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BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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フライフィッシャー 2019年 秋号
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 そんなわけで、
 今月発売の季刊フライフィッシャー誌2019年秋号の連載「オホーツク通信」では、


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 ディアヘアー・ボディ・ドライフライのスタンダードでもあり、
 ビッグサイズ・ドライフライのこれぞ王道「イリジスティブル」をとりあげてみました。

 冬のあいだ、
 来たるシーズンをアレコレ夢想しながら、
 時間をかけてコツコツ入魂の一本を仕上げるには、
 うってつけのかっこいいドライフライ。

 記事のなかでは、
 古典オリジナル・イリジスティブルから、
 60年代~70年代古き良き時代のアメリカ各地ご当地スタイルなイリジスティブルのヴァリエイションなど、
 時代ごとのスタンダード・イリジスティブルの紹介はもちろんのこと、

 現在たったいま我が家の近所で大活躍中の私家版イリジスティブルを主役に据えて、
 エゾジカの極上ヘアーをつかって巻くイリジスティブルの愉しみと能書きを中心に、
 スタンダード・ハックリングな特大サイズ・ドライフライをつかっての印象的な釣り体験記なんかを、
 これでもかといわんばかりのフライやサカナの写真とともに書きなぐっております。

 ただ、
 正直に白状いたしますと、

 当初、
 脳内で練っていた計画では、
 まずイリジスティブルを記事の最初のオープニング・フライにして、
 そのうえで私家版ディアヘア・ボディ特大ドライフライを色々紹介しようとたくらんでおりました。
 だからこそ、
 記事のタイトルを「蝦夷鹿の毛フライズ秘宝館」と銘打っておきながら、

 いざ実際に書きだすと、
 記事冒頭の「つかみ」役だったはずのイリジスティブルだけでも、
 紹介したいスタンダードなヴァリエイションとか、
 アレコレ書きたいこととか、
 あとからあとから溢れるようにでてきて、
 それだけでも予定の8ページをはるかにオーバーする量になってしまい、

 案の定というかなんというか、
 またもや写真も文章も削りに削りまくり。

 んがくっく。

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 で、
 そんな記事のなかで紹介したいなとおもっていたフライのなかから、
 今回ここで取り上げたいのがコチラ。

 仮名「エゾバグ」

 今シーズンからつかいはじめたボテボテボディのファジー系巨大ドライフライの新しいおともだちです。

 ボディもウイングもヘッドも全身エゾジカのヘアー。
 そこにレオンのハックルをパラッとひと巻きのみ。

 エゾジカ・ボディの量と刈り込み方とシェイプがなによりもキモ。

 この冬のタイイングデモとかイベントなんかで、
 あーだこーだしゃべりまくりながら自慢まみれ能書きまみれでご紹介させてください。

 コレ、
 巻く作業自体がこれまたすごく愉しくて、
 ご陽気につかえる機能優先の巨マス・キラーです。

 んで、
 今シーズンこのフライで釣りあげた、
 でっかめのニジマスたちのなかから、

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 ここではなんといっても、
 この雄のイケメンを自慢します。



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 ハルゼミの蝉しぐれが川面に降り注ぐ晩春のころ、
 荒瀬の流芯脇の巻き返しでグワッとでっかいアタマを水面高く突き出して、
 エゾバグの6番をばっくりくわえてくれたのでした。

 今年のドライフライ・シーズンの本格的な幕開けを知らせてくれたイッピキ。

 んでんで、

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 このニジマス写真は、
 今回のフライフィッシャー誌の連載記事に載せてもらった写真の別角度。

 最初の写真のニジマスを釣った日から一カ月ほどたった真夏のころ、
 ちょうど、
 毛虫やコガネムシなどなど、
 大型テレストリアルまっさかりの季節、
 おなじ荒瀬にイリジスティブルの6番をバシッと叩きこんだらドバッと出た。

 ゴンゴン流れる荒瀬の、
 足元がツルッツルに滑る苔むした川底の岩のあいだを、
 ギュギュギュギュギューーーッと力強く走り回って、
 追いかけるのが大変だった。
 というよりも、
 重い流圧のなかツルツル滑りながらひっぱりまくられて怖かった。

 そしてヒイヒイハアハア汗まみれで取り込んでみれば、
 
 「あれま、一カ月ぶりのご無沙汰ですやん」

 ここで前回釣ったのと、
 まったく同じニジマス。

 スケールのおおきな荒瀬のピンスポットで、
 フライにでた地点も2回とも寸分狂わずピッタリ同じ。

 彼にとっては最悪だけど、
 ワタシにはうれしい2度目の再会。
 しかも、
 最初はエゾバグ、
 つぎはイリジスティブル、
 と、
 2回ともエゾジカのヘアーをつかったフライというところがまたなんともオツなことで。
 
 ただ、
 最初の出会いとちがっていたのは、
 晩春のころよりもはるかにキョーレツかつギンギンに暴力的なパワーに変身しておられたこと。

 ますますお元気で、
 そしてたくましくお盛んなご様子、
 なによりでした。

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 今シーズンの光り輝いていた思い出と、
 そんな釣りの日々で得た課題やテーマを糧にして、
 この冬もまた、
 エゾジカの毛皮一頭まるごとツルッパゲにしそうな勢いで、
 フックシャンクに巻きつけてフレアさせて刈り込んだり、
 スタッカーでタントンしてウイングにしばりつけたりして、
 アレコレいろいろ巻きまくりたい所存です。

 
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