとガードヘアーの区別がすごく曖昧」
 そして、
 毛と毛のあいだの生え方の間隔が、
 ウサギだなんだと比較するともうスッカスカ…に薄い。

 それでさあ、
 動物の毛でありながら、
 なんちゅうか、
 どことな~く、
 ヒトの脛毛や腕の毛が連想される……、

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 なので、
 タッチダビングすると、
 こんなかんじになる。

 本来はリビング用の極細オーバル・ゴールドティンセルを二重折りにしておいて、
 そこにおサルの毛をフワッとひろげて挟んでねじった。

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 まるでボディハックルのようにハックリング?された猿の毛のしたから、
 ゴールドティンセルがチラ見えする仕様になってます。

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 ヘン・レオンのセカンダリークイルをウイングに巻いてみた。

 ハックルとテイルにもご注目を……、
 まるでこのセカンダリークイルのファイバーをバラケさせたかのようなゴマダラ模様かつファイバーの質感。

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 これは、
 ギニアフォウルのコンプリート・スキンの首根っこに生えているネック・フェザー。

 これをハックル・セパレーター処理してつかってみたところ、、
 フックサイズ8番前後のウエットフライにピッタリ・サイズのファイバーの長さで、
 かつファイバーの太さや硬さもこのサイズのウエットフライに絶妙な質感。
 しかも!
 自然なかんじのナチュラルな白黒ごましお模様。

 ついさいきんになって使いはじめましたが、
 このサイズのスタンダード・スタイルなウエットフライのハックル&テイル素材として、
 たいへん気に入りました。

 といいつつも……、

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 おサルの毛をすべて毛羽立たせた状態でタッチダビングしたところ。

 ね、
 なんかどこか他のお馴染みのナチュラル・ダビング素材とは、
 趣きっていうか雰囲気っていうか、
 全体として……なんか違和感なくない?

 やっぱ、
 ガードヘアーとアンダーファーの境界線?が曖昧?、
 としか言いようがないんですけど。

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 スペックルド・ダン色のレオンのセカンダリー・クイルをウイングに据えて。
 おサルの毛をタッチダビングした、
 全体的に淡いブルーダンのナチュラルな色調に、

 スカッとパステルなレモン色のスロートハックル。

 なんちゅうのも、
 なかなかにオシャレやないのと悦に入りつつ、
 おサルのオケケをクルクルねじって巻いた、
 2016年お正月「初春妄想毛鉤巻お遊戯」の一幕でございました。

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 そしてみなさん、
 今回ここで取りあげました2本のウエットフライのボディ末端テイルの付け根、
 つまり、
 フライのおケツのところをヨ~ク見ていただきますれば、
 いずれのフライも真っ赤なアクセントがチラッと覗いております。

 2016年はじめのご挨拶にかえて、
 エテ公のおケツは真っ赤っか。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。


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