BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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ナマズ釣り
 きのう、ニュージーランドの北島に住んでる山口君が、我が家に遊びに来た。昨年の春、NZの南島に釣りに行って以来の、一年ぶりの再会を楽しんだ。
 
 夕方近くになって、釣りに出かける。
 ここんとこ、毎晩のように行ってるナマズ釣り・・・・。

 田園地帯のあぜ道に沿って流れている用水路のほとりに車を止めて、立ちションをしてから道具を整えて、フライボックスを開けると、
 「うわ、そんな大きなフライでやるの?」
 と、バスバグならぬ特製キャットバグを見て、山口君が嬉しそうに言った。
 「あったりまえやんか、チンケなフライなんかナマズに失礼やで」
 「ウハハ・・・・」

 フライロッドで釣るナマズにハマって、今年で三年目。どでかいバグしか使わない、トップで水面でしか釣らない・・・・ナマズはそうやって釣るのが最もエキサイティングだと思ってるからだ。
 
 「あんな、水面にペシッて感じでフライを叩きつけてみて。やる気のあるナマズがいたら、その瞬間に出るから」
 「リョ~カイ」
 「それで出なかったら、フライをカポ~ン、カポ~ンってリズムつけて音出しながら動かしてみて」
 「リョ~カイ」

 うだるような暑さに加えて用水路は渇水気味、水は死んだように動かず淀んでいて、状況は最悪だった。
 にも関らず、今夜の四本ヒゲたちは、地球の反対側から来た遠来の親友を大歓迎してくれた。

 夏草と葦の茂みに覆われた用水路の隙間に見える、暗い水面に叩きつけたキャットバグ。唐突に
 
 カッパァァンンッッッ!

 と、まるでなにか平たいもので水面を勢いよく叩いたような、乾いた、よく響く音が炸裂した。この釣りの面白さが、全てここに集約されるかのような、ナマズ独特の捕食音。
 「ウッヒ~~~」
 ふたりして声をあげた。

 そんなニッポンの夏の一夜を過ごして、山口君は真冬のNZに帰っていった。
20060721123442.jpg

 で、そのナマズの口元に掛かっているのが、我がキャッツバグ。
 ポップ音、フッキング性能、フライ自体の重量などなど、いろんな目論見を盛り込んだ、団子型ダールバーグダイバーといった体裁。
 効くで~

 あ、あとこのナマズ、かわいそうに片目が潰れていた。恐らく過去に一度釣られて、フックを外す際に傷ついたのだろう。ナマズの顔というか頭の構造上、眼孔近くにフッキングすることがよくあって、ヒヤヒヤする。
 ナマズ釣りには、もう絶対的にバーブレス厳守!!
 私見だが、バスバグに通常使われるスティンガーフックの類のワイドゲイプなフックはバスにはベストマッチだけど、ナマズには上記のような事故多発の危険度大・・・・さらにこのテのフックは、ことナマズに関してはフッキングも良くない気がしている。

 で、うるさくて申し訳ないけどもうひとつ言わせて・・・。雑草や濡れた土の上ならともかく、ナマズをコンクリート護岸の上に直接置かないで~!!。ウロコの微小なナマズのお肌を、コンクリの荒いヤスリで擦るようなことは絶対したらダメ。ナマズの体表を保護してる、大事な粘膜をコンクリで剥がすようなことしないで・・・・。

 どうかよろしくおねがいします。
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