FC2ブログ
BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
202005<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>202007
特選ヒグマ・ヘアー各種販売のお知らせ
191220 (1)1
 良質な、
 フライタイイング・クオリティなヒグマの毛を探し求めて幾千里。
 そして、
 幸運にも願いかなって我が家にやって来てくれた3頭のヒグマたち。

 ホッカイドウのタカラモノ。

 これなら自信をもってお勧めできるヒグマ3頭分のヘアー各種販売のご案内です。

 ヒグマのヘアーは個体ごとに質感や特徴がおおきく異なっています。
 それぞれのヘアーに際立つ個性があります。
 そこがまたたまらない神秘の魅力。

 以下、
 ヒグマのヘアー写真をズラーッと並べつつ、
 個体ごとヘアーの魅力や旨味そして使い方についてのコメントと、
 さらにそのヘアーで巻いたフライも併せてご紹介しながら、
 特選ヒグマ・ヘアー販売のご案内をさせていただきます。

191220 (2)2

 まずはこの個体から。

 冬眠直前、
 晩秋の季節の黒毛クマ成獣です。

 こうして見ると、
 なんだかショボくも見えるでしょ?

 しか~し!
 もはや何十頭のヒグマの毛を見たのか自分でもわからんくらいたくさん観察して、
 「コレはタイイングには向いてないやろ~」とことごとくガッカリしていたとき、
 このヒグマを見せていただいて、
 おもわずガッツポーズ。

 そのワケは……、
 なんといっても黒茶褐色に輝くツヤッツヤのアンダーファー。
191220 (3)3
 当社カスタム・ドライフライのベストセラーのひとつ「北海スパイダー」tied on TMC102Y 9番と11番。 

 濃い茶褐色の色艶も申し分なく、
 剛毛でありながらソフトタッチ、
 濃厚な質感もファーの長さも絶妙、
 タイイングには最適の冬毛アンダーファーで全身覆われておるやないですか。

 水切れの良さバツグンで浮かせやすく、
 それでいながら吸水させてからの流水との馴染みも最高。

 浮かせても沈めても素晴らしく使い勝手の良い黒毛アンダーファーです。

191220 (4)4
 「クロクマハルゼミ」tied on TMC2488SP 6番。

 このアンダーファーをハルゼミのヘッドに細工したマシュマロ・スタイルなセミフライ作例。

 たのもしいくらいポッカーンと水面高く浮くで~~。

191220 (5)5
 私家版「ユニバーサル・スペント・スタイル」tied on TMC9300 8番 10番

 アンダーファーをガードヘアーごとスペントウイングに巻き止めた、
 万能型の中大型テレストリアル系マシュマロ・ヴァリエイション。

 
 この黒毛ヒグマのアンダーファーは、
 ヒグマのヘアーをつかったフライタイイングの基本というか、
 ヒグマならではの特性を活かしたフライが巻ける素材だとおもってます。
 なので、
 この黒毛をつかったフライたちとタイイング・テクニックの詳細については、
 来年はじめに出るフライフイッシャー誌連載記事「オホーツク通信」にて、
 ドキュメンタリータッチでいろいろこってり詳解させていただくつもりです。
 が、
 たぶん一回の記事だけでは全然足りないので、
 今後当ブログでもことあるごとに登場させます。
 っていうよりも、
 もはやすでに今シーズンのブログ記事中にて、
 ドライとかニンフとかウエットフライなどなどのボディやウイングに巻かれて、
 たびたびひんぱんに登場しております。

191220 (6)
 そんなわけでコチラ、
 秋ヒグマ黒毛 売り切れです。

 ご注文の際には「黒毛」とお知らせください。
 ハマるととにかくザックザクに切り刻んで大量に使い倒してしまうこと必至なので、
 ドーンと大判特盛りカットでご用意させていただいております。

 
 そして、
 さらにアンダーファー系ヒグマのめちゃめちゃ大おススメが……、
191220 (7)7
 
 先の黒毛ヒグマは冬眠前の秋ヒグマでしたが、
 転じてこちらは、
 冬眠から目覚めたばかりの春ヒグマの頭部。

 ものすごく貴重かつ希少な個体です。
 もちろんワタシも見て触って巻いて釣ったのは、
 これがはじめてです。

 ワタシにとって、
 これまで抱いていたヒグマのヘアーの概念をガラッと変えてくれた一頭でもあります。

 写真で見ると金毛が目立ちますが、
 残念ながら金毛の部分は毛先切れが目立ち、
 おススメしません。

 しかし、
 そんな残念をおぎなって余りあるというか、
 春のハイクオリティ・ヒグマ最大の旨味は、
 なんといっても濃密かつ濃厚なアンダーファー。
191220 (8)8
 「春ヒグマのシンプル・カディス」tied on TMC900BL 12番。

