BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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マーブル気分の鹿毛刈り
初冬総力特集第一弾!
 隣の釣り人はなに刈り込む人ぞ?
 ディアヘア・トリム作例集2006!…のごく一部…。

 オープニングは、
 たっぷりスパイシーで激ホット、
 昆虫界のハバネロ…カメムシ太郎からいってみよう!

 「あのさあ、カメムシのフライ、そっちのサイズってどんくらい?」

 「うんとね~、もっとでっっかいカメムシがいいな、ボテッとしたの」
 札幌の老舗の女将は、
 ほがらかにそう言った。

 そんなカメムシに布団にたかられて屁ェこかれたら寝れんな…

 「コカゲロウにライズしてたんですけどね」
 「でかいし、切られたくないしで、いちかばちかでカメムシ投げたんですよ…」
 「66センチありました。ムチャクチャ太ってましたよ」
 函館の友人は、
 温泉宿の喧騒を背にしながら、
 電話口の向こうでクールに興奮していた。

 「先週、たまって浮いてる場所発見して…」
 「でかいブラウンがガボッと出たんですけど合わせ損なっちゃって…」
 「情けないですっ」
 札幌の若いのが、
 気持ちを込めてハキハキそう言った。
 みずみずしい感じがした。

 「カメムシたまんないわよもう、
 たかっちゃってたかっちゃって布団もおちおち干せないわよ、
 あいつら家の隙間で冬眠すんでしょ、
 …はぁ~、あったかい…とかって…しかも団体で…。
 ひとんちの暖房でかってにあったまってんじゃねえよって話しよね~」
 札幌郊外山間の、
 とても落ち着く素敵なウッディハウスにお住まいのマダムが、
 そうおっしゃった。
 必殺の武器は、
 棒の先につけたガムテープで生きたまま磔の刑。
 効率重視だ。
 なんでもある日、
 カメムシを貼り付けたまま何層にもなってしまったガムテープを恐る恐るはがしたところ、
 「生きてるのよ~、何日も前のカメちゃんがテープとテープの間でもがいてんの~」

 カメムシすげえ

 というわけで北のみんなの秋は…屁っぴり虫まみれ

 「色はねえ、赤系とかオレンジとか茶色系で…ボテッとねっ」
 女将~、
 そんなカメムシおったらごっついで?

 というわけでこんなスティンク・バグを…
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 カビの生えた毒イチゴ?
 
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 平べったく…
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 カメムシ刈りは、
 亀の甲羅をイメージしながらトリミングすると良い…
 などと、
 どうでもいいことものたまいつつ…
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 お腹はこんな感じにトリミングしている。
 亀の甲羅状になっている羽根の幅広い部分は、
 全てフックシャンクの上から生えてるという寸法だ。
 もちろん、
 このスタイルに刈るにはいろんな理由や、
 期待している効果がある。
 
 ディアヘアのトリミングに、
 故ゲーリー・ラフォンテーンの「モホーク」の刈り方を応用した毒イチゴです。

 そしてファンキーなのは、
 全体の色合いがマーブルな感じで色がゴチャゴチャに混じってるところ。
 いろんな色のディアヘアーを束ねて、
 それをいちどにフレアさせて、
 こんな感じの色調に仕上げている。

 なので、一本として同じ柄のが出来ない。
 同じ色を使っても、どれも微妙に違ってくる。
 しかも、出来上がるまでどんな色調になるかわからない。

 でも安心…
 なぜか出来上がりは、
 どれもイイ感じになる。
 これが不思議でおもしろい。
 
 そんな、
 フライが出来上がるまで色がわからないところが、
 このマーブルフレアリング・テクニック(←テキトーだから…)
 の醍醐味というわけ…。

 というのはさておき、
 ハマるよ、このディアテク…
 
 君もこの冬、
 カーペットをパステル&ナチュラルなディア毛の切れ端で埋めてみないか?

 

 
 
 
 
 
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