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BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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きょうもきょうとて
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 昨夜はおそくまでフライボックスやらベストの中身やらの整理。 

 ここ数日、
 フタスジモンカゲロウの羽化の釣りに没頭。

 気心の知れた友人たちと、
 ワイワイしながらエキサイティングな釣りを堪能した。

 そして、
 おとついの深夜、
 その日に撮った釣りの写真を眺めていると、
 なんだかとてもこみあげてきて、
 我が脳内でもフタスジがスーパーハッチ。
 そんなとき、
 ハタとおもいついて巻いたフタスジモンカゲロウの羽化直後のダンのフライ。
 完成した時点で、
 (うわ~コレ釣れそ~)
 ニタッとホッペがゆるむ自画自賛っぷり。

 そして昨日、
 そんな期待の新作フライをボックスに忍ばせて、
 このフライをあのフタスジのダンが花びらみたいに浮かんでいる水面にはよ~浮かべと~て浮かべと~て、
 逸る釣り気分ムンムンムラムラでフタスジの釣り場に出かけてみれば……、

 なんか、
 本日休業?てかんじ。
 
 ドヨ~ンと鉛色の陰鬱な曇り空のした、
 水面はシ~~~~ンと静まりかえり、
 寒々とひっそりと、
 生き物の気配がキレイさっぱりぴったりすっかり消えている。

 な、
 なんで?

 という、
 このテの釣りにはきわめてありがちな展開。

 まともに竿も振らずに帰宅。

 気が納まらないので、
 今朝は別の川へ……。

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 今シーズンもまた、
 このムシのミステリーな流下と、
 それにライズするどでかいマスたちとの攻防戦をたっぷり愉しんだ。

 もうそろそろこのムシの季節も終わろうとしている。
 きっとおそらく、
 このムシの流下に絡んだライズの釣りも、
 きょうでおしまいってかんじがする。

 このムシと巨マスたちとの関係を発見した昨シーズンは、
 とにかく釣りたい一心で、
 CDCや化学繊維やフィルム素材をつかったマッチ・ザ・ハッチ的なフライばかりつかって、
 機能的なフライでひたすら効率を求めていたけれど、
 今シーズンは趣向をガラリと変えて、

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 このムシにライズしているサカナを狙うとき、
 つかうのは各種のクラシック・パターンのみ。
 そして、
 フライのサイズがちいさくても細い糸はつかわない。
 フックサイズ問わずすべてフロロ4Xでガチンコ勝負。
 もちろん、
 ヤワなフックもつかわない。

 という縛りを自らに課して愉しんだ。

 本日のチョイスはコレ。
 F.Mハルフォードのカディス・パターンをソレっぽく巻いた14番。

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 たとえば、
 放流されたサカナや、
 湖やダム湖で暮らすサカナたちが、
 このようなちいさなムシに執心するのはモロモロの理由でよくわかる。

 なんだけど、
 普通の川や渓流で生まれ育った、
 無垢の野性のでっかいマスが、
 いったいどういう理由で危険を冒してまでこんなムシに執着して、
 呆けたようにライズするのか不思議で不思議でたまらない。

 フラットな水面で、
 でっかいヒレをひろげて、
 ムワッムワッと鼻先を突き出してライズしているのを発見するたびに、
 なんだか奇跡の光景に遭遇してしまったような面持ち。

 で、
 そんな奇跡の巨マスを、
 機能ばかり優先される昨今ではいまや誰にも振り向かれない、
 もはやシーンから消え失せてしまったような、
 過去の遺物のような往年の古典フライたち、
 しかし、
 「これこそがフライの花道というものでしょ」と言いたくなる美しい正統派フライで狙えるなんて……、

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 今朝の奇跡。

 そしてまたさらに不思議なことに、
 このムシにライズしているニジマスは、
 どれもこれも溜息が漏れるような抜群のベストコンディションのサカナばかりなのは何故?。

 期せずして、
 記憶に残るイッピキとの一発勝負に勝利できて、
 満たされすぎた帰り道、

 どうせなので、
 実績度数高めの深瀬のポイントにも寄っていく。

 マドラーミノーやジェロニモなど、
 でっかい毛虫を意識した巨大ドライフライをしつこく流したけれど反応はなし。

 なので、
 ものはためしにコレを沈める。
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 黒いオストリッチとピーコックハールをボディに巻いたクロカワムシ風。

 なんだけど、
 むしろ毛虫として効いているのではなかろうか?
 
 まあどっちでもいいんだけど……。

 このフライに重いオモリを噛ませて、
 アウトリガー風ミャク釣りスタイルで川底をゴロゴロ転がすのではなく、
 あるていど遠くに投げて流れの表層あるいは中層をフワフワと自然に漂わせみた。
 まるで流れに揉まれた毛虫のように……。

 でっかいウエイテッドニンフをつかってはいるけれど、
 とても軽快で繊細でテクニカルでドライフライちっくなニンフの釣り。

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 お試し感覚でカル~ク投げた一投目から狙い的中。

 まずは瀬のヒラキのところでリーダーがツーーーッと勢いよく引き込まれて……、
 つぎに瀬頭の落ち込みに叩きこんでみればヌンッとリーダーが張るような感触……、

 ドライフライで水面を探ったときには寒々しいほどシーンとしていたというのに、
 じつは川の中はとっても賑やかお食事タイム真っ最中だったご様子。

 アタリはどれもこれもバッチリ明確。
 バレやすいロングシャンクのフックにもかかわらず、
 掛けたサカナはすべてがっちりフッキング。

 あきらかに、
 毛虫の流下にこそ鋭く反応している様子。

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 ガンッとアタリとった瞬間、
 水中からゴンゴンゴンゴンッと魚体を捻り狂う重みがズシンッと伝わってくるの、
 ほんとたまらん。

 ケムンパス、
 ばくばく食われて
 マス肥ゆる初夏。

 ああ釣りたい。


 
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