 ナチュラルな明るめのCDCフェザーを連想させるアッシュ・グレイもしくはスモーキー・ダン色で、
 かつ繊細なファーがおどろくような密度でびっしり生えています。

 そのくせヒグマの毛の特徴でもある水切れの良さも充分。
 というよりも、
 ヘアーの構造自体が濡れにくいのか、
 このようなカディス・スタイルに巻くとたまらない浮力。

 そしてなにより、
 質感や太さがヒグマらしからぬ繊細なヘアーなのが特徴。

 なので、
 これまではどちらかといえば特大サイズから中型サイズのドライフライに活用してきたヒグマのヘアーですが、
 この春ヒグマのアンダーファーの質感だと、
 フックサイズ12番以下の小型サイズにもフル活用できるのが素晴らしいです。
 で、
 そのうえで浮力絶大。
 
 たとえば、
191220 (10)10
 「モンカゲロウ春クマ・スペントウイング」tied on TMC900BL 10番。

 ワシミミズクのクイルをボディに巻いて、
 テイルにはブロンズマラードのファイバーを3本。
 そして、
 この春クマのアンダーファーをパラッとうす~くスペントに巻き止めただけのモンカゲロウのダン。

 ウイングはアンダーファーをガードヘアーもろとも長めにスペントに巻き止めたら、
 CDCフェザーのようにちょうど良いウイングの長さにハサミでバサッとカットするだけ。
 超カンタン。

 今シーズンのモンカゲロウの羽化期後半、
 激スレ状況で炸裂してくれた必殺スペント・ウイングです。

 と、
 このような華奢なフォルムに巻いて、
 ボディ部分が完全に水面膜の下に沈んでも、
 ウイングがベチャッとサーフェイス・フィルムに張りついて、
 絶妙なバランスと姿勢でズ~ッと浮いていてくれます。

 しかも!
 ここが重要なんだけど、
 このようなスペントウイングに巻いたフライのばあい、
 CDCあるいはジーロンなどの化学繊維だと、
 ウイング素材が完全に吸水してしまうと、
 フワッと拡がったウイングが束状もしくは棒状にまとまってしまうのがジレンマ。
 そうなると光の透過やフォルムなどウイングの印象がガラッと変わってしまう。

 が、
 ヒグマのアンダーファーだとず~っとウイングがパラッとイイ感じに拡がったまんま。
 そのうえで浮力を保持してくれる。
 これが最大のミソ。
 
 じつに痛快です。

191220 (9)9
 「私家版ユニバーサル・スペント」tied on TMC212TR 17番。

 春ヒグマのアンダーファーとガードヘアーを、
 ほんとにごく少量、
 スッカスカに巻き止めただけ。

 これでバッチリ長時間高浮力キープ。
 しかも、
 ものすご~く絶妙なイイ感じで。

 晩秋の季節のライズ狙い。
 
 フラットな水面に浮かぶハネアリやヨコバイ、
 はたまたケバエなどにライズしているスレッスレのニジマスやアメマス。
 そんなシビアなマッチ・ザ・極小テレストリアルな釣りの場面では、
 ワタシの今シーズンはこのフライとともに過ごしました。

 ヒグマのヘアーの奥深さをまざまざと身に沁みて痛感させてくれた春ヒグマのアンダーファーです。

 このフライと春ヒグマの物語についても、
 もう書きたいこと山積みなので、
 いずれドキュメンタリー・タッチであれもこれも綴らせてください。

 とりいそぎ、
 まずは現物を……、
191220 (11)

 春ヒグマ・ウイング用 売り切れです。

 ご注文の際は「春ヒグマ・ウイング用」と明記ください。

 春ヒグマの頭部中央付近に生えている、
 ガードヘアーの多い部分。
 もちろんアンダーファーもおもいっきり濃密です。

 硬くて弾力のあるガードヘアーごとウイングにつかえるので、
 小型サイズだけではなく大型サイズのドライフライにも非常に有効です。

 そしてコチラ、
 ガードヘアーがほとんど生えていない春クマのスキン。
191220 (12)

