BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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ホロホロ鳥の宴 ホワイティング産特大ギニアフォウル・コンプリートスキン
 ふとおもうに、
 食肉用ではなく、
 わざわざ羽根のために養鶏されたギニアって、
 これまでにもいたのですか?

 本邦初公開、
 ホワイティング産の特大ギニアフォウルのコンプリート・スキン。

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 そして、
 ギニアといえば、
 まずはなにをさておきジョック・スコット。

 サイズは6/0 グッと大ぶりなジョック・スコット。

 スロートハックルがものすごくキモ。

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 ハックル・セパレーターとマルチグルーはあるいみ現代フライタイイング革命。

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 コック・デ・レオンのサドル・スキン後方に生えている、
 ウェヴ状の長いハックル。

 シェラッペンと呼ばれている部位。

 レオンのハックルらしく、
 豹柄のマダラ模様が散りばめられた濃い褐色。

 コチラ側は、
 ハックルの裏側。

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 コレを表側に裏返してみればアラ不思議、
 まるで濡れそぼったカラスのような艶黒。

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 んで、
 このレオンのシェラッペンとギニアのバックフェザーに、
 ハックル・セパレーターがっつり擦りこんでおいて……、

 乾いたらパラパラ~ッとファイバーほぐしてダブリングしてハックリング……、

 す・る・と、

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 まるで風に揺れる柳のように、
 ファイバーすべてが整然とおなじ方向を向いてボディにしなだれかかり、
 鳩胸のようにふくよかにふくらんで、
 やわらか~くフワ~ッとひろがっているスロートハックル。

 本来はバリッとした質感のギニアのファイバーが、
 鮮やかな白黒モノクロ斑点はそのままに、
 ファイバーの手触りはまるでヘンハックルのよう……。

 と、
 そんなギニアのハックルのしたには、
 真っ黒ハックルなのによくよく見れば、
 こまか~い斑点がビッシリ散っている、
 摩訶不思議なクロ名づけて「霜降りブラック」

 ん~~~~~ゴージャス。

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 今回のジョックスコットは、
 へんな言い方だけど「ジョックスコットらしいジョックスコット」を題材にして巻いてみた。

 アンダーウイングのホワイトティップ・ターキーの白と黒の境目のところが、
 乱れたりズレたりせず、
 たいへんなめらかにスムーズにビシッと巻き止めることができてハッピー。



 で、
 ボディハックルにつかった「霜降りブラック」の長~いハックルの根元が、
 まだ充分つかえるくらい残っているので、
 これは捨てずに保管しておいて……、

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 ジョックスコットを巻いた残りの霜降りブラックのハックルをボディに巻いて、
 ピーコック・スゥォードのアンダーウイングのうえにギニアのセカンダリークイルをウイングに止めて、

 フックサイズ6番にロー・ウォーター気味に巻いたヒゲナガ・サイズな小型ディー・ウイング風。

 スロートハックルとしてパラパラッと薄くハックリングしたギニアのバックフェザー(セパレーター処理済)と、
 ウイングのセカンダリークイルの模様がおなじなので、
 その対比の見た目が新鮮というか独特。
 ウイングがシャンクの下側でいきなりバラケてるような……スイマセンわかりにくくて、
 じっさいに巻いてみると「ああ~~」ってなるとおもいますオモシロイヨ。

 セパレート処理した「霜降りブラック」のボディハックルを、
 このサイズに巻いてみると、
 それはもうまるで絶妙なファイバーの長さのブラックヘロン。

 ボディハックルは、
 ハックリング後に上下のファイバーをカットして、
 左右両側からファイバーが延びているかんじに刈り込んでみた。
 うす~く間引いてパラパラで……。

 名づけて「ヒゲナガ・ブラック」

 
 と、
 そんなわけで、
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 ギニアフォウルのセカンダリークイルは、
 クイルウイング素材のなかでも扱いやすさ満点のクイル材。

 なんだけど、
 たとえばスペックルド・フェザントでもシルバーフェザントでも、
 言うてみればギニアとおなじ白と黒が基調の模様なんだけど、
 アチラはナチュラルで自然で虫っぽい。

 対してギニアの白黒は、
 ものごっつファンシー。

 ここが大きなちがい、
 でもありオモシロイところ。

 そんなわけで、
 このファンシー風味を活かして、
 アメリカン・クラシック・スタンダードなレイ・バーグマン風にノスタルジックに巻いてみた。

 はやい話しが「ウエットフライらしいウエットフライ」に巻いてみた。

 私家版ファンシー・スタンダード、
 名づけて「ジェイ&ギニー」シリーズ

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 クラレット色のシールズファーのボディに、
 無骨な極太銀色オーバルティンセルをリビングして、
 クラレットのヘンハックル(とうぜんセパレート)をアンダーハックルにして、
 ブルージェイをスロートハックリング。

 クラレット・ジェイ&ギニーやね。
 
 クラレット色とブルージェイのハックルの組み合わせって、
 妖艶だよね。




 

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 ホロホロ鳥とカケスのコラボ

 お馴染みのファンシー・フェザー・ツートップの共演ですね。


 

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 こうしてみると、
 このギニアのスキンが我が家に来て、
 まだそれほどの日数は経っていませんが、
 いろんな部位から羽根をブチブチ抜きまくったのがわかる毛羽立ち具合。

 首の先端までキレイにスキニングされているのもウレシイBIGなどでかいヤツ。
 横に並べたバンタムのネックが、
 まるで生まれたての赤ちゃんのよう。

 マグナム・サイズなフルドレスサーモンフライのスロートハックル素材選びに切なくお悩みの貴方、
 シッポらへんの背中の羽根を一枚持ちあげてみれば感涙ですよ。
 それをやねえ、
 魔法のミラクル・トリートメントでセパレート処理してハックリングしてみると……、


 たまらんデ。


 


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