BIZENアングラ・アングラーズ
フライフイッシングとフライタイイングに関する話題など
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いつもの「アレ」 Ⅱ
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 このニジマスは、
 おとついの釣り自慢と同じ川のサカナ。
 半月ほどのあいだに二回釣ってる。
 コンクリート護岸のバンク際の流れのヨレにいた。
 まったく同じ場所にいたのと、
 顔つきに特徴があるのですぐわかった。

 最初に釣ったときは、
 ヒゲナガの羽化の直前、
 まだ明るいうちに、
 大きなヒゲナガのフライに出た。
 なんの疑いもなく、
 一撃でガボンッと出た。

 二回目は、
 フタバコカゲロウにライズしていた。
 ものごっつ苦戦した。
 モミクチャに複雑な流れのスジに翻弄されながら、
 何回も投げては失敗して、
 フライが川岸をこすりそうなくらいのバンク際ギリギリを、
 ようやく絶妙な感じに流れたときに、
 なんだか疑心暗鬼丸出しなそぶりで出た。

 ネットに押し込んだサカナを見て、
 「おまえやったんかあ・・・」と口に出た。
 そのあまりのスレ度数急上昇ぶりに、
 感心するやら申し訳ないやら・・・。

 使ったフライはいつものアレ・・・。

 水底でなびくウィードによって起こる乱流、
 それによって複雑に乱れた流れのスジ、
 どのように投げても、
 一瞬でフライを不自然に引っ張るやな流れ。

 しかも、
 狭い川のピンスポット。
 狙う位置も超限定。
 あっちこっち動けない。
 サカナの後方からにじり寄って、
 至近距離から投げるしかない。
 
 マイク・ローソンばりのアップストリームで、
 ドラッグがかからないでフライが流れる、
 サカナの目の前ギリギリの距離。
 それでいてサカナがビビらない、
 自然な感じでフライがフイッシュウインドウに入っていく距離。
 そんなのを見越したうえで狙う。
 さらに、
 ライズのタイミングにも合わせる必要がある。

 そのうえ逆光が当たり前・・・、
 ものすごくフライが見にくい。
 
 そんなときにそんな神ワザ・・・・・どないせえゆうねんホンマ・・・・。
 正直言って、
 ぼくの技術では、
 もう何十回投げたかわからんくらい投げて、
 ようやく思ったところに、
 思い描いたようにフライが入ればいいとこだ。

 なので、
 すこしでも投げやすく、
 すこしでも水の絡みが良く、
 すこしでも水面での安定度が高く、
 すこしでもコントロールしやすくて、
 ものすご見やすいフライを使いたい。
 
 もしぼくが神業の持ち主で、
 マサイ族なみの視力なら、
 もっと繊細でスパースに巻いた、
 リアルなフライを使いたいところ。

 でも残念ながらぜんぜんそうではないので、
 この状況でそんな繊細なフライだと、
 大抵まったく釣りにならない。

 ので、
 フライ・パターンがどうとかこうとかよりも、
 まずはサカナの目の前に、
 釣りになる状態でフライを送り込めて、
 かつ自然に流せることが最優先メチャ優先。

 なので、
 とにかくフライの機能性を最重視・・・。

 というわけで、
 こんな感じの釣りでは、
 「またいつものアレかあ・・・」と思いつつ、
 やっぱコレ使ってまうねんな~。
 
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 とはいえ、
 これだけ日常的に使っていると、
 ボディの作りだのハックルの長さや色合いだの、
 年々日々刻々と少しづつ変化していくわけだ。
 これがまた楽しい。

 と、
 そのへんのアレコレはまたこんど・・・。
  
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