 春ヒグマ・小型ウイング&ダビング用 売り切れです。

 ご注文の際は「春ヒグマ・ダビング用」と明記ください。

 春ヒグマの肩周辺に密集している、
 ほぼアンダーファーのみの部分。

 フックサイズ12番以下の小型サイズ用のウイング材として、
 もしくはダビング材として最適です。
 また、
 小型ビートルのシェルバックや、
 ハイフロートで浮かせたい小型マシュマロ・スタイルのエクステンション材としても旨味たっぷりおススメ。

 さあまだまだつづきます。

 つぎは金毛部門いきます。
191220 (13)13

 今回の金毛ヒグマの特選クオリティ個体まるごと一頭。
 冬眠直前の毛が完全に生えそろった状態の秋の若クマです。

 こうして見ると、
 頭部先端から腰のあたりまで金毛が生えていて、
 いかにもものすごそう。

 なんだけど、
 じっさいに切り分けてみると、
191220 (14)14

 タイイングにつかえそうな部分のみ切り出してみれば、
 面積が半分以下になってしまいました。

 ここからさらに販売用に厳選していくと、
 あんなに巨大だったヒグマの毛皮が、
 ウサギくらいの大きさにちっちゃくなっちゃってトホホ。

 とにかくヒグマのばあい、
 どのような個体であれ、
 毛先の切れや欠損がすくなく、
 かつ金毛の発色も良好で、
 タイイングに向いている部分は、
 ほんとにごく少量しか採れません。

 なので、
 ここからはタイプ別に一点モノとしてそれぞれ画像を載せていきますので、
 お好みのものを選んでください。

 ご注文の際は各番号にてお知らせください。

191220 (15)

 ①特選ドライフライ・クオリティAAA 売り切れです。

 ちょうど眉間の部分。
 ほぼ毛先欠損なし奇跡のハイクオリティ。
 サイズ8番から12番前後のウルフのウイングやカディスのダウンウイングにつかえる金毛。

191220 (16)

 ②特選ドライフライ・クオリティⅡAAA 売り切れです。

 眉間から額の部分。
 ミラクル品質。
 サイズ4番から8番前後にうってつけ。

191220 (17)

 ③特選ドライフライ・クオリティⅢ AA 売り切れです。

 頬の部分。
 サイズ8番から10番前後向け。

191220 (18)

 ④特選ドライフライ・クオリティⅣ 売り切れです。

 ③とほぼ同様。
 ただしサイズ6番から8番前後向け。

191220 (19)

 ⑤特選ドライフライ・クオリティⅤ 売り切れです。

 顔寄りの肩付近のスキン。
 サイズ2番から6番前後の巨大サイズにぴったり。

 そしてさらに、
191220 (20)

 ⑥特選ゴールデンティップ 売り切れです。

 根元が黒褐色のヘアーで中央部から先端にかけて鮮やかな金毛が見事に映えているタイプ。
 肩付近のスキンです。

 サイズ2番~8番前後のウルフなど大型ドライフライのウイングやテイル、
 またマドラーミノーのアンダーウイングなどに最適。
 また、
 ヘアーが細めで非常にソフト、
 そして黒褐色と金色のコントラストがすばらしく効いているので、
 中小型ストリーマーやヘアウイング・サーモンフライのウイングにもうってつけのヘアーになります。
 すっごいオシャレ。

 以下、
 ⑥から⑩までの5枚に関して、
 ヘアーの質感やファーの長さなどはまったく同質ですが、
 変化に富んでいる部分を均等に切り分けるために、
 スキンの形状が若干異なるので、
 それぞれの画像を載せておきます。
 価格もおなじです。

191220 (21)

 ⑦特選ゴールデン・ティップⅡ ¥2,500 売り切れです。

191220 (22)

 ⑧特選ゴールデン・ティップⅢ ¥2,500 売り切れです。
 
191220 (23)

 ⑨特選ゴールデン・ティップⅣ ¥2,500 売り切れです。

191220 (24)

 ⑩特選ゴールデン・ティップⅤ ¥2,500 売り切れです。


 で! 

