BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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キウィ・スカルピン
 想像するに、
 ウエスタン・フライフイッシングの英雄ジャック・デニスは、
 相当に茶目っ気というか、
 遊び心を持った人物だったのではないか?。

 60年代の後半、
 ニュージーランド発祥のラビット・マツーカ(現ゾンカー)に出会った彼は、
 この名作にいたく感銘を受けた。

 おりしもマラブー・マドラーといった、
 マドラーミノーのヴァリエイションが、
 アメリカ西部で大いにもてはやされていた時代。

 ラビット・マツーカのヘッドに、
 マドラーの頭がくっつくのは時間の問題だった。
 
 そしてそれは、
 アトラクターなストリーマーとしても、
 スカルピンのイミテーションとしても、
 一発狙いな漢の釣りには欠かせないフライとして、
 定番中の定番になっているのはご存知の通り・・・。

 で、
 彼はこのニュージー&アメリカ混血フライを、
 かの地への親しみと敬愛の念を込めて「キウィ・マドラー」という名前をつけたのだった。

 オシャレやな~・・・。

 というわけで、
 私的カジカ仕様のキウィ・マドラー、
 ベタだけど「キウィ・スカルピン」ってことで・・・。
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 吸水しやすいの、
 テカってるの、
 ゴワゴワしてるの、
 などなどのダビング材をグシャグシャにブレンドして、
 それをフワフワボサボサにボディに巻いて、
 ラビットスキンをフックにぶっ刺して、
 ヘッドの付け根に巻き止めたキール・スタイル。

 水中に入れると、
 ボディとラビットのファーが渾然一体となって、
 混じりあうようにユラユラグネグネ・・・。
 これがなんとも艶めかしいっす。
20061220174644.jpg
 ディアヘアーのヘッドはもちろんマーブル柄でキメ。
 ナチュラルを基調に、
 オリーヴや茶色、赤茶、緑、黄色なんかを混ぜてフレアさせると、
 いかにもな模様と質感になる。
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 カジカらしさを演出し強調するキモとなるエラの部分は、
 例えば前回のスパドラーに使ったパートリッジや、
 フィットロック・スカルピンに使われるリングネック・フェザントのバックフェザーが一般的だけど、
 ここではホワイティング・ファーム発おもしろヘンサドル軍団のひとつ、
 「ブラーマ」のヘンサドルを使った。
 ダンダラ模様の柄がソレ風なだけでなく、
 幅広な羽根の形もぴったり。
 また、
 質感が非常にソフトなので、
 こうした突起物としてフライに巻いても邪魔にならないだけでなく、
 ハックルストークのゆるやかなカーブとあいまって、
 引っ張るとビロビロなびくところもなかなかいいと思う。

 というわけで、
 期せずして延々続けてしまった「ディアヘア祭り2006」ですが、
 そこはかとなく本日でいったん一段落・・・。
 読んでくれてありがと~。

 
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