BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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本日晴天
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 ちょっとまえ、
 大阪の釣り仲間のたまひろさんから電話があった。

 「今年の北海道遠征の日取りが決まりましたのでお知らせします~」

 「今年はあそこのダム湖にも行ってみよかとおもってるねんけど、
 ビゼンくん行ったことある?」

 「いや、行ったことないんで、こんど行ってみよとおもってるんですけど、
 あそこって、フローター浮かべてもかめへんのやろか?」

 「あ~、フローターなあ、アレおもろい?」

 「おもろいもなにも、サイコーでっせ。母の胎内の羊水に浮かんでたころの記憶が蘇りますよ」

 「ホンマかいな、でもそれ68年前の思い出やからな~。懐かしすぎてもう忘れてしもてるんとちゃうやろか」

 そうなんや、
 たまひろさん今年68歳なんや。
 ぼくよりも二回りお兄ちゃんやんか。
 すっかりタメ歳感覚で気安くしゃべってたやんか。

 かんがえてみれば、
 たまひろさんとは昨年の初夏、
 とある釣り場で知り合ったばかりだ。

 もうずいぶんまえから、
 仲良くしていただいている気がしてしかたがない。

 フライフイッシングの魔法だよ。

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 昨年のちょうど今ごろだったっけ?

 朝から冷たい雨が降りそぼり、
 釣り場へつづく駐車場まで来てはみたけれど、
 とても水辺に出撃する気にならない。

 グダグダしているとき、
 その駐車場でトンビの羽根をひろった。

 「ビゼンくん、どっか雨しのげるとこで、あったか~いカッフェ飲も」
 と、
 たまひろさんが言った。
 「大さんせー。ついでにこのトンビの羽根でフライ巻こっと」
 「あんた、オシャレなことするね」

 「完成いたしました。道北産トンビの羽根ボディと道南産エゾジカの脇毛ウイングに、
 モンタナ産グリズリーの原種ハックル添えクリンクル・ジーロンまぶしエックス・カディス風モンカゲ・イマージャーの和風すがた焼きムニエルの8番でございます」

 「うわ~、カラッと焼いてあるね~」

 「ご賞味しはる?」

 「え?マジ?するする!でもエエの?貴重な一品でっしゃろ?」

 「ええですよ、もういっこ作るから」

 「しかしシェフ、こんな暗がりでようもまあ、そんなテキパキお仕事しはりまんな」

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 「素材にもこだわってますねん。最高級のジビエでっせ」

 「さすがシェフ。トレトレピチピチやね」

 んも~~このホメ上手ノセ上手さんめ……「もういっこ作ろかな」


 雨があがった午後おそく、
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 愉しいひとときだった。

 今年もぜひぜひまた御一緒させていただきたいとおもっていたけれど、

 「いや~、今年はねえ、ちいさな目標がいくつかと、ぜひとも叶えたいおっきな目標がひとつあって、
 その遂行のために長期遠征だいぶ控えてちょっときばりたいんですわ。
 お会いしたい気持ちはいっぱいあるんですけど、その時期はちょっとムリかな~」

 「あ~、かめへんかめへん。どうせ冬になったら大阪に帰って来るときあるやろ?そのとき、またエエお店連れていくし」

 「ほんまに?期待してますわ~」

 「ほなきばってや」

 「あざっす。きばります」

 「ほなまたね」

 「ほなまた~」

 さ、
 がんばり過ぎずにがんばろう。
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