 さらにまだまだつづきます。

191220 (25)

 ⑪黒ヒグマ秘蔵金毛ドライフライ・クオリティAA 売り切れです。

 最初のアンダーファー目的で入手した黒ヒグマの、
 ちょうど目のあいだにごく少量だけ、
 これも奇跡的にヘアーがとても良い状態で生えていた金毛。

 毛先切れが普通の成獣では、
 このクオリティのものは非常に珍しいです。

 先の金毛よりも濃い色調。
 金色がかった茶褐色にギラついていて、
 ものすごく渋いです。

 サイズ6番から10番前後向け。

191220 (26)

 ⑫黒ヒグマ秘蔵金毛ドライフライ・クオリティAA Ⅱ 売り切れです。

 ⑪とまったくおなじですが、
 スキンにすこしだけハゲている部分があります。

191220 (27)

 ⑬黒ヒグマ秘蔵金毛ドライフライ・クオリティAA Ⅲ 売り切れです。

 ⑪とおなじですが、
 スキンのハゲが多い部分をセットにしたので、
 ヘアーの量的にはすごくお得版。

 さらに!

 ぶっちゃけ個人的に断腸の思いで放出させていただきたいのがコチラ……、
191220 (28)

 ⑭春ヒグマの金毛ドライフライ・クオリティAA 売り切れです。

 春ヒグマの眉間にチョロッとだけ毛先欠損すくなく、
 ドライフライのウイング材としてバッチリつかえる金毛を発見して狂喜乱舞。

 サイズ8番から12番くらい向き。

 濃密なアンダーファーごと金毛をダウンウイングにしたりとかしたら……すごいんじゃないでしょうか。

191220 (29)

 ⑮春ヒグマの金毛ドライフライ・クオリティA Ⅱ 売り切れです。

 サイズ2番から8番前後向け。
 残念ながらやや毛先欠損ありますが、
 大型サイズのドライフライにつかうなら充分に見映え良く巻けるとおもいます。

 なによりも、
 このアンダーファーと金毛を組み合わせて、
 巨大ドライフライが巻けるのはたまらないかんじ。


 そして、
 あともうちょっと、
 ご案内させてください。

 ガンガンつかえる大判特盛りカットの金毛を2種類です。
 こちらは少量ですが、
 何枚か在庫あります。
191220 (30)

 ⑯秋ヒグマ胴体 金毛 売り切れです。

 サイズ2番~6番前後向け。
 大型ウルフのウイングにもつかえるけれど、
 やや毛先欠損が目立ちます。
 マドラーミノーや大型カディスなどのダウンウイングだと、
 これくらいの欠損なら個人的にはまったく問題なくつかえるクオリティです。

191220 (31)

 ⑰秋ヒグマ胴体 金毛 ¥1,500 売り切れです。
 
 用途は⑯とおなじです。

 一見するとすごくキレイな金毛なんだけど、
 手にとってよく見れば、
 金色の発色がじつに鮮やかなだけに、
 つくづく毛先の欠損が残念なスキン。

 ただ、
 ヘアー自体の質感はすばらしくソフトかつ素直で良好なので、
 ヒグマの毛をザックザク切ってガンガン巻きたい方や、
 練習用にバンバカつかうスキンとしてはおススメ。

 また、
 あるていどヴォリュームのあるストリーマーのウイングなんかには、
 悪くない素材だとおもいます。
 湯水のごとくつかえる大判お値打ち品になります。

 以上のラインナップです。

 bizen-m@olive.plala.or.jp まで、
 ご注文おまちしております。

 ご注文の際には、
 お名前と送り先を明記していただけますと、
 より迅速に対応させていただけます。

 それでは、
 どうぞよろしくお願いいたします。

 さいごにワタシの秘蔵っ子フライを一本。
191220(32)32.jpg

 黒ヒグマの黒毛アンダーファーをタッチダビングしたヘッドと⑯の金毛でアンダーウイングを巻いた、
 全身ヒグマづくしの私家版ファーヘッド・マドラーミノー毛虫ヴァージョンの2番。

 ジェル状フロータントをヘッドに擦りこんで浮かせると、
 もういかにも毛虫ちっくなキモかわいさで、
 水面膜にベチャーッとはりつきながら沈みそうで沈まないバランスで流れる、
 初夏の巨鱒キラーなドライフライ。
 

 